MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~早稲田界隈

2016年02月17日 | まち歩き
先日、東京の椿山荘を訪れた際、椿山荘はは目白台に位置し周辺には多くの坂道が存在しており、その名前の由来や風情があり、椿山荘周辺の坂道を巡ってみました。

護国寺駅から「富士見坂」を経て御茶ノ水大、拓殖大を巡り、「鼠坂」、「鳥尾坂」、「目白坂」とぶらついてみると、東京には坂道が多いのですが文京区では音羽通りの周辺には実に多いですね。
「鼠坂」は、約100mの急坂でしたが、森鴎外の小説にも書かれた名坂で、道の両側には民家や石垣が迫り、正に生活の道ですね。


「鳥尾坂」 は、蓮光寺と関口台公園の間の急坂で上る坂で、元軍人の鳥尾小弥太氏が資材を投じて開いた道から名前がついたそうですが、こちらも約100mの趣のある坂道でした。



さらに、この日は時間に追われて目白坂を下り江戸川公園へと向かいましたが、東京の坂道は文学や歌にも詠まれるように、江戸の面影を残す名所が多く、改めて由緒ある坂道を訪ねてみたいと感じていました。
神田川沿いの江戸川公園の散歩道は、春の桜の時期には川面が桜で覆われる桜の名所でもあり、面影橋という橋の名前も風情がありますね。


神田川の川沿いには、ソメイヨシノに先行して河津桜が満開となっていました。


「胸突坂」の横には「水神社」が佇んでいますが、江戸時代には神田上水が流れており、上水の恩恵を受けていたようです。


神田川から久しぶりに早稲田大学の大隈講堂を訪れてみると、街の人々の散歩人や学生達が行き交い、開かれたキャンパスの雰囲気でした。

キャンパスのシンボルである時計塔も立派ですね。この日は、残念ながら時計塔のチャイムを聞けませんでしたが、またの機会に時計塔の内部に入ってみたいと願うばかりでした。


大隈講堂も開放されていましたが、以前には講演会で入場して以来で懐かしく見惚れていました。


庭園では、大学創立125周年記念に韓国から寄贈されたというエミレの鐘のレプリカの梵鐘が吊るされており、その横には孔子像も建てられていましたが、韓国や中国との縁もあるようですね



早稲田大学キャンパスを後にして、早稲田に鎮座する「穴八幡宮」 に立ち寄ってみました。
源義家が奥州征討の帰路に立ち寄った八幡様を祀ったという源氏ゆかりの八幡宮で徳川家からも祈願所となっていたようです。
朱塗りの赤鳥居の柱の下の金色の台座を石亀が支えていました


鳥居の脇には、流鏑馬の像が立ち高田馬場の流鏑馬として秋に行われているそうです。


境内の楼門は、この日は改修工事が行われていましたが、隣の鼓楼は美しく朱色が輝いていました。


また、布袋像水鉢を抱える「撫で布袋尊」は、人気スポットのようで、お顔と膝が真っ黒でしたね(笑)


この日は、椿山荘を訪れての前後に坂道・キャンパス散歩でしたが、「東京坂道物語」に唄われている坂道散歩をやってみたいですね
コメント (4)
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