
今朝、地元新聞を広げると「魚類市場で日本初記録種」という見出しでテングハギ属の魚の写真が掲載されている。鹿大の学生が鹿児島市中央卸売市場で見つけ購入したらしい。市場に並ぶテングハギ属の中に混ざっていたそうでシノビ(忍び)テングハギという標準和名になったようである。普通、中央魚類市場は地方市場に揚がった魚の中から値段が高そうな魚が集まってくる場所であるが、その中央市場に売れるかわからないようなこの魚が送られてきた事自体稀であり、さらにそこに居合わせた学生はとてもラッキーである。ラッキーとは言うものの、これは学生達が日々市場に通っている大変に大きな成果である。これからも地道に市場通いを続けてもらいたい。