ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

疾風怒濤の4日間が過ぎようとしている

2018-09-03 20:32:37 | 生き方
前回のエントリーは、「まさか…」だった。
人生生きていると、さまざまな「まさか」が起こる。

数日前まで、新潟は酷暑や大雨など、天候不順で、全国に困った現況のニュースを提供していた。
そのたびに、「埼玉のおじちゃん」(byうちの娘)は、うちの娘や本人の妹(わが妻)を心配して、よく電話をくれていたのだった。

今回、かつて共に学んだ仲間の集まりが所沢であると妻がいうので、
「たまにはいってらっしゃい。」と、快く送り出した私だった。
「お兄さんによろしく。」と、言葉を添えて。
所沢に行く前に実家に寄る。
いつも心配してくれる埼玉のおじちゃんこと妻のお兄さんに感謝の気持ちを伝えてほしいと思ったのだった。

それが…
午後3時半前、急に妻から電話がかかってきた。
「兄が亡くなっていた。」と。

まさか…。

数日前にも電話があって、元気だと話していたはずだ。

なぜ?
どうして?

………
自ら望んだわけでもなく、事件に巻き込まれたわけでもなく、突然命の炎が消えた、としか言いようのないものだった。

しかし、それはあまりにも突然だった。
遠く離れて暮らしている兄妹が、久しぶりの再会をこのような形で果たすことになってしまうとは、なんということなのだろう。
信じられない。

知らせを受けて、諸準備を急いで整え、娘と共に車に乗り込めたのは、2時間以上たってからのことだった。
途中で仕事先の息子を拾い、一路埼玉に向かったのであった。


あれから3日が過ぎ、今日、一連の儀式を終えた。
疾風怒濤の4日間だった。
ブログの更新に当たる時間も、精神的な余裕も、まったくもてないまま、毎日が過ぎた。

しかし、今でも信じられない「まさか」の渦中にいるような思いのまま、今日が終わろうとしている……。
コメント
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