アブラ臭がする事でマニアに有名な豊富温泉。
どんなんかなぁ・・・?と、わくわくしながら風呂へ向かう。
風呂は一晩中入れるが、広い建物の端にある大浴場。
浴室も大きいので夜中や早朝には気持ち悪くて行けない。
う~ん、ちょっと趣がない風呂だわ。
丸い建物を半分づつ男女で分けている。
ほとんど同じ造りで、男女の入れ替えはない。
温泉浴槽は一番奥にあった。
手前浴槽内からボコボコ空気が送られ、源泉は上部の溝から流れ去って行く。
しっかりとアブラ臭を嗅いだ・・・かな。
案外おとなしい湯だった。
もっと強烈に臭い、熱い湯かな?と、思っていたが、入りやすい温度で
気持ち良く入ってられた。
適温・・・それもそのハズ、源泉温度は18度しかなくて加温している。
加温した湯の掛け流しは好ましい。
石油を掘ったが、石油は出ず温泉が出たという豊富温泉。
源泉と一緒に油分が出て、湯の表面に油膜が・・・。
浴槽内から出る空気で油膜は溝へ追いやられている様子。
浴室が広いので、体を洗うのに冬は寒いのではないかと思った。
売店で売られている洗顔料とヘアートリートメントが置かれている。
源泉名:R-1A号井 R-4号井 R-10号井 R-11号井 の混合泉
温度:18度 PH=8.0
Na=4116 Cl=4536 HCO3=3121
成分総計:12370mg/Kg の 含ヨウ素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