串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

北海道-17(礼文島桃岩展望コース)

2017年07月20日 | 旅-北海道

かもめ荘から桃岩登山口レンジャーハウスまで送ってもらった。

これは実に有難かった。

2017.06.13 今日は礼文島で一番人気がある桃岩展望台コースを歩く。

フェリーターミナルから歩き始めると、上りの舗装路を
かなり歩かなければいけない。

路線バス桃岩登山口まで乗っても、停留所からは結構な上りがある。

レンジャーハウスは車の乗り入れが出来る最終地点。

 レンジャーハウスには駐車場があり、ここに車を停めて
桃岩周辺を散策するというお手軽コースもある。

 これが桃岩

手前の遊歩道を上るんだ。

しかし桃岩への道ではない。

桃岩に立ち入られるんだろうか?

この日は午前中は晴れたが、午後には曇ってきた。

昨日の岬めぐり といい、ほんとに天気に恵まれた。

 ミヤマキンポウゲ

 イブキトラノオ

 

右手桃岩。

下に駐車場が見える。

 猫岩が見える。

駐車場は、猫台、桃台展望台かな?

ここからは桃岩の又違う姿が見えるでしょう。

料金が高いし、島の東半分しか車道はないので、レンタカーは
全く考えていなかったが、半日ぐらいレンタカーを借りて
車で行ける所まで行って見るのもいいかな・・・と、思った。

 ず~っと利尻山と道連れ。

振り返って桃岩を見ると。 

昨日ほど寒くはないが、海からの風は強い。

濃霧も発生しやすいこの尾根歩き、天気の悪い日は大変だろうと思った。

宿で一緒だった人は、私達が礼文島へ着いた日にここを歩いたが、雨の中
強い風で飛ばされそうだったと言われた。

で、しょうねぇ。

晴天が何よりの御馳走だわ。

レブンハナシノブ 

遊歩道はしっかりしたものだった。

しかし、すれ違うには狭い。

 今はまばらな草原、もう少し後になれば花いっぱいになるんだろうか?

 元地港を下に望む。

 

うわぁ~、気持ちいぃ~。 

 白いハクサンチドリ

 

白い花はエゾノハクサンイチゲ 

 

レブンアツモリソウを一つ見かけたが終わりかけで茶色く変色していた。 

こういう看板がある所は要注意。

レブンアツモリソウはこの奥にひっそりと咲いていた。

かつてはこの桃色展望コースでもレブンアツモリソウはよく見られたが、
盗掘により数は激減したという話。

持ち帰っても育ちにくいと思うのだが・・・。

右手一帯はキンバイの谷

レブンキンバイソウが群生するらしいが、時期的に少し早かった。

遊歩道の下に黒百合が群生していた。 

 もう終わりかけかな?

 

 

元地灯台 

 

 チシマフウロ

ミヤマオダマキの群生。 

知床を目指して下る。

 私達は下っているが、なだらかだが元地灯台まではず~っと上りが続く。

当初、こちら知床から歩き始めようと思っていたが、これだけ上りが続くとキツイかも。

やはりレンジャーハウスまで送ってもらうのが一番。

知床のバス停に着いたが、バスの時間までには1時間半もある。

バス停周辺には何もない、民家があるだけ。

待ってられない・・・と、香深に向けて足を引きずりながら歩き始める。

ここまで約5キロ歩いたが、香深までは約4キロ。

はぁ、昨日に続いて今日も9キロ歩く。

足、痛い、辛い。

これならもっとゆっくりして、バスの時間に合わせるべきだった。

1日に数本しかない路線バス、その時間も調べていたのに・・・。

海沿いの舗装路、ずっと見える利尻山に励まされどうにかたどり着く。

フェリーターミナルに近づいた時、知床に向けて走る路線バスとすれ違う。

このバスに乗って香深へ戻る予定だった

フェリーターミナルの近くで昼食を食べ、うすゆきの湯へ行って
疲れを癒し、かもめ荘に戻った。

今回の旅の一番の目的礼文島

天気に恵まれ、泊まった宿も満足。

しかし余計な歩きは辛く、この後1週間程、ヒザが痛かった。

これを教訓にして、今度は違う花を見れる時期に来よう。

花の名前、間違っているかもしれません。