串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

晩秋の北海道旅(温泉998)

2008年11月06日 | 旅-北海道

 積丹半島で入りたかった3つの温泉施設のうち最後の温泉
「リフレッシュプラザ温泉998」へやって来ました。

前を通る道が道々998号線なので「温泉998」。
覚えやすくっていいですね。

建物はやや古びた公民館といった感じです。

湯が素晴らしい!

内湯は、人が入浴中だったので、誰も居ない露天風呂へ。
おぉ、さぶいぃ。

本来、内湯でぬくもってから露天へ・・・ですが、
誰も居なければ、思いっきり写真が撮れる
このチャンスを逃す訳にはいきません。

いい湯のお約束塩ビのパイプから湯が流れ込みます。

ここの湯は濃くて、配管もしょっちゅう変えなければ
いけないので、こんな簡単なパイプが扱いやすいのでしょうか?

湯船の縁には、カルシウム成分による白い抽出物が
へばりついています。

飲んでみると、凄く塩辛くて、その上えぐ味もあり
まるで海水を飲んだかのようです。

源泉は2本あるようで、60.6度の源泉(成分総計48,130mg/Kg)
ともう1本をブレンドして、41.9度の源泉にスケール除去薬を
注入して湯船に注いでいるようです。

スケール除去薬混入・・・?
うん、飲んでしまったぞぉ。

ブレンドされても成分総計は、33,850mg/Kgという 
凄いナトリウム-カルシウム強塩泉。

内湯は、露天風呂よりややぬるめ。
う~ん、決して悪くはないけど、ややなまり気味の感じがします。
やはり、露天風呂のあの熱い湯が、いいです。

札幌に戻りますが、どのルートをとるか少し悩みました。
レンタカー返却は20:00。
それまでに札幌駅に着かないと。

小樽でもう1箇所寄りたい所があるので、
ショートカットのような道、道々998号線を行く事に。

スノーシューが続く山道を走り、当丸峠を越えて国道229へ。
残念ながら当丸峠からの眺めはたいした事はありません。 

再び、ろうそく岩が見えてきました。
そろそろ、陽もくれかかりました。


晩秋の北海道旅(神威岬)

2008年11月05日 | 旅-北海道

神威岬にやって来ました。

広い駐車場が無料です。
後で紹介しますが、遊歩道もきちんと整備され、
きれいな景色を堪能出来ます。
こういう所こそ、協力金の名目で駐車場料金を
徴収してもよいのにと、思いますが・・・。

なんと、立ち入り禁止!
知らなかった、リサーチ不足ですねぇ。

駐車場を後に、神威岬の方へ遊歩道を上って行きます。

かなり高いですが、なだらかで舗装された遊歩道
ですから、歩くのにはなんら問題ありません。


女人禁制の門に着きましたが、ここから先は立ち入り禁止。

神威岬への遊歩道は、工事中でした。

岩に張り付くようにめぐらされた遊歩道は、
「チャレンカの道」と、名付けられている。

岬の先端にある「岬展望広場」まで行けるようですが、
強風が吹いたりしたら怖いだろうなぁ。

工事中で歩けないのが、残念ではなく
ほっとしたのかもしれません。

青々とした草原の中を遊歩道が延びている写真を
どこかのサイトで見て、その情景を抱いて
やって来たのですが、茶色一色です。

きっと、夏の神威岬だったのでしょう。
季節は進み、草紅葉に変わっていました。

 遠くの、神威灯台とカムイ岩を眺めて帰る事にします。

シャコタンブルーには程遠い海の色。

「水無の立岩」です。

よく整備された遊歩道でした。

いつの日か青空の下、青々したチャレンカの道を歩き
神威岬の先端まで行って、シャコタンブルーの海を眺めよう。


晩秋の北海道旅(島武意海岸)

2008年11月04日 | 旅-北海道

島武意海岸へやって来ました。
です。

それに悪い事にツアーの観光バスと一緒になりました。

東洋系外国人のご一行様です。
日本人のツアーではここまで来るのは少ないのでは・・・?

