MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

横浜山手西洋館散策

2011年12月06日 | まち歩き

【前日より続く】

横浜マラソンのランナーを沿道から見送ってから、フランス山の階段を駆け上がり港見える丘公園へと向かった。

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フランス山では、鬱蒼とした樹木に囲まれて静寂な雰囲気が漂い、過ってフランス領事館があったところには、井戸から水を汲み上げるための風車が回り、その先には米軍機が墜落して犠牲になった母子像が見られるが、この日も多くの折りヅルのレイが掛けられていました。

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丘公園の展望台に立つと、素晴らしい快晴にベイブリッジが美しく映えており、絶景が臨まれていたが、休日の割には訪れている人も疎らでしたが、山手111番館、イギリス館の花園をぶらりと回って、外人墓地へとひと走り・・・・

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外人墓地に着くとまだ開園されていなかったが、今秋初めてかと思われる素晴らしい雪化粧した富士山が視界に飛び込んできて、横浜からもこんなに素晴らしい大きな富士山を望むのは久し振りのことでした。

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さらに山手聖公会やエリスマン邸前に来てみると、この日も約10人近いスケッチ愛好者がスケッチブックを拡げて筆を走らせておられ、しばらく話をしていたが、このグループの皆さんは毎週、山手に来ているそうだ。いつ来てもこの山手地区はスケッチのメッカとなっており、快晴の下でのスケッチは気分最高だったようだ。

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さらに、ベーリックホールでは、クリスマス装飾が飾られており、スパニッシュスタイルの基調のデザインは、何度訪れても独特のムードを醸し出しているが、クリスマス装飾を観るのはまたの機会にして、山手本通りを代官坂へと進むと、「山手カトリック教会」では、朝のミサが行われており、賑わっていたようだ。

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その先の「外交官の家」に着くと、中庭から富士山が素晴らしい絶景を望むことが出来、一方「ブラフ18番館」との間には、期待通り大銀杏が黄金色に染まっており、快晴の青い空をバックに最高の風景を観ることが出来ました。

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しばし、外交官の家の中庭から大銀杏を眺めていたが、数は少なくてもこの晩秋の彩りは、西洋館の趣と調和して山手の最高の景観ではないだろうか?

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ブラフ18番館から石川町駅に向かい大丸谷坂を下ると、右側に「大丸谷震災地蔵像」が静かに鎮座しており、由来碑によるあの関東大震災時に火の手から逃げるように坂を上り山手へと避難したそうですが、この地で火焔に包まれて地獄絵となり、犠牲になった霊を弔っているそうです。何か今年は約90年前の大震災の再来だったのだろうかと、痛ましい地獄を見せられたような気持であった

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石川町駅に着いてから、午後からは見頃を迎えているであろう東京の黄葉を観るべくJRで東京へと向かった。

コメント
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