紅葉シーズンを迎えて都心の紅葉人気スポットである新宿御苑を紅葉散歩してきました。
この日は、澄み切った青空の下、小春日和の陽気でカエデやイチョウなど鮮やかに色づき見応えある光景がみられました。
新宿門から園内に入ると、大銀杏が黄金色に色づき見事な彩と樹形を見せています。
日本庭園の上の池のカエデの木が色付き初めて緑とオレンジのグラジュエーションした美しい景観が見られます。
池泉回遊式庭園の上の池を一回りすると、午後の陽を浴びた紅葉と共に池面に映り込む情緒豊かな素晴らしい景観が拡がっています。
池の周りのせせらぎには、可愛いアオサギの姿も見られ晩秋の景色を楽しんでいるようでした
旧御凉亭周辺は紅葉は色づき始めたばかりでしたが、クロマツなどがカエデやイチョウの紅葉とコントラストな風景と共に画になる光景が見られます。
風景式庭園の中の池周辺では、珍しいタムケヤマ(カエデ)やモミジ、ケヤキが美形を競い合う光景が見られます~
フランス式庭園のプラタナス並木へ回ると、左右対称に整形された庭園では、バラ花壇の両側に左右に約160m・4列のプラタナスが並びカエデやモミジとは異なる濃い黄金色に染まった光景となっています。
プラタナス並木に囲まれたバラ園では、見頃を過ぎていますが、赤やピンクの色鮮やかなバラが咲き誇っていました。
プラタナスの木の下には、「アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)」と名付けられた、釣鐘型の花が咲いていましたが、説明によると「君が代が栄える」と意味して名付けられたそうで、令和の年を祝っているようです。
中の池近くからは、新宿のシンボルであるドコモタワーが聳えて午後の陽を受けた晩秋の光景が見られます。
御苑内を一巡りして千駄ヶ谷から神宮外苑へ向かいました【続く】