立冬を迎えて急に寒さを覚える朝でしたが、久しぶりに境川サイクリングロードを経て県立境川遊水地公園へとジョグってきました。
途中、善行の畑の「ざる菊」が満開となっていると聞いていたので、立ち寄ってみると黄、赤、白など約700株が鮮やかな色合いで整列しています。
近付いてみると、甘い香りが仄かに漂い離れがたいものを感じていました。
係の方に伺うと、この夏の猛暑で手入れも大変だったそうですが、見事な咲き具合には苦労の甲斐があったと言われていました。
日本大学を経て間もなく「地神社(じじんじゃ)」と称する珍しい神社が鎮座する「地神の森公園」があり、公園内は杉の木などの森が茂り静かな公園でしたが、「地神」という名前の由来は不明でした。この土地の神様でしょうか?
立派な社殿や石碑も立ち、かなり由緒ある神社のようでした・・・
境川サイクリングロードへ出ると、休日とあって多くのチャリダーやランナーの姿が見られ、水辺の風を切って走るのは最高の気分ですね。
この日は、ジョギングでしたが、道路脇にはざる菊やコスモスが約200Mに亘って咲き誇っており、走り人にとっては何よりも爽やか気分となっていました・・
境川遊水地公園に着き 広い遊水地を一回りすると、自然創出ゾーン(ビオトープ)には、ススキや葦、ガマなどが秋の色合いを演出して湿地環境を創りだしていますが、我が藤沢市の貴重な自然の水辺環境となっています。
池の中には、アオサギやカワウなど野鳥が羽を休めているのが観察されました。
公園のシンボルとなっている鷺舞橋の脇では、今日も多くのチャリダーが一休みしていますが、鷺が翼を広げた姿を眺めながらの休息ポイントになっています。
一休み後、引き返して日本大学の試験農園内の遊歩道を走るが、激坂が続き喘ぎ喘ぎ登り切っていました。
収穫の終わった農園には、ブタクサなどが茂り秋の光景ですね・・・・
最後の登り坂の杉林を抜けると、境川の視界が拡がりやすらぎを覚えましたが、変化のあるコースも楽しみの一つです・・・
激坂を登りきった先には雲昌寺があり、開山後約800年の古刹だそうで、丁度1週間前に開山忌が行われたばかりだったのです。
境内には、いろいろな石碑・石像がありましたが、こんな可愛い石像もユーモアたっぷりでした。