木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

前線の停滞で曇りと雨を繰り返しています。

夜明け前の散歩時は、雲の切れ間から星が見えているのに

雨が降り出す、不安定、不規則な天候、気温11度、

春ですね、少し目がかゆいです。

さて、昨日は作業前に山荘でカンナ台を調整して工房へ。

ステップAと名付けた脚部と上端の12個のほぞとほぞ穴を合わせていきます。

書くと簡単ですが、一方が入れば他方が浮くので、クランプで徐々に締めていきます。

45~60分ほどかかり、NHKラジオは「こども電話相談室」に変わっています。

当然と言えば、当然ですが、どこも寸法ミスなく納まるとうれしいものです。

ステップBとステップCの穴掘りに掛かります。

角ノミに切り屑が詰まり、発熱しないように切り屑をダスターで飛ばします。

前日も書きましたが、穴掘りは随分と上達して、ノミでの調整が大変楽になりました。

次は横切り盤を使ってのほぞ取りです。

この治具を使ってほぞ取りをしているのは、多分日本中で私だけではないでしょうか?

ほぞの胴付きも横切り盤を使って取っていきます。

ステップAに比べ、B.Cは単純なので、ほぞ取りは淡々と進みます。

組み立て前に仕上げのカンナを掛けるのですが、

??調子がいまいちです。

12時もだいぶ前に回ったので、昼ご飯を食べて、仕切り直します。

サッポロ一番の塩味のタンメンです。

気温がぐんぐん上がり、作業着の下の上下一体のツナギを脱いで工房へ。

もう一度、「庄右衛門」の台を整えて、

台直しカンナでさらに調整。

何とか合格点の削り屑が出ました。

でも、まだ縦に筋が入っているので、点数は70点!

まだ修行しなさい!

中カンナの面取りは問題ありません。

ノミでほぞの面取りをします。

こちらはサクサク切れます。

組んで、県道前に干しますが、暖かいのでボンドの乾きは問題ありません。

春が来たと感じるのは、この前の県道を通り、

仁科峠を目指すロードバイクが増えたことです。

私がロードバイクと書く時はすべて自転車のことです。

ステップBに傾斜をつけるための3寸角を使います。

何となく3寸を超えると大工仕事という感じがするので、

墨付けも墨差しと墨ツボに変わります。

そして、ほぞ穴もノミで掘ることになります。

妻に約束した「できたステップを軽トラに載せて磐田に帰るから。」

今週もできませんでした。

今週末の3連休に持ち越されました。

それでは今週も元気に行きましょう。

 

 



