串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

九州水の旅-11(やまなみの食事)

2012年05月29日 | 宿-九州・沖縄

 夕食は食事処「囲炉裏」で、18:00~20:00の間に。

大きな囲炉裏で、向かい合って座るとさしつさされつ・・・と、いう訳にはいかないので、
1本づつ冷酒を頼み手酌で飲む。

このお酒が淡白過ぎておいしくない。

九州は焼酎だろう、日本酒の品揃えはよくなくて、冷酒となれば他に選択肢はなかった。

それと、私にとってこの宿で一番の難点は、この囲炉裏だった。

足がおろせない、正座しなくちゃいけないので、これは辛かった。

最初に文句ばかり書いたが、料理は実においしいものだった。

大きな皿に盛られた素朴な味の数々。

手前のフライものは「おからコロッケ」。

これが特においしくて、もっと食べたかった。

食前酒はいちご酒

野菜中心の料理が並び、宿でこれだけ野菜が食べれたのは嬉しいかった。

熊本の定番さくら肉の刺身だが、私は苦手なので相方に譲る。

囲炉裏で肉を焼き、イワナの塩焼きも・・・。

 

これ、何だったかなぁ?おいしい蒸し物だった。

お品書きのようなものはないし、料理の説明もない。

聞けば簡単に教えてもらえるので、それで良いのだが。

ズラリ、お漬物類が並び、勝手に好きなだけ・・・。

 

おいしいお米のご飯にだご汁。

満腹でもう食べられない、部屋に持って帰り夜食とした。 

おはぎ、おいしい。

 朝食は広間で8:00~9:00の間に。

こちらも正座しなくちゃいけない。

おいしい牛乳も並ぶ。

宿の朝食には湯豆腐が定番だが、こちらはおいしい出汁につみれ入り。 

このお漬物だけでお茶碗3杯は食べれる。

鮭、生卵、海苔、要らないなぁ。

ちょっとアップで

この札を数えてみたら45枚。

45種類のお漬物類があるんだ。 

天井は竹

 

 食後、ロビーにコーヒーが用意されていた。

「奥阿蘇の宿 やまなみ」さん、本当に良い宿でした。

又、来たい、連泊してもいい、お気に入りの宿になりました。 


九州水の旅-10(家族風呂)

2012年05月29日 | 宿-九州・沖縄

やまなみさんの家族風呂。

まず、一番気に入った「田舎の湯」。

大浴場の奥にあり、うっかり見逃してしまいそう。

こちらは7:00~22:00しか入れないが、結局、この風呂に何度も入った。

湯船へは3段ほど石段を上がる。

6人ぐらいは充分入れる広さの大きな湯船。

注がれる湯はちょっと熱い目で上品な硫黄臭がかすかに。

ここの湯が一番新鮮なように感じた。

 

つばきは桶風呂。

浸かると湯が豪快に流れ出るが、石造りの浴槽に比べると、
湯が冷めやすいのだろうか、湯はちょっとなまり気味のように感じた。

「空」の札を裏返し「使用中」にして、中から施錠。

空いていれば誰でも何度でも使用できる家族風呂。

フロントで予約したり、別料金をとられるような事はない。

 

渋い石造りの浴槽。

どの家族風呂にもカラン・シャワーがあり、体を洗ったり洗髪できる。

 

 

 

湯船の底には大きい石が敷き詰められ、歩行浴とまではいかないが、足の裏を刺激する。

泊まった日は平日にもかかわらず結構部屋がうまっていた。

しかし、これだけ風呂があれば大浴場で顔を合わす事が少ない。

お風呂は、趣向の違う浴室、湯の良さで大満足。

湧出量は53L/Mとそう多くはない。

中規模程度の宿で、掛け流しで利用するには60L/M必要らしいから、
おそらくぎりぎりの量ではないだろうか。