ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

2度目のたいない高原マラソンで大苦戦(前編)

2018-09-09 20:22:44 | RUN
今日は、新装なった「たいない高原マラソン大会」の日。
走るコースは、昨年と同じ、胎内スキー場脇ロッジ発着のハーフマラソンにエントリー。

とても厳しいタフなコースで、とても厳しい結果となってしまった。
昨年に比べ、17分も遅い、2時間14分台で、歩くようにしてゴールにたどり着いた。

たいない高原マラソンは、昨年初めてスキー場前発着の新コースで行われた。
激坂アップダウンのすごいコースである。
一昨年までのコースと違うだけでなく、運営の仕方も大きく変わったし募集期間も短かったので、昨年は参加者が少なかった。
今年は、大会時期を11月から2か月早くし、ほかにウオーキング等も入れたので、参加者が大変多くなった。

昨年の私は、60歳以上の参加者が12人と少なかったこともあって、がんばって走ったら、3位になって賞状をもらうことができた。
走ることでは、人生初のことであった。

今年は、その範疇に30人の参加があり、レベルも高くなった。
目標は、昨年の経験があるし、なんとか1時間57分という昨年の記録を上回りたいと思った。

ただ、不安は練習不足と体調不良。
今夏は猛暑の中であったが、8月20日までは、週に2回走ることができていた。
それ以降、断続的な大雨で練習が不足していたところに、身近での訃報があり、埼玉で過ごしていた。
先日まで埼玉にいたあの期間は、明らかに練習不足。
2,3日前にようやく新潟に戻ってきたのだが、埼玉での不安定な生活から変わったせいか、逆にちょっぴり体調不良。
精神的にもきつくて、今回の参加をどうしようかとも迷ったりもした。
新潟に戻ってからは、特におなかの調子がよくなく、1日3回トイレに行く始末。
今朝も、2回トイレに行ってから、会場に出発した。


今日は、午前中雨の予報で、弱い霧雨。
幸い、スタートの8時30分の頃には雨は降っていなかった。
大会が一新して、さらに9月の開催となったので、ほかの大会でもよく会う同世代のSNさんやSIさんたちが出場。
「どんなコースなんだ?」と盛んに聞かれた。
去年の経験がある私は、えらそーに「最初から上りがきつい。その後一気に下ってそこから一気に上って頂上まで行くと、後半の川沿いの道まで今度は一気に下って行くという、ハードなコース。」などと答えていた。

整列場所は、10kmを40分以内で走れる人・60分以内で走れる人・60分以上かかる人」の3段階。
私は、2グループ目からスタート。
無理して最初から飛ばす気はなかったし、大して速いスピードを出した覚えはないが、SNさんやSIさんを尻目に、先行する形となった。

序盤は、ずっと上りが続く。
今、去年と今年のタイムを比べてみると、だいたい同じようなものであった。
しかし、ずいぶん苦しく感じたのである。
それは、昨年はなかった「陽射しの強さ」が、この前半の上りの時には強く感じられたことであった。
だから、去年は他者の息づかいの荒さを気づかう余裕があったのだが、今年は自分の呼吸が乱れているのが分かった。
6kmあたりでSNさんが、7kmあたりでSIさんが、下りを利して私を抜いて行った。
私は、苦しさが先立ち、ついていくことはできなかった。
一気に下ったあとは、地獄の激坂が始まる。
3kmほどの間に100mの標高を一気に上る。
SIさんは、きつい上り坂は歩く、と決めているようだ。
「先に行って。」と言う。
「後で抜いてもらうよ。」と答える。
抜きはしたものの、ここで、自分の脚の元気が一気になくなった。
昨年よりもそんなにタイムは落ちていないのだが、脚の力がどんどんなくなっていった。
なんとかコースの頂点に到達した。
あとは、勢いをつけて降りられるはずだったが…、とても速いスピードは出せない。
去年は、下るときにキロ5分を切って楽に走れたのだが、今年は重い。
5分台の後半でしか走れない。
下るのもきつく感じていた。

やはり、今日は、体調が自分の感覚ほどに整っていなかったのに、前半思った以上にがんばりすぎてしまったのだろう。
コメント
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