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おはようございます。

伊豆山中は風もなく、そして少し暖かめの朝です。

朝食は皿からあふれんばかりのサラダです。

というのも、

金曜日の夕方に土曜日の昼食・夕食用にたっぷりと用意したサラダですが、

はからずも、昨日は昼食抜きの連続作業となったので、今朝は2食分なのです。

昨日、午前11時前、ノミを箱から出して、

角のみ盤で掘り終えたほぞ穴をノミで仕上げます。

角のみ盤を使うのは4か月ぶりですが、掘り口がきれいになっています。

ほぞの試作をして、ほぞ穴と合わせて、確認します。

1時過ぎにすべてのほぞを作り終えたと思ったのですが、

2本がほぞの方向が90度違います。

ほぞの方向は変えられないので、ほぞ穴を埋め木して、

カンナで削って、ほぞ穴を掘り直します。

さらに私がA-3と符号をつけた貫き(ぬき)には、ほぞ穴の墨もしてありません。

角のみ盤で、掘り直して、ノミで仕上げ。

あれあれ、お昼ご飯の時間はとっくに過ぎて、4時になっていました。

クランプの数が足りないので、パーツごとにカンナをかけて

組んでいきます。

寸法の間違いは今のところないようです。

カンナの切れは満点とは言えませんが、

まあ、合格でしょう。

以前ならこれで大満足ですが、まだまだ行けます。

車いずと乗る人、押す人を支えるための8本の束です。

ボンドをつけ、クランプで圧着します。

外はすっかり暗くなっていますが、幸いにも冷え込みはないので、

今朝はしっかりくっついていることでしょう。

こちらは脚と束を受ける貫きです。

今日はこの二つを合わせて、一番上に1週間前に作ったパネルを乗せます。

さあ、予定通り順調に進むでしょうか。

今日も暖かい日になると予報は言っています。

皆様も近づく春を感じながら、よい日曜日をお過ごしください。



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おはようございます。

今朝も風はあるものの、気温8度の暖かい朝です。

どこかでお祝い事があるのでしょうか、JAのお餅工場に明かりが灯っていました。

さて、今日は訓練校の日ですが、休校なので直接伊豆に向かいます。

午前中には工房でほぞ穴の穴掘りをしているでしょう。

今回使うのは、上側の幅9.5㎜の角ノミです。

材幅が45㎜なので、一般的にほぞはその1/3なので15㎜がほぞ幅になります。

なので、画像下の15㎜を使うべきですが、先週付け替えの時に

その角ノミをコンクリの地面に落としてしまい、切れなくなり窮余の措置として

9.5㎜を選んだというのが真相です。

火曜日にフルタ機工さんに15㎜の角ノミを持ち込み「これ、まだ使えますか?」

「これまだ、錐のケガキの部分がしっかりしているので大丈夫です。」言って、

砥石でノミの先を研いでもらって「これで使えますよ。」

9.5㎜の新品は、今使っているものが潰れたらに備えてです。

水曜日にはこちらの「庄右衛門」を

研ぎました。

木曜日は私の手持ちのかんなでは一番高価な

「梅翁」を研ぎました。

これですべてのかんな7台を一番切れる状態にしたつもりです。

できれば、実際に削ってみたいのですが、

介護用スロープの製作に忙しくて、手は回らないでしょう。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

昨夜の雨は上がり、いつもと違う南からの強い風が時折吹いています。

気温はぐんと上がり11℃です。

特にいいことがあるわけではありませんが、

「春近し」という言葉には何となく心がときめきます。

さて、毎日作っているサラダの

朝食とお弁当には、ささみが入っています。

筋引き包丁で筋を取るのはなかなか手間ですが、これをやり

沸騰したお湯で1分茹で、火を止め4分余熱をいれるとしっとりとしたサラダ用ささみになります。

とった筋も肉の一部です、

これを細かく刻みます。

豆乳の搾りかすはいつもならからからに乾燥させ、Mayのサプリメントにしますが、

今回は10分レンジで加熱して、少しだけ水分を飛ばします。

これをごま油で軽く炒めます。

小さなサイコロ状に切ったこんにゃく、ニンジン、

同じサイズに角切りした昆布、シイタケ、ささみの筋をサラダオイルで炒めます。

油が回りある程度炒められたら、

おからを足して、水分をなるべく飛ばします。

シイタケ、かつお、昆布だしを加えます。

分量はひたひたです、足りなかったら水を加えてください。

煮立ったら、醬油とみりんを同割で入れます。

今回はそれぞれお玉2杯です。

味は好みで加減してください。

20分ほどで炊き上がります。

こんにゃくのプルンとした食感と筋のこりっとした食感に

出汁の味も効いていて、箸休め、お酒のあてにもいいです。

本来は捨てられるかもしれない、大豆かす、ささみの筋でこんなおいしい料理ができます。

SDG’sじゃないですか、おからもスーパーのお惣菜で買うとけっこうな値段です。

ぜひ、お試しください。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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おはようございます。

空いっぱいに白い雲が広がり、気温はぐっと春めいて9度です。

午後は雨、春一番が吹くかもしれないと天気予報では言っています。

そして、目がウルウルしてきました、花粉症が始まるかもしれません。

さて、週休日の昨日はなかなか忙しかったです。

私は朝5時半から廊下のこのクランクの片付け。

ここは私のワークスペースで2016年以来、デスクトップパソコンがありました。

そのラックの上には、パソコン小物、雑誌、自転車小物、保証書等々

思い切って断捨離をします。

9時過ぎにケアマネの2名、介護用品レンタル会社の1名が先着、

スロープのセッティングを

リクライニング式の車いすが

通られるかチェックします。

その内に、訪問看護師、通所の施設の方、現在入院中の病院の介護士など

が続々と加わり総勢8名、

我が家はMayを含めて3名、

この子も人々の間をしきりに行き来しています。

小柄な女性を乗せて、

妻が車いすを押します。

非力な妻には、ちょっとしんどそうです。

玄関までの輸送は介護施設の運転手さんにお願いすることになりそうです。

その後は、みんなで母の介護プランを検討します。

私はその話し合いには口を挟まなかったのですが、

介護施設が混みあっていて、こちらの希望通りの介護プランが通るかは未定です。

ただ、大工見習の私には介護室と廊下の段差を解消する工作を託されました。

私は私のできることで、介護に備えます。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

寒さは緩んで気温4度、風も雲もありません。

星の数が少なく見えるのは、少し夜明けが早まってきているからでしょうか?

