快晴の散歩日和となり鎌倉の紅葉スポットである鶴岡八幡宮から鎌倉宮、永福寺などを巡ってきました。
若宮大路の段蔓通りは、コロナ禍の影響で人影も少なく閑散とした雰囲気となっています。
鶴岡八幡宮の隠れイチョウで知られる大銀杏は、10年前に倒れましたが、その後新芽も大きく育ち今年も黄葉が始まり、輪切りに切断されて移植された親銀杏も負けずと枝を延ばして生命力の強さを発揮しています。
白旗神社前の柳原神池周りのモミジも色付き始めていました。
鎌倉国宝館前のモミジや銀杏も見頃となって鮮やかな赤や黄金色に染められています。
源氏池に回ると、白鳩やカモメたちが泳ぎ回り秋の長閑な光景が見られます。
源氏池休憩所の周辺の紅葉も鮮やかに赤く染まっています。
八幡宮からお宮通りを進み西御門にある白旗神社には、源頼朝が祀られており、神社奥の山には源頼朝の墓があります。
以前は、白旗神社は法華堂と呼ばれていたそうで、その石碑が立っています。
墓所の少し先には、法華寺後の史跡が残されており、約140段の石段を上る坂上には、幕府の要職を務めた大江広元・島津忠久・毛利季光の墓である三つのやぐらが設置されています。
中央の大江広元のやぐらには、五輪塔が置かれています。
法華堂跡の近くには、北条義時のやぐらもみられます。
法華堂跡から鎌倉宮(大塔宮)へ向かいます
鎌倉宮の鳥居前では、河津桜が早くも咲き始め鮮やかな桃色の彩りを見せています。
境内の巨木のイロハモミジやハゼなどの紅葉が見頃となって、境内を赤・黄金色に染め上げています。
拝殿の横の村上社には、「撫で身代わり像」が置かれていて、病気や厄除けの身代わりのご利益を求めて膝や腕が磨かれたように光っていましたね。
鎌倉宮の先の「永福寺跡」では、頼朝が奥州合戦の戦没者を慰霊する為に建てられた永福寺があった跡で、二階堂・阿弥陀堂・薬師堂と苑池の跡が国の史跡として復元されています。
鎌倉の歴史や紅葉スポットを散策後、さらに紅葉名所の獅子舞の谷から転園コースへ紅葉散策を続けます【続く】