今日は土曜日で夜間採集の日。大潮で干潮時間が丁度夜中であり、夜間採集には絶好のタイミング。という事で今月いつもの港でオキフエダイの幼魚を初採集(ブログ2023 9.16)してからこのタイミングを狙っていた。こちらでは見つかって当たり前だけどまだ見つけていないバラフエダイ、ナミフエダイを探す為、以前にイッテンフエダイの幼魚などを採集したことのある外海の港へ遠征する。港に着くといい感じで潮が引いている。早速採集に取り掛かる。魚を探すと直ぐにいつもの様にチチブモドキの姿を見つけるが標本用にはある程度採集しているのでスルー。目的のフエダイ属の幼魚がいないか散策。すると転石に寄り添いながら休んでいるフエダイ属の幼魚を発見。気付かれない様にそっとタモ網で掬う。魚を見るとクロホシフエダイの幼魚である。辺りを見回すとあちこちに背の後方に黒斑のあるクロホシフエダイの幼魚が確認され、一応イッテンフエダイの幼魚の可能性もあるので採集するもクロホシフエダイの幼魚ばかりである。その後も黒斑のない個体も見つけるが普通のフエダイの幼魚であった。結局まだ未採集のフエダイ属の幼魚は見つからず終了。今回はそのほか昔採集したことがあるオニボラの幼魚(ブログ2007 8.18)も16年振りに採集することが出来た。更に吻の短いヨウジウオ科の魚を採集し、その場では同定出来ず今回採集した魚の中で唯一楽しみにしながら帰ったが、家に帰り写真を撮り調べると採集したことのあるアマクサヨウジであった。
行きや帰りの山道でいつも遭遇する野ウサギ
いつものチチブモドキはスルー
クロホシフエダイ幼魚
フエダイ幼魚
クロオビエビス幼魚
ウミスズメ
ウミガメにも遭遇
オニボラ幼魚
オニボラ幼魚
タネハゼ
アマクサヨウジ
*魚ボラでカンムリヨウジと同定されました。