天気予報では強風や強い雨の大荒れの予報だったが、朝の内は曇り空でジョグには走りやすい条件となり、近場の親水公園周辺から城址公園のマイコースをぶらりとジョグってきました。
引地川親水公園の湿性広場では、今が盛りのススキとガマが風に吹かれて揺れており、綿毛が飛び散って晩秋の光景ですね。
親水公園を抜けて引地川上流に向かい 藤沢三大谷戸の「石川丸山の谷戸」へ入ってみました。
古き里山の風景が残る自然保護地域(ビオトープ)となっており、昼なお暗き深い森となっており、夏には野鳥の鳴き声が響き緑豊かな自然公園ですが、晩秋から冬には訪れる人も殆どなく、落ち葉を踏みながらの小路を歩いていました。
谷戸の中は、田圃や池もあり貴重な散歩みちともなっているようで、藤沢市の景観ベストテンにも選ばれており、春秋にはウオーキングコースとしてウオーカーが訪れると聞くが、この日は最後まで人影はなし・・・
この谷戸はホタルの里とも呼ばれて、源氏ボタルを鑑賞できる貴重なスポットで夏には鑑賞客が訪れます。
道なりに歩いて谷戸を出ると、小さな祠の山王神社が畑の中に鎮座していますが、日吉神社より勧請を受けたようで、周りにはお地蔵さんや道祖神も見られます。
山王神社の農家の庭には、柿がたわわに実り、収穫時期が間近になっているようで、見事な色合いを見せています。
筆柿も立派に実っており、大好きな柿ですが、日本の原風景を見る思いです。
引地川親水公園に戻ってくると、水辺にはアオサギが優雅な姿を見せており、引地川に戻ってきたようですね・・・
また、いつも足元を行き来するハクセキレイが 今日はようやくカメラに収まってくれました。
とにかく動きが早くカメラを向けた時には、素早く飛び去っているが、やっと捉えました・・・
親水公園を早々に引き上げていましたが、何故か未だ稲刈りされていない田圃が一つだけあり、案山子が寂しく見守っていました・・・