テレビ東京で放映された『田舎に泊まろう~福井編』を家族と共に、楽しんで見ていた。
この番組は、ときどき見ているが、今回はふるさと福井県が舞台になっていると、福井県「ブランド営業部」からの情報もあって、期待していた番組であった。
前半は、小島よしおの「田舎の物件」探しの旅で、秋田県五城目町が舞台であり、持ち前のひょうきんな語りで、
「オッパピー」を連発して 人里離れた集落を訪れたが、お泊り交渉はことごとく失敗しての難交渉だった。
後半は、あの『SMの女王様のにしおかすみこ』が、大好きな油揚げの美味しい町へ行きたいと福井県・南菅生町を訪ねる旅である。
「にしおかすみこ」さんは、「エンタの神様」でもあのボンテージ衣装姿で活躍していたが、最近はあの姿から転進したようで、あまり番組で姿が見られない。
東京マラソンでは、偶然 併走していたこともあり、素晴らしいアスリートしても大変関心があるタレントである。
また、福井県が「油揚げ消費量が全国一」だとは、知らなかった・・・・・・
確かに、福井在住時代から、油揚げご飯などはよく食べており、今でも好きなグルメでもある。
訪ねた南菅生町は、福井市西部にあり越前海岸の鮎川海岸の近くと記憶しているが、昔は大変きれいな海水浴場として有名であった。
越前うにやもみわかめの産地としても有名で、もみわかめの製造過程にも、にしおかさんが興味深く参加していた。
お昼は、海岸で子供たちと筏乗りを楽しみ、すっかり子ども達の人気を集めたり、地元のオババさんから油揚げをご馳走になり、すっかり地元に懐かれていた。
イザお泊り交渉になると、わずか162人が住むワイルドな漁村故に、部屋がない、布団がないと断られて2連敗。
三軒目の挑戦でようやくオババよりOKが出て、家族と打ち解けていた。
にしおかの持ち前のキャラクターが受けて、家族の皆さんから大歓迎される。
早速、調理士免許も持っているにしおかが、キッチンに立ってお料理に腕を振るっていた。
油揚げ料理に舌鼓を打ち、福井の夢は何を見たのだろうか?
翌日は、『一宿一飯の恩義』に報いるとして、地元のオババさん達のグループに加わり、懸命に 乾操わかめの振り分け作業をこなしていた。
ふりわけわかめやもみわかめは、管理者の大好物で食卓には外せないものであるが、この根気の要る作業をみて、高価な理由が判ったようだ・・・・・
最後のお別れのシーンでは、絶対泣かないと決意していたにしおかも、年寄りのオババさん達の熱い視線に見送られて、涙していたが、ジンと来た。
お笑いタレントとの不思議な縁もあり、ふるさと福井とのコラボ番組に感動した時間であった。
いつかの機会に、この村を訪ねて、福井のグルメ油揚げを食してみたい。