串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

遊佐にて

2014年08月24日 | 旅-東北

 青森からの復路は日本海沿いに南下。

今回の水汲み予定地は鳥海山の恵みを遊佐町で頂く事に。

鳥海山の大きな山容を背景に田んぼが広がる。

車が停められ、汲みやすい所は・・・?

遊佐町のサイトで調べ農林漁業体験施設「さんゆう」へと。

広い駐車場に蛇口も多く汲みやすい。

無料だが寸志投入。

鳥海山の何合目かにあたるのだろうか?結構山道を走ったような気がする。

汲みに来られた地元の人が言うには、お米を炊く時だけでなく、研ぐ時からこの水を使わないと・・・と。

それはよく理解できるが、しょっちゅう汲みに来れる訳じゃない私には無理な話だ。

有難く水をいただき、近くにある「胴腹の滝」へ。 

整備された駐車場は乗用車5~6台が停められ、バスの区画もあった。

熊出没注意の看板が立っていたが、新しいものではないので一安心。

案内板に従ってうっそうとした木立の中へと進む。

 

 

なんと幽玄な・・・。ちょっと怖くなる。 

 苔むした木立の中に不動明王を祭る社があり、それも不気味さを醸し出しているような気がした。

鳥海山の伏流水が岩の間から流れ出るので「胴腹の滝」と名付けられたらしい。

名水中の名水という事らしく、水汲み場もあり、この時は無人だったが汲みに来る人も多いという。

あの駐車場から5分程歩かなければいけないので、量多く汲むには不向きだ。 

秋の紅葉の頃は美しいだろう。 

 胴腹の滝から下りて来た所が ↑ 。

胴腹の滝は地図に載っていない。

紅葉がきれいらしい高瀬峡や、一の滝、二の滝と滝めぐりをしよう・・・と、密かに秋の計画を練る。 

鳥海山の湧き水を集めて惜しげもなく流れ去る。

岩野集落の民家に花が咲き誇っていた。

いい所だなぁ。