都内のイルミネーション・スポット巡りで、先日、六本木のミッドタウンから六本木ヒルズから麻布十番へとぶらり散策してきました。
ミッドタウンから赤坂通りを経てヒルズの66プラザに着くと、巨大な蜘蛛のオブジェ「ママン」が出迎えてくれましたが、待ち合わせスポットでもあるママンは、この日ばかりはライトアップもなく目立たない脇役となっていた。
ヒルズは立体都市と言われる程立体空間がありシンボルである「森タワー」もライトアップされ、美しい現代アートのように聳えていましたが、一旦中に入るとその居場所が判らなくなるほど不思議な空間が拡がっていた。
プラザには、色鮮やかなクリスマスツリーが輝いていたが、昨年とはまた違ったデコとなっており、バラの花を光のリボンで巻いた美しさが目立ち、記念撮影ポイントになっていた。
ヒルサイドの螺旋階段を下りて江戸時代の大名屋敷跡である毛利庭園に出てみると、池の周りの緑豊かな庭園が光の海と化していました。
今年は、光が流れる滝のオブジェが出現し、池の水面に映り込む白やピンクの色合いが美しく、時を刻む光時計が見つめる中で、約5分間の光変化のショータイムに見とれていた。
また、この日はいつもの賑やかさもないアリーナを経て、ヒルズの最大の絶景スポットであるケヤキ坂通りに出てみると、白と青のLEDによるイルミネーションは東京タワーの遠望とともに、期待に違わず素晴らしい光景があり、しばし、足が止まってしまい見とれていた。
純白の雪が降る光景をイメージしているそうで、今夜のイブでは、どんなに賑わうことだろう
その後は、麻布十番へと向かい十番通りを歩いてみると、ヒルズのような華やかさはないが、下町のようなしっとりと落ち着いた温かい雰囲気を感じて、いつ訪れても心が癒されるお気に入りの街ですね。
下町的な雰囲気がある中で、国際的なムードもありセレブな気分を味わえる独特の雰囲気をを醸し出しているようだ。
十番通りを往復して、パテイオ十番のあの紅い靴を履いていた「きみちゃん」に逢いに行ってみたが、この日もクリスマスとは縁のない寂しそうな顔が実に印象的でした。
最後には、たいやきの元祖である「泳げたいやき君」の総本家浪速家に立ち寄り、腹ごしらえをしていたが、空き腹の中をたいやきくんが泳ぎ回っているように実に美味しかった~
最後に麻布十番のパワースポットである十番稲荷神社に参拝して帰路についたが、ここには防火・火傷のお守りとして有名な「かえるのお守り」が鎮座しており、案内板によると、大火を口から水を吹いて消化したという伝説があり、今は「火傷のまもり、無事かえる・若かえる・何でもかえる」として、地域を守っているそうです。