青森からの復路は日本海沿いに南下。
今回の水汲み予定地は鳥海山の恵みを遊佐町で頂く事に。
鳥海山の大きな山容を背景に田んぼが広がる。
車が停められ、汲みやすい所は・・・?
遊佐町のサイトで調べ農林漁業体験施設「さんゆう」へと。
広い駐車場に蛇口も多く汲みやすい。
無料だが寸志投入。
鳥海山の何合目かにあたるのだろうか?結構山道を走ったような気がする。
汲みに来られた地元の人が言うには、お米を炊く時だけでなく、研ぐ時からこの水を使わないと・・・と。
それはよく理解できるが、しょっちゅう汲みに来れる訳じゃない私には無理な話だ。
有難く水をいただき、近くにある「胴腹の滝」へ。
整備された駐車場は乗用車5~6台が停められ、バスの区画もあった。
熊出没注意の看板が立っていたが、新しいものではないので一安心。
案内板に従ってうっそうとした木立の中へと進む。
なんと幽玄な・・・。ちょっと怖くなる。
苔むした木立の中に不動明王を祭る社があり、それも不気味さを醸し出しているような気がした。
鳥海山の伏流水が岩の間から流れ出るので「胴腹の滝」と名付けられたらしい。
名水中の名水という事らしく、水汲み場もあり、この時は無人だったが汲みに来る人も多いという。
あの駐車場から5分程歩かなければいけないので、量多く汲むには不向きだ。
秋の紅葉の頃は美しいだろう。
胴腹の滝から下りて来た所が ↑ 。
胴腹の滝は地図に載っていない。
紅葉がきれいらしい高瀬峡や、一の滝、二の滝と滝めぐりをしよう・・・と、密かに秋の計画を練る。
鳥海山の湧き水を集めて惜しげもなく流れ去る。
岩野集落の民家に花が咲き誇っていた。
いい所だなぁ。