大阪から1200キロ先の青森まで、一晩走って直行した時もあったが、さすがに最近、それはしんどくて。
北陸道~磐越道~東北道の経路の途中、東山温泉「新滝」に宿泊。
向瀧を横目で見ながら寂れた温泉街を奥へ。
大きな看板がお出迎え。
渡れば新滝旅館と宿専用の橋。
館内に飾ってある大正時代の写真には、この橋の左側にずらり人力車が並んでいた。
宿の前でスタッフが出迎え、車のキーを預けてチェックイン。
この後、車は違う所にある駐車場に移動されていた。
宿に着く前に荷物の整理をしておかなければいけないし、何か忘れ物があっても簡単には車へ取りに行けないので要注意。
建物の中間に位置している広々したロビー。
フロント奥にエレベーターがあり、私達は5階の客室へ。
竹久夢二が逗留し、作品を残したという老舗宿の新滝旅館だが、数年前に経営が変わっている。
ギャラリーには竹久夢二の絵がかかる。
ライブラリーコーナーがあり、ここでコーヒー、紅茶・・・無料のフリードリンクがいただける。
館内は部屋以外は禁煙なので、立派な喫煙室が設けられていた。
女性用色浴衣は500円の有料。
部屋には一人2着の浴衣が用意されているし、有料だから色浴衣はいいや。
お部屋お任せのリーズナブルプランなので部屋は選べないが、14畳もあるような広い部屋があてがわれた。
しかも嬉しい事にエレベーターに近くて歩く距離が短くていい。
スリッパで広い館内を歩くのは足に良くない・・・と、思っている私。
クーラーも効くし空気清浄器も備わっていて、部屋には満足。
広縁も広くて、もっぱらここに座っていた。
広縁の端にお茶セットと空の冷蔵庫。
電気ポットと冷水が用意されていた。
最近、宿で備え付けのお茶を飲まなくなった。
茶葉がまずいというのもあるかもしれないが、夏の暑い時には冷たい麦茶でも冷蔵庫に入っていれば嬉しいのだが。
まぁ、年齢層によっては夏でも熱いお茶・・・と、いう人もいるので、冷水で我慢しよう。
トイレはウォシュレット。
洗面所の奥にはバス。
広い洗面台は使いやすくていい。
フェイスタオルは、「千年の湯」以外風呂場に用意されていた。
多少ごわついているが・・・。
部屋の窓からの眺めはいただけない。
きっと宿側も困っておられる事だろう。
空家の解体が進まなくて周辺が困っているのは民家だけの話ではないんだ。