ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

私のパーカー万年筆

2009-03-06 21:21:30 | Weblog
五十年前高校卒業記念に父から贈られたパーカー万年筆を今も使っている。
ボディには私の名前がローマ字で彫り込んである。

時間があると好きだった英語のミステリー小説を字引きの厄介になりながら読むと知らず知らずに引き込まれてあっという間に時間が経ってしまう。
日本語だと辞書を引きながら本を読むことなど殆ど無いけれど、英語だとどうしても単語の意味がハッキリしないと次へ進めない。
小説だから飛ばして読んでも面白ければいい、と思うのだけれど辞書がいたむほど引きまくって、つづりと意味をパーカー万年筆で雑記帳へ書き取っている。
家内には「おとうさん、そんなに何時も字引きを引いていて、その本面白いの」と度々いわれるのだが、単語の使い方の日本語との比較や同じような表現の仕方が面白かったりして、ゆっくりと言葉を楽しみながらの読書は、ボケ防止にはもってこいの趣味だと思っている。

今までインクはパイロットのブルーブラックを使っていたのだが、今回文房具やさんで尋ねるとパーカーのブルーブラックがあると言うのでそれを買った。
箱のデザインも瓶の形も恰好いい。
机の上に出しておいても本当にさまになる。
パイロットのインク瓶をけなす訳ではないが、たかがインク瓶だとしてももっとこだわって、日本人の美的センスをみせて欲しい。

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