師走に入りめっきりと寒さも厳しくなり、各地の初雪情報が流れているが、この週末は関東地区も今年一番の寒さと雨続きで閉じこもっていたが、雨の小止みを見計らって自宅周辺のジョグへ飛び出してみました。
近くの大庭城址公園へ向かうが、途中のけやき通りのケヤキや広場のポプラ・もみじの紅葉は、色付く前に落葉しており、昨年は真紅に染まっていたが、今年はどうしたのだろうか?
紅葉便りでは、1週間~10日ほど遅れると聞いていたが、やはり秋の高温や寒暖の差が無かったのが影響しているのだろうか・・・特に、紅く染まる紅葉がどこの紅葉スポットでも色付く前に落葉しているようで、晩秋一番の楽しみである紅葉狩りが不満足に終わるとは残念である。
また、桜並木のさくらの木も殆ど落葉しており、サクラの葉の色合いは例年なら非常に美しく足元の葉を拾い集めることが多いが、木の下の落葉には見られるものは全くありませんでした。
一方、その先の道端には、冬の花の越前水仙が蕾を結んでおり、冬の足音が聞こえるような冷たい朝の空気を感じられていた。
城址公園では、落葉を踏みながらのクロカンを試みていたが、生憎雨脚も強くなってきたので、早々に引き揚げてきたが、すっかり葉が落ちた柿の木には柿がたわわに実っており、その下には、ヤギが雨に打たれていた。
また、帰路の途中では、ほうき草(コキア)が美しい姿を見せており、これまで気がつかなかった程で、数は少ないがその赤紫の色合いは、妖艶な美女を連想するものでした。何故かお付き合いで夏の花?のヒマワリが添えて咲いていたが、振られたのだろうか
3日前にも、親水公園周辺をジョグっていると、ピラカンサやざる菊、イソギクなど珍しい秋の花々が色鮮やかに咲いており、秋の風情をたっぷりと堪能していたが、秋の風情を五感で感じる時期もあと何日だろうか?
晩秋の彩りを満喫できる日を惜しみながら、冬の到来を感じていた。