さて、磐田での週の始まりはいつも通りです。

土曜日に訓練校で使った八分のみを研ぎ(ピンボケ)

裏はきれいに研げて(撮れて)ます。

日曜日に9.5㎜幅の角のみで掘った穴を

掃除するために三分のノミも研ぎます。

最近いちばん使われている6寸の牛刀は週に3回は研がれています。

スーパーにホワイト系の新玉ねぎが出てきたの、

スーパーベンリナーも中砥からしっかり研ぎます。

そして、今年初のオニオンスライス、

毎度おなじみの

にんじんしりしり。

余った端っこはこのように野菜出汁になっています。

週休日の今日はお弁当はないので、4食分とも皿にサラダが盛られてます。

今から廊下を片付けて、午前中に看護師、ケアマネを交えて(義)母の介護の相談をします。

それでは今日も元気に行きましょう。



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おはようございます。

今週は暖かくなるという天気予報ですが、

散歩の時は気温1度と冷え込んでいます。

ホントは2度寝したいのですが、これから仕事の準備をします。

あて、昨日は一日中、工房での作業でしたが、

午前中は山荘にスマホを忘れたので、写真はありません。

風もなくいい天気なので、

県道の脇に

3枚のヒノキパネルを置いて、日を当て、ボンドの乾燥を促します。

工房は主屋の改築資材もおかれていて、文字通り足の踏み場もありません。

唯一、横切り盤の定盤が墨付けのスペースになります。

スマホには写真撮影以外に重要な役割があります。

計算機能です。

図面から、胴付きの寸法や中心線(芯墨)を出します。

計算過程は図面に鉛筆書きするのですが、単純な引き算、割り算なのですが、

桁の繰り上げミスなどをします。

なので、計算機で必ず確かめをします。

昨日もそんな単純なミスが何回かありました。

ただ、この1年で切る前に何度も寸法確認をすることを教わり、身につけました。

最後に墨付けを置いたら、現物と図面で確認。

ほぞや、ほぞ穴の位置に間違いがないかを確かめ、

4時過ぎに、加工の最初の工程、穴掘りまで来ました。

5時の時報がなり、パネルを工房にしまい、掃除をして作業終了。

3連休前に妻に「帰りはできたものを積んで、軽トラで帰ってくるから。」

と言っていたのですが、やはり、完成まではまだまだでした。

いつも通りの甘い見通し、今週末は訓練校が休みなので、

組み立てて、塗装、磐田に持ち帰りまでやり遂げたいです。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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おはようございます。

伊豆山中はぼんやりとした晴れ模様で、風はありません。

6時に起きて、朝食の準備です。

準備、食事、片付けまでほぼ1時間かかりますが、1日のスタートして重要です。

さて、昨日は白川の梅田製材に注文していた、ヒノキの45㎜の角材、

厚さ12㎜のヒノキ板を取りに行きます。

帰り運転中にまさかの雨が降り出し、工房で荷下ろしする頃には本降りです。

今回は久しぶりの家具的な仕事です。

4月から始まる母の在宅看護、

それに備えて、

デイサービスの送迎に必要な

このスロープを繋ぐ台を作ります。

玄関ポーチの段差を

上るためのスロープも2台作ります。

先週引いておいた図面に基づいて木取りをします。

まずは3台の上端に乗る板を

パネルにします。

午前はここまでで、食材が全くないので、「あおき」まで買い出し。

お昼ご飯はサッポロ一番塩味にもやしとトマトの炒めを載せたものです。

午後は組み立てですが、これは「ビスケット」というダボではぎ合わせます。

ところが、この板が薄く、1m20㎝の正方形となるとけっこう大変です。

こちらは幅80㎝弱なので、もう少し簡単ですが、

結局作業の終了は夜6時半を回っていました。

夜は気温が零度近くまで下がりますが、うまくボンドが効いているか

これから工房に行って確認するまで心配です。

夕食は大好きなあおきのメバチマグロの切り落とし、ほうれん草のおひたし、

手羽元の塩味の煮込みです。

さあ、今日はパネルを支える脚部をほぞで組みます。

それでは、皆さまも連休最終日をお楽しみください。

 

