今日は定置網漁でここでは珍しいニジョウサバが入網。うちの定置網では久し振りの入網である。ニジョウサバは16年前に初めて定置網で獲れ、ブログでも紹介している(ブログ2007 8.27)。それからはポツポツと市場にも揚がり、翌年には若魚も獲れている(ブログ2008 10.18)。その後は徐々に増えて来るものと思っていたがパタッと姿を消し、5年間で1度市場に揚がるかどうかであった。ニジョウサバの側線は第一背鰭下方付近から分枝して背面方向と腹部方向へと分かれ、尾柄部付近でまた結合する。それがニジョウサバの特徴であり和名の由来になっている。水揚げも終わり、陸で網修理をしているとお隣の定置網にも入網したらしく、種名の問い合わせで携帯にニジョウサバの写真が送られて来た。また今後もポツポツと揚がり、また姿を消すのだろうか。
ニジョウサバ
側線が腹部の方へも分枝している