串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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九州初詣旅-若宮井路

2013年01月26日 | 旅-九州・沖縄

ちょっとバタバタしてアップもままならない毎日です。

又、途中でほったらかしにしそうなので、簡単に写真を並べます。

黄牛の滝を見た後、竹田を通り越し、国道57号線沿いの水路橋を見に。

 竹田市狭田地区に2つの石造水路橋が架かっています。

こちらは鏡石拱(せっきょう)橋。

石拱橋とは石造のアーチ型の橋をさすらしい。

道路と川をまたいで架かっているが、アーチの幅は川側は広く、道路側は狭い。

アーチ中心の要石部分に明治42年4月竣工とありました。

100年以上経っているのですね。

 石が取れていたりしてかなり痛んでいるような感じを受けましたが、崩れたりしないのだろうか?

こちらは笹無田石拱橋(せっきょうきょう)。

先の鏡石拱橋と共に、稲葉川から取水した水を朝地地区に送る延長20キロにも及ぶ若宮井路の一部。

高さが60mもある笹無田川の谷に架かり、若宮井路の中では最大の難所だったという。

ほんとに随分高い所に架かっている。

 豊肥本線と平行しています。

 国道59号線の笹無田トンネルを出た所に車を停め、豊肥本線の線路脇から眺めると
直交しているように見えたのだが・・・。

 橋の奥の方で線路をまたいでいるのだろう。

国の登録有形文化財に指定されている。

大正5年に石橋が完成したが、わずか5日で崩壊したという。

どうして崩壊したのだろうか?

労力と大金をかけて造っただろうに・・・。

その時は大騒ぎだっただろう。責任者は・・・?

当時の様子を知りたいものだ。

そして、翌年の大正6年に現在の橋が完成し、今も現役で水を通している。

 こちらに建設時の珍しい写真があります。

ここに列車が来てくれれば、絵になるのだが・・・と、思いつつその場を離れ車に戻った時、列車が通過。

後10分、いや5分その場に居れば列車とツーショットの写真が撮れた。

連れの「もう、ええやろ、行くで・・・。」が、なんとも恨めしい。

 

水は変わりなく流れ、畑を潤す。