 

 



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おはようございます。

伊豆山中は曇り空ですが、しっかりと冷え込んで、

LEAFにはびっしりと霜が降りています。

5時に目覚まし時計に起こされ、

2週間ぶりのコーヒー豆の焙煎、

いつもより焙煎時間が1分ほど伸びています。

今回はコロンビアと

タンザニアでいつもながら仕上がりだと思います。

その後は掃除をして朝食。

今回は野菜サラダは磐田から持参せずに、厨房で刻みました。

さて、昨日の訓練校は先週に続き、棚づくりの第2弾です。

野田会長が「じゃあ、今日は1年生だけで、この棚を新しいのにして。」

寸法を拾い出し、黒板に棚の枚数や内法(うちのり)を記入して、

1年生4人で作業分担をします。

今回は電動の丸ノコ、溝切カッター、インパクトドライバーなどを駆使します。

会長に言わせると「訓練校始まって以来、こんなに電動工具を使うのは」

訓練校は大工の仕事を覚える場なので、普段は手刻みが基本です。

しかし、現実にはDIYにしろ、建設現場にしろ、電動工具の使用を前提としています。

電動工具は速い、正確、ただし使い方を間違うと大けがになります。

チーム1年生も徐々に歯車がかみ合って、午後も順調に進み、

棚が出来上がりました。

1日で出来上がるとは自分でも思いませんでした。

私も含め、この1年間で少しは進歩したということでしょう。

速いことはやはり大工仕事においては大事なことです。

訓練校の校長も常々言っています。

さあ、今からその速さが試されます。

期限は今日、明日のみ、今からあらかじめ梅田製材に頼んで置いた

木材を取りに行って、仕上げます。

何を作るかはお楽しみに。

それでは連休の中日、皆様も良い日曜日をお過ごしください。



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おはようございます。

今朝は風もなく、雲もありませんが、空に見える星の数は少ないです。

突きが見えないと思ったら新月です、気温1度。

そういえば、ニュースで中国で春節が始まり、

中国人観光客が、コロナ前のように日本にやってくるか?

と言っていました。

さて、カンナを切れるようにして、薄削りができるようにするには

刃が研げるようなるだけでなく、刃がおさまる台も平らにしなければなりません。

そのために台直しカンナがあるのですが、

均一にならすために、面直し器という治具を使うと便利です。

訓練校にはそれを2台くらい置いてあります。

先月末の訓練校の昼食BBQは廃業する大工さんの工房の片づけもしました。

その時にガラスの割れた面直し器を譲り受けました。

まずは割れたガラスを丁寧に剝がします。

粘着テープが強力で往生しました。

その粘着テープ、御覧のように包丁でもなかなか剥がれないほどです。

代替のガラスは、今月末、我が家のサッシに内窓のペアガラスを

つける工事をするガラス店に

「余ったガラスで厚さ3~4㎜のがあったら、この台直し器の大きさに切ってください。」

と依頼しました。

翌日にはきれいに面まで取って、サイズに合わせて切ってきてくれました。

こういうていねいで速い仕事って、職人さんへの信頼が増します。

このガラスの上に専用のペーパーを貼ります。

そして、カンナ台をこの上でこすります。

ホントはカンナ台でけなく、刃を入れた状態でやります。

こうすると裏が真っ平になります。

ただし真っ平では実はかんなを引く時に抵抗が多くて具合が悪いのです。

さらに、数か所を削るのですが、それはまた別の機会に。

また、カンナ台を削るとカンナ刃がでる口「刃口(はくち)」が広がり、

逆目が起こりやすくなります。

なので、このカンナ台をご覧ください。

広がった刃口を狭める黒い木が埋木をしてあります。

そのやり方を私は知りません。

このカンナはヤフオクで落札したものなので。

そのやり方もおいおい訓練校で教わろうと思っています。

それでは今日も元気に行きましょう。

 



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