両岸に桜が植えられた川幅30mほどの川にコガモと思われる鳥がよく来ている。普段は四五羽程度で群れている。今日は100羽程の大群だった。ちょっと飛び上がってはドボンと勢いよく水に飛び込んで、さっと飛び上がり羽をバタバタとして水を弾き飛ばしたり、頻りにくるくる廻っては嘴を水に突っ込んでいる。みんな同じように動き回っているようだけれど、何かそれぞれの意志で行動しているように思える。ピイピイ鳴きながら一体何を考えているのだろう。身体に付いた虫を払い除けたいと思っているのだろうか?夜の食べ物のことを考えてキョロキョロしているのだろうか?いや子供が遊ぶように水の掛けっこをして遊びを楽しんでいるのだろうか?鳴き声や動きを見ていると、何か我々人間と一脈合い通じる部分があるように思えてくる。だがその様子は羨ましい。昔はいざ知らず、動物愛護が声高に叫ばれている現在では鉄砲や弓矢で撃たれる心配もなく、猛禽類の攻撃もなく、安心に生きていける。一方我々は安心安全の世界に住んでいるようだけれど、一番危うい時代に生きているのかも知れません。
鳥達にも、そして私達の孫達にも水と緑の川辺が憩いの場であり続けていって欲しいものです。
春になると何百本もの桜が咲き、大勢の花見見物で賑う桜の名所です。
鳥達にも、そして私達の孫達にも水と緑の川辺が憩いの場であり続けていって欲しいものです。
春になると何百本もの桜が咲き、大勢の花見見物で賑う桜の名所です。