串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

九州水の旅-4(仙酔峡のミヤマキリシマ)

2012年05月25日 | 旅-九州・沖縄

 薬が効いたのだろう、ダンナの体調も戻った様子。

伊豆へ行った時は、宿の夕食さえ食べられないほどひどかった。

菊池阿蘇スカイラインを走り、大観峰・阿蘇神社経由で仙酔峡を目指す。

久しぶりに見る阿蘇山。

中岳から噴煙が上がり、カルデラの中の水田は田植えの準備が整ったよう。

世界一のカルデラの中に列車が走り、多くの人の営みがある。

阿蘇山東に到着。

すでに駐車場に車はいっぱい停まっているが、係員の誘導で待たされる事なく駐車。

かつて、この阿蘇山東からロープウェイで火口東へ上がると、火口西までマウントカーと
いう乗り物が走っていたが、いつの間にかそれはなくなっている。

このマウントカーの存在を知っている人は、ほとんどいないだろう。
私も乗った事はない。

その上、阿蘇山東から火口東までのロープウェイさえ、老朽化のため3年ほど前から
運転が休止されている。

火口東からの眺めは歩いて登った人しか見れない。

 5万本ともいわれるミヤマキリシマは見頃だというが、上の方はまだ咲いてはいない。

いや、咲いてはいないように見えたが、そばに寄ってみるとすでに咲き終わって
花が散ったように思えた。

見頃は5月いっぱい続くという。

阿蘇のミヤマキリシマの美しさは江戸時代の書物の中にも出てくるらしい。

デジブックに写真をまとめました。

デジブック 『ミヤマキリシマ』

見終えて山を下りる頃には、駐車場へ入る車が渋滞していた。

宿のテレビでもローカル局からの放送で、朝も夕方もこの仙酔峡からの中継が見られた。

この日は平日にもかかわらず、この混雑ぶり。

翌日の土曜日は、もっと凄い人出だろう。