伊那市の方が素晴らしい伊那食品工業の庭に咲く花の様子を撮ってFacebookで見せてくれるのでどの様な会社なのか大変興味があった。寒天を作っている会社だとは知っていた。“かんてんぱぱ”と言うネームも知っていた。しかし寒天といえば海藻のテングサを寒い冬に屋外で凍結、乾燥させて作る農家の副業かなと思っていて塚越寛さんが作り上げた“かんてんぱぱ”伊那食品工業の社員の幸せ第一の理念に裏打ちされた会社経営は凄いと思った。会社はどうあるべきか、人はどう生きるべきか、の追求がバクボーンにあって出来上がった素晴らしい会社だった。トヨタ自動車の豊田社長も塚越寛さんの経営方針に敬意を払っていた。楽しい読み物だった。
太平洋戦争で亡くなった方の“軍人墓“が私のウォーキングコースにあります。側面に彫られた略歴を読んでいると終戦後4ヶ月も経った12月だった。無念だっただろうと胸が熱くなた。