アーバンドックららぽーと豊洲にある「キッザニア(Kidzania)東京」へ、特別招待をいただいたので孫の初体験につきあって出かけてきました。
アーバンドックは、過って現役時代に長年通った元会社の跡地が再開発されたところで、今は見違えるように超高層ビルやマンションが立ち、浦島太郎の心境にもなる特別の場所でもある。
中でもららぽーと豊洲は、その中心的存在となって連日子ども連れなどで大変賑わっているようで、その人気の秘密が「キッザニア」の存在のようですね。
この日は、夜の部の入場だったので、ぶらりとアーバンドック公園を散策したが、跳ね橋やクレーン、船着き場があり、全く昔の面影は無く辛うじて運河の匂いがする程度で、懐かしさも湧いてこないほどの変わりようでした。
聞けば「キッザニア東京」は、都内有数の人気スポットで全て入場券は事前予約となっており、特に年末は予約完売でプラチナチケットとなっているそうです。
キッザニアの基本理念は、仕事を体験しながらその歓びを感じて充実感や達成感を味わいつつ社会を学ぶことだそうで、場内にはパン工場・料理教室・お菓子工場などの食品業や銀行・警備・警察・理容店・宅配などのサービス業、病院・テレビ・報道・電力会社などの公共施設・・・・など約60店のパビリオンがあり、どのパビリオンも長い列となり、30分~60分の待ち時間が出来ていた。
初めての訪問だったので要領が判らず 取りあえず空いているパビリオンを見つけてチャレンジしていたが、すべてのパビリオンでは保護者の同行は許されず外から眺めながら、戸惑いを隠せない孫をハラハラしながら眺めていた。
最初に挑戦したのが、理容店での髭そりやシャンプー体験でしたが、インストラクターの丁寧な指導を受けて、慣れない手つきで始めていたが慣れるに従い、お仕事をやる歓びを感じていたようだ。
次に挑戦したのは、料理スタジオでの野菜料理を体験していたが、材料選びから調理方法などを日頃の玩具グッズではなく、実物を使っての経験にも目の色変えて取り組んでいたようだ。
また、楽屋での楽器演奏に挑戦してドラマーに変身していたが、大小のドラムを叩きながらリズムを取る光景には、見てる方が興奮するほどで、すっかりタレント気分に嵌まっていたようで音を出すからリズムを刻む楽しさを味わっていたようだ。
最後に長い待ち時間を経てソフトクリーム作りに挑戦していたが、自分で作ったクリームをゲットして、「とても美味しい~」と喜びも倍加していたようだ。
どのパビリオンも本物同様のセッテイングと衣装での体験は、子どもにとっては想像以上の貴重な経験となったようで、どのパビリオンでも真剣に取り組んでいる子ども達の表情が実に印象的でした。
お仕事を終えると、「キッゾ」なるお給料が支払われていたが、嬉しそうに仕舞い込んで働くことへの興味が湧いていたようで、興奮状態は家に戻るまで続いていたようだ。