お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

今年も波乱万丈な地元イベント

2024年05月03日 | 日記
 今日からゴールデンウィーク突入。市場も休みとなるが今年も今日は地元の大きなイベントがあり、鮮魚販売等の為定置網漁に出漁。今年も地魚鑑賞プールに泳がす魚を今日の定置網漁で獲らなければならない。昨年はアカシュモクザメをプールに泳がして子供達からも好評であった(ブログ2023 5.3)。今年もプール用とサメタッチ用に確保したいところであったがその姿が無い。だが、その代わりと言ったら何だけど小型のイタチザメが入網。流石にイタチザメはプールに泳がすと危険なのでサメタッチ用に確保する。その他ありとあらゆる魚を活かしたものの目玉となるような魚は無し。でも、前日までにお隣の定置網の方がサカタザメや様々な魚を確保していてくれていたのでそれと合わせて何とかなる。また、水槽にも先日定置網で確保したチゴダラ(ブログ2024 4.27)や夜間採集で確保したタカクラタツ(ブログ2024 4.27)などを展示。更に昨年水槽展示で人気だったハナガサクラゲも今日の入網は無く、どうしようかと思っていたが、たまたま大きなカミナリイカが獲れ、活かしてきたのでそれを展示し難を逃れる。そしてイベントがスタート。スタートと同時に思った通り鑑賞プールは多くの子供達で取り囲まれる。サメタッチのイタチザメも子供達は恐る恐る触り楽しんでいる感じ。でも、サメ好きの高校生などが来ないかなと思っていたのだが来ているのは小さなお子さんばかりでイタチザメ自体を知る人はほんの数人で少なくあまり驚いてはもらえなかった。今年も欲しい魚がおらず波乱はあったものの、何とか対処でき無事に大盛況でイベントを終えることが出来た。来年もまたハラハラのイベントとなるのだろうか。
今朝の定置網漁でお手頃サイズのイタチザメが入網

地魚鑑賞プール



サメタッチ


チゴダラとタカクラタツも展示

人気だったカミナリイカ
コメント
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