朝ジョグで江守の田園風景から戻り、兎越峠を喘ぎながら登ると、壁には蝶の石造りのレリーフで飾られており、小さな峠ですが優雅な雰囲気があり疲れも癒されました。
峠を登りきると八幡山入口には、小さな祠の兎越神社がありますが、何か神事が執り行われており、聞けば社が傷んできたので移転するのだそうで、「後生替え」(社から魂を抜くのだそうです)が行われていました。
おさごえ民家園にしばし立ち寄ってみたが、こちらも丁度改修工事が行われていたので、隣のカルチャーパークに入ると、噴水池を囲むようにメタセコイアが並ぶ美しい公園となっており、人影もなくゆっくり園内を散策していた。
園内には、姿勢100周年記念の手形タイルが埋め込まれており、知人の名前も発見されましたが、春や秋の開花シーズンには、市民の憩いの場所になっているようです。
一休みの後、公園通りを走り朝日山不動に向かうと、笏谷石が剥きだしとなった岸壁が迫る下に不動明王が立ち、
洞窟内には十二支の菩薩が鎮座しており厳粛な雰囲気が漂っています。
公園通りに戻り朝立ち寄っていた藤島神社の大鳥居が聳え、緑深い山腹へ参道階段が続いていました。
足羽川に戻り 北ノ庄城址の柴田勝家を祀る柴田神社に立ち寄ると、北ノ庄城郭の石垣が保存されており、大河ドラマのお江人気は過ぎたようですが、三姉妹彫像や記念に造られた北ノ庄城のレプリカが、まだ残されていました。
三姉妹神社や勝家像を見やりながら戦国時代の武将の無念さに想いを馳せていたが、「夏の夜の 夢路はかなき 跡の名を 雲井にあげよ 山ほととぎす・・」と詠んだ辞世の句を噛みしめていました。
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