このトンネルを抜けると海岸に出ます。
ちょっと足は短かめな高倉健ですぅ。

このトンネル、かつてニシン漁で賑わった時、
浜からあがったニシンを運び出すためのトンネルだったようです。

トンネルを抜けると海が広がります。

絶景ですねぇ。

この雨では、デジイチは怖くて持ち出せません。車でお留守番。
コンデジで撮った写真ですが、ルミどんじゃないけど
ホワイトバランスの設定を変更してなかったので、
写真は、みんな青く写っています。
この写真撮るのに、いくらかかってると思うの!
しっかりしなさい。>自分

海岸へ降りて行く遊歩道がありますが、雨と強い風で
降りて行く気にはなりません。

海岸に番屋でしょうか?建物が見えます。

かつては、あのあたりからニシンを運び上げたのですねぇ。

大好きな歌「石狩挽歌」が口をついて出ます。
(曲が流れます、音量、注意!)



 

 


晩秋の北海道旅(ふるひら温泉)

2008年11月04日 | 旅-北海道

積丹半島では3箇所の温泉をピックアップしていました。

そのうちの1軒、日本海ふるびら温泉「一望館」に到着。

元高等学校の校舎を利用した施設です。
いいですねぇ、有効利用。
豪華な施設を作り、満たす湯は、循環・・・。

そんな公共施設が多い中、こちらの「一望館」は、湯で勝負。

大小2つの湯船に満々と湯が張られています。

湯船の中を歩くと、底に溜まった湯ノ花が舞い上がり
濁り茶色に変わりますが、湯そのものは、
透明感のあるきれいな茶色です。

飲んでみると、塩辛いですが、えぐみなどは感じません。

同じ温度の湯が注がれますが、小さい湯船は高温になり、
大きな湯船は、適温になっています。当然ですね。

ふっと、塩素臭を感じました。

あれっ、北海道温泉のバイブルともいうべき
本多政史さん著の「源泉かけ流しの湯」では
源泉かけ流しになっているのに、あの臭いは
私の勘違いだったのだろうか?

どうやら、勘違いではなかったようです。

残念ですねぇ。
でも、あの大きな浴槽には、必要かもしれない。
湯口から遠いところでは、多いに湯がなまり気味。

2階には休憩室が2箇所あり、そのうちの1箇所は、安眠室。

2階に上がる階段には、世界一大きなマグロを釣り上げた
昭和52年当時の写真をはじめ、ニシン漁で多いに賑わった頃
の写真が飾られていました。

先を急ぐ身では、ゆっくり休憩もしてられません。
これで、入浴料金500円は、高いかなぁ・・・って
思うけど、それは、こっちの勝手で、休憩室を
利用して1日ゆっくり過ごせる人にとっては、
シャンプーもボディシャンプーも備えた、この施設は安いでしょう。

寒い土地柄、冷えた体も心も温めてくれるような
施設だなぁ・・・と、いう気持ちで一望館を後にしました。

雨が本降りになってきました。
目指すは、シララ温泉「旅館北都」。
少し前までは、民宿だったはずなのに旅館になっています。

まずは、腹ごしらえと、煮魚定食と焼き魚定食を注文。

前は海、おいしい魚が食べられると思っていたのに、冷凍庫の
中から取り出した魚とおぼしきモノを持って厨房に・・・。

出て来た煮魚も焼き魚もホッケ・・・でした。
北海道では一番ポピュラーな魚でしょうか。
ちょっとがっかりしましたが、このホッケがおいしいのです。

私は煮魚でしたが、リクエストを聞いてくれて甘い目に
炊いてもらいました。

そして、何よりおいしいと思ったのは、イクラ。
イクラは好きではありませんでしたが、
単においしいモノを食べていなかっただけだと思いました。

自家製のイクラの醤油漬けで、口の中でプチプチとはじけました。

手前に写ってるのは、白菜とニシンのお漬物。
麹で漬けてあるようです。

さて、温泉は・・・と、いうと、15:00~でまだ入れない。

食事よりも温泉目当てで来たのに残念ですが、
おいしい昼ごはんも食べられた事だし
又、来る事もあるでしょう。

 


