今回のふるさと福井訪問の目的のひとつは、小学校の同期のクラス会への参加であった。
一昨年に小学校の同期会が卒業以来初めて開催され、懐かしい同窓生と半世紀ぶりに再会したことが縁となり、ふるさと在住の方々の声かけで、2年ぶりの再会となった。
今回は、ふるさとの芦原温泉で開催されたが、未だお元気な恩師も参加されての「先生を囲むクラス会」となり、10数名の旧友が集まって旧交を温めた。
集まった旧友には、小学校卒業以来全く消息不明だった方も見えていて、話題は当然 半世紀前にタイムスリップしての当時の学園活動や地震災害などの想い出となっていたが、相互に元気で再会できた喜びを分かち合っていた。
当時は、終戦間もない頃でもあり、テント教室や分割授業などを経験してきたが、今では想像もできない学園風景だったので、時間を忘れて懐かしい昔話を語り合っていた。
翌日は、「日本六大古窯」として有名な宮崎村の越前陶芸村を訪ねて、越前焼の歴史や陶芸博物館で、陶芸作品などを見て回ったが、価値観が判らない管理者には、その優劣が判らず見慣れない陶芸や窯の由来などに感嘆しきりであった。
帰路には、快晴に恵まれた越前海岸を走り、昔懐かしの越前岬・呼鳥門などの美しい日本海を堪能したが、愛の神 愛染明王に手を合わせて 息災・長寿を祈願していた。
我が「春山小学校」は、創立130年を超える市内でも有数の伝統校として、現在も科学やIT教育などで、数々の優秀賞を獲得している小学校となっており、一昨年には校内見学をさせていただき、その功績にも感動していた。
小学校周辺も散策してみたが、すっかり学校以外は様変わりしていたが、一つだけ思い出の陸上競技場が公園化して残っていた。当時は、中学時代に市内中学校の総合陸上競技大会が開催されていたが、100M走で決勝に残り入賞したトラックはそのまま残っており、スタート地点に立って感傷に耽っていた。
また、公園内には県立歴史博物館が出来ており、初めて入館してみたが、昭和の街並みやレトロな昭和のくらしぶりや遊びなどが懐かしいシーン再現されていた。
今回のふるさと探訪では、歴史散策やパワースポットを訪ね歩き 改めてふるさとの良さを実感し、旧友との交流など思い出多いものとなっていた。