串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

晩秋の北海道旅(島武意海岸)

2008年11月04日 | 旅-北海道

島武意海岸へやって来ました。
です。

それに悪い事にツアーの観光バスと一緒になりました。

東洋系外国人のご一行様です。
日本人のツアーではここまで来るのは少ないのでは・・・?

このトンネルを抜けると海岸に出ます。
ちょっと足は短かめな高倉健ですぅ。

このトンネル、かつてニシン漁で賑わった時、
浜からあがったニシンを運び出すためのトンネルだったようです。

トンネルを抜けると海が広がります。

絶景ですねぇ。

この雨では、デジイチは怖くて持ち出せません。車でお留守番。
コンデジで撮った写真ですが、ルミどんじゃないけど
ホワイトバランスの設定を変更してなかったので、
写真は、みんな青く写っています。
この写真撮るのに、いくらかかってると思うの!
しっかりしなさい。>自分

海岸へ降りて行く遊歩道がありますが、雨と強い風で
降りて行く気にはなりません。

海岸に番屋でしょうか?建物が見えます。

かつては、あのあたりからニシンを運び上げたのですねぇ。

大好きな歌「石狩挽歌」が口をついて出ます。
(曲が流れます、音量、注意!)



 

 


晩秋の北海道旅(ふるひら温泉)

2008年11月04日 | 旅-北海道

積丹半島では3箇所の温泉をピックアップしていました。

そのうちの1軒、日本海ふるびら温泉「一望館」に到着。

元高等学校の校舎を利用した施設です。
いいですねぇ、有効利用。
豪華な施設を作り、満たす湯は、循環・・・。

そんな公共施設が多い中、こちらの「一望館」は、湯で勝負。

大小2つの湯船に満々と湯が張られています。

湯船の中を歩くと、底に溜まった湯ノ花が舞い上がり
濁り茶色に変わりますが、湯そのものは、
透明感のあるきれいな茶色です。

飲んでみると、塩辛いですが、えぐみなどは感じません。

同じ温度の湯が注がれますが、小さい湯船は高温になり、
大きな湯船は、適温になっています。当然ですね。

ふっと、塩素臭を感じました。

あれっ、北海道温泉のバイブルともいうべき
本多政史さん著の「源泉かけ流しの湯」では
源泉かけ流しになっているのに、あの臭いは
私の勘違いだったのだろうか?

どうやら、勘違いではなかったようです。

残念ですねぇ。
でも、あの大きな浴槽には、必要かもしれない。
湯口から遠いところでは、多いに湯がなまり気味。

2階には休憩室が2箇所あり、そのうちの1箇所は、安眠室。

2階に上がる階段には、世界一大きなマグロを釣り上げた
昭和52年当時の写真をはじめ、ニシン漁で多いに賑わった頃
の写真が飾られていました。

先を急ぐ身では、ゆっくり休憩もしてられません。
これで、入浴料金500円は、高いかなぁ・・・って
思うけど、それは、こっちの勝手で、休憩室を
利用して1日ゆっくり過ごせる人にとっては、
シャンプーもボディシャンプーも備えた、この施設は安いでしょう。

寒い土地柄、冷えた体も心も温めてくれるような
施設だなぁ・・・と、いう気持ちで一望館を後にしました。

雨が本降りになってきました。
目指すは、シララ温泉「旅館北都」。
少し前までは、民宿だったはずなのに旅館になっています。

まずは、腹ごしらえと、煮魚定食と焼き魚定食を注文。

前は海、おいしい魚が食べられると思っていたのに、冷凍庫の
中から取り出した魚とおぼしきモノを持って厨房に・・・。

出て来た煮魚も焼き魚もホッケ・・・でした。
北海道では一番ポピュラーな魚でしょうか。
ちょっとがっかりしましたが、このホッケがおいしいのです。

私は煮魚でしたが、リクエストを聞いてくれて甘い目に
炊いてもらいました。

そして、何よりおいしいと思ったのは、イクラ。
イクラは好きではありませんでしたが、
単においしいモノを食べていなかっただけだと思いました。

自家製のイクラの醤油漬けで、口の中でプチプチとはじけました。

手前に写ってるのは、白菜とニシンのお漬物。
麹で漬けてあるようです。

さて、温泉は・・・と、いうと、15:00~でまだ入れない。

食事よりも温泉目当てで来たのに残念ですが、
おいしい昼ごはんも食べられた事だし
又、来る事もあるでしょう。