みなとみらい地区(MM21)の恒例のイルミネーションであるMM地区オフイス全館(20施設)の電気を全館ライトアップしてベイエリアを照らす「タワーズ・ミライト」が、22日一夜限定で行われ、ベイエリアは大変な賑わいでした。
例年は24日のイブに行われているが、今年は連休となりオフイスビルが休みとなるために22日に変更されたそうです。
最大のビューポイントである大桟橋へ日没前に到着してみると、丁度この日は飛鳥Ⅱ号が出航する日とあって、大桟橋の「くじらの背中」は、続々と訪れるツアー客など約数百人近い人達で場所取りが始まっていた。
大桟橋では、飛鳥Ⅱ号やパシフィック・ビーナスが出航準備中でしたが、クリスマスを船上で楽しもうという幸せな乗船客がデッキに見えており、くじらの背中との交換光景が見られていた。
冬至のこの日は、夕暮れも早く4時過ぎには、飛鳥の先のビル街に沈む夕陽が空を紅色に染める絶好のシーンが見られ、富士山こそ観れなかったが、詰めかけていたカメラおじさんが一斉にレンズを向けていた。
聞けばこの日に合わせて撮影グループが、沢山来ていたようで指導者から撮影テクニックの指導する姿が見られていたが、中高年のカメラファンの多さにはビックリでした。
5時過ぎに、ASUKA号が出航しベーブリッジを過ぎるまで約25分、寒風が吹いていたが寒さを忘れる程の感動シーンが見られました。
見送ってMM地区に目を移すと、すっかり夕闇となっており、ランドマークタワー、クイーンズスクエア、コスモワールドの観覧車、コンチネンタルホテルなどが光り輝いており、ロマンチックな最高の夜景が眼下に拡がっていた。
次のビューポイントである象の鼻パークに移動すると、ここでも多くのカメラファンが並びMM地区の別のアングルの美しい輝きが見られていた。
スクリーンパネルやクイーン塔(税関)も昼の顔とは違ったシンプルな美しさが見られていた。
さらに赤レンガ倉庫へと向かうと、こちらではオープンしたばかりの「ART Rink」でスケートを楽しむ家族連れで賑わい、倉庫広場ではドイツ風のクリスマス・マーケットが開かれており、寒空のもとでビール乾杯する光景もみられ異国のムードを楽しめる空間が出来ていました。
赤レンガ倉庫を後にして、次のスポットである万国橋に着くと、こちらも橋の上は大混雑で、丁度地元局の中継録画が行われており、MM地区の輝く光景に手が届くようで格別の美しい光景が見られました。
さらに汽車道を経て日本丸メモリアルパークに来てみると、ライトアップされた日本丸がドックの水面に映り込み、バックのクイーンズスクエアと共に、この夜景も素晴らしい・・・・
この後、クイーンズスクエアでは、「シンキングツリー」が人気を呼んでいたが、丁度ラッキーにもショータイムとなっており、奏でる音楽に乗ってツリーの輝きが変わる演出に、子ども達が歓声を上げて惹きつけられていました。
さらに美術館前のグランモールロードへ出てみると、今年初めてお目見えした巨大なハートがビル壁面に現われていて、温かさが滲みだしているような雰囲気が漂っていた。
みなとみらいの今年のイルミネーションは、これまでにない広範囲に渡り、ベイエリアは美しい光が溢れていました。