日曜日に台風10号の暴風域を喰らい、定置網は網を陸に揚げ、まだ操業できない状況であり、今週は魚とはまだ触れ合っていない。と言う事で今回の夜間採集は意地でも何か探す意気込みである。港に着くと幸い風も無く、水中はよく見える。魚を探すと岸壁に寄り添うハゼを発見。ドロメかクモハゼだろうと思って掬ってみるとハゼの仲間ではあるが魚種はわからない。その後も散策すると何かの稚魚を発見し採集。ヒメジ科の稚魚である。更に直ぐ近くでも採集しヒメジ科稚魚を2個体確保する。持ち帰り水槽に入れ撮影し、画像を拡大して見るがハゼの仲間もヒメジ科の稚魚も全て魚種確定までは辿り着かない。と言う事で同定はいつものように魚ボラ任せとし、標本用に冷凍保存する。
ハゼの仲間
ヒメジ科稚魚
このハゼですが、クロコハゼではないでしょうか。クロコハゼは汽水域の転石下などに生息するハゼですが、海域であっても真水が染み出していたりするとその周りにはいることがあります。台風後とのことですので、周辺海域から流されてきた可能性もあるかもしれません。
いつもブログを見て頂きありがとうございます。
また、コメントまでありがとうございます。
このハゼはクロコハゼですか。クロコハゼは近くの河口域でも見つかっていますのそうなのでしょうね。ありがとうございます。
この手のハゼは苦手で、昔なら頑張って調べたのですが、今では冷凍して学生任せばかりです。
これからもご指導ご指摘等よろしくお願い致します。