MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~東京大学本郷キャンパス銀杏並木

2011年12月08日 | まち歩き

上野公園の秋の風情を楽しんでから、この日最も期待していた東京大学本郷キャンパスのイチョウ並木の黄葉を観るべく、不忍池からキャンパスへと向かったが、途中久し振りに学問の神様の「湯島天神(天満宮)」へ立ち寄ってみました。

男坂から境内に入ると、その参拝客の多さにはビックリでしたが、受験シーズンはまだまだ先なのにと思いながら参拝を終えて境内を巡ると、参拝客は受験生というより一般人が非常に多く、絵馬の多さにもビックリでした。やはり世相を反映してか、就職祈願や被災地の復興祈願が圧倒的に多く納得でした。

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境内には、梅林には泉鏡花の筆塚や講談講座の石碑が並び、 「湯島通れば 想い出す お蔦主税の心意気・・・」の詩を連想するほど不思議な情緒が漂っていた。

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その後、さだまさしの名曲「無縁坂」を登り、本郷キャンパスの「鉄門」より構内へと入り、真っ先に安田講堂に通じる銀杏並木へ向かった。

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先月末に、訪れた時には銀杏の黄葉の色付きが今少し充分ではなかったが、この日は見頃となっており、秋の陽を受けて黄金色の世界が拡がっていました。

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並木通りには多くの見物客が詰めかけており、黄色の絨毯を敷き詰めたような石畳と覆いかぶさるような銀杏の枝で、黄金色の空間が拡がっていましたが、キャンパスのレトロな法文館の建物とマッチしてお伽の国ような雰囲気に酔っていた。

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工学部前に移動すると、こちらの大銀杏も最高の輝きを放っており、大樹の下ではギンナンを拾う子どもたちや記念撮影にポーズを取る人など、それぞれの秋を堪能する光景が見られていた。

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イチョウは、東京都のシンボルであり、東京大学の校章ともなっているシンボルマークで、このシーズンに構内は、「銀杏大学」と言えるほど、銀杏の世界となっています。

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最も構内の好きなスポットは、法文2号館から総合図書館へ通じるアーケード通りですが、晩秋の柔らかい陽が射してロマンチックな雰囲気が漂い、スケッチブックに載せたい風景が続いていました。

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この後は、弥生キャンパスも訪れてみたい誘惑に駆られて、本郷通りから「農正門」へと回ると、東大には幾つもの門があるが、この門も赤門や正門と並ぶ立派な由緒ある門で、案内板によると、木曽の総檜造りで8年前に復元されたそうです。

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弥生キャンパスを一回りしてみたが、訪れる人も少なく静かなキャンパス風景でした。

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連絡橋を渡り本郷キャンパスを駆け足で巡って、この日の次の目的地であった「明治神宮外苑」へとメトロに乗り移動して見ると、こちらでも都内有数の銀杏並木の黄葉スポットで、秋の陽はやや傾いてはいたが、丁度いちょう祭りが開催されており、青山通りから絵画館へ通じる並木通りは大変な混雑でした。

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こちらの黄葉も東大に負けないほど色付いていましたが、手入れが入っているからでしょうか樹形が遠近法を活用して独特の形をしており、やや異なった趣がありました。

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噴水周りの公園では、まつりの模擬店や物産展が開催されており、どの店も長蛇の列が見られ、「花(イチョウ)より団子・・・」の光景が見られていた。

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陽も傾いてきたので、急ぎ絵画館から信濃町駅へと向かって帰路についたが、黄葉スポット巡りで晩秋の香りと彩りを堪能した一日でした。

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コメント (3)
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