晩秋の北海道旅(積丹半島への道)

2008年11月02日 | 旅-北海道

札幌でレンタカーを借りて、今日は積丹半島へ。

札樽自動車道を走り、小樽近くのトンネル上に住宅が・・・。
緑の建物につられて思わずパチリ。

今回、小樽の町は素通りです。

降りたい・・・衝動にかられました。
まぁ、いいか、2月に小樽で2泊するんだ。

へら蟹の燻製を買った南保留太郎商店です。

写真に写っている男性がご主人で、港町の漁師さんというイメージを
勝手に抱いてましたが、なんか、大学教授風なので、驚きました。

奥さんも親切で優しそうです。

商品もきっちり並べられているのを見て、
こういう方が作っておられる商品は、間違いないと思いました。

へら蟹は、店頭でも、保冷材を入れた発砲スチロールの
中に入っていました。

店の外でも食べられますが、先を急ぐ身なので
保冷材入りのパッケージに詰めてもらいます。

他にも、イカ・タコ・甘エビの燻製などを土産に買いました。
身欠きニシンが欲しかったのですが、ありません。

お土産にしても燻製だから、軽くていいですね。

海が見えてきましたが、天気がよくありません。
晴れていれば、紅葉も映えるのに・・・。

積丹半島をめぐる道、国道229号線は、
もっと海岸線を縫うように走るのかと思っていましたが、
そんな道は、多くのトンネルにとって変わったようです。

ところどころに、閉鎖された旧道の入り口が見えました。
できる事なら、あの道を走れば、もっと積丹半島を
堪能出来ただろう・・・と、思いますが、
地元の人にとっては、波しぶきをかかる事なく
安全に、速く通行できるので便利になったでしょう。

24年前のトンネル崩落事故を起こした豊浜トンネルの
そばで車を停め、慰霊の気持ちを・・・と、思っていたのに、
あっという間に通り過ごしてしまいました。

どんよりした曇り空が続きます。
晴れていれば・・・。

今までは温泉主体の旅行で、天候はあまり問題視
しなかったのですが、デジイチを持つようになってからは
晴れ女でありたいのですが、最近は・・・。


札幌プリンスホテル

2008年11月01日 | 宿-北海道

朝、ホテル近くを歩いてみました。
大通り公園へ向かってるハズが方角違い。

ホテルの近くで見かけた豪邸の紅葉です。
お庭は、よく手入れされていました。

ホテルの朝食は、3箇所の会場で朝食が食べられますが、
追加料金不要のブッフェレストランでのバイキング。

6:30~ですが、7:00ぐらいになると
入場制限が出ているほど、出発の早い
ツアー客で賑わっています。

う~む、正直なところ、食材は、よくありません。
お米は、まずい。

牛乳も加工乳なのか、へんな味。
旭川で泊まった「ロワジール旭川」の瓶牛乳が恋しくなりました。

部屋へもテイクアウトできるというコーヒーも
淹れてから時間が経ったモノを温め直した感じで、いくら
コーヒー好きの私でも、テイクアウトしようとは思いません。

イカ刺があり、もっぱら、これでご飯を食べました。

そうそう、パンは案外おいしかったですよ。
特に、クロワッサンは、焼きたてのぱりぱり。

以上は、2日間の朝食をまとめました。

1日目の夕食は、札幌ジンギスカンでしたが、
2日目の夕食は、部屋でおにぎり。

その日の朝、余市の南保留太郎商店で「へら蟹の燻製」を、
ホテルで食べようと買っていたのです。

小さなメス蟹は、350円。こちらは、オス蟹で大人の
握りこぶしぐらいの大きさで500円です。

中には、少し、ほろ苦い蟹ミソ。
身も甘くておいしいです。

燻製のいい香りがしますが、別に燻製でなく
ゆがいても味にそう変わりはないような気がしました。

これで、ビールを呑み、後は「セブン&イレブン」
で買った筋子のおにぎり。
これに、はまってます。

ふ~、おいしかったです。
部屋中、カニと燻製の臭いが充満しています。