何時も図書館へ行くと先ず新刊書コーナーを見る。"空気と人類“は興味をそそられる題名だった。現在パンデミック状態のコロナウイルスも空気感染だ、と思いながら読み始めると内容の素晴らしさに引き込まれてしまった。空気は有って当たり前で深く考えたこともなかった。しかし地球にとっても、我々の生命維持の血液循環も気象現象も,冷蔵庫もクーラーも火薬の爆発も原爆も水の変化:液体、固体、蒸気、空気と関わらないものは存在しない。難しい事が書かれているけれどメチャ興奮する面白い読み物だった。なにわともあれ沢山の人に読んで欲しい一冊だ。
蔵書にしたい1冊だった。本当に面白かった。