前節連勝した新潟だったが、その後クラブから届いた報せは、けが人続出のものばかりであった。
①9月20日
伊藤優汰選手(26)は、9月12日(水)のトレーニング中に負傷し、診察の結果、下記のように診断されましたので、お知らせいたします。
■診断名 左ハムストリングス肉離れ
■全治 約6週間の見込み
②9月22日
小川佳純選手(34)は、9月19日(水)のトレーニング中に負傷し、診察の結果、下記のように診断されましたので、お知らせいたします。
■診断名 左下腿三頭筋損傷
■全治 約4週間の見込み
③9月22日
柳育崇選手(24)は、かねてから痛めていた左内踝(ないか)について、診察した結果、下記のように診断されましたので、お知らせいたします。
■診断名 左内踝疲労骨折
■全治 約4週間の見込み
こうして、主力級が次々とリタイアしてしまうチーム事情をかかえてしまった。
バックアップメンバーの選手層は薄くなるし、ハードワークが求められる戦い方をするチームとしては、つらいものがある。
せっかくここ3試合、引き分け・勝利・勝利と、負けなしの新潟だったのだから、戦力ダウンで元の木阿弥とならないでほしいと思っていた。
J2リーグ第34節は、アウエー水戸ホーリーホック戦。
アウエーにもかかわらず、水戸には新潟から1,500人のサポーターが押し寄せたらしい。
ゴール裏だけでなく、メインスタンドやバックスタンドにも、オレンジ色のサポーターがたくさんつめかけていた。
新潟の先発メンバーは、ようやく固定されるようになった。
センターバックの廣瀬、大武が安定感を見せるようになったのが大きい。
ゴールキーパーのムラーリャも、絶対的なピンチを防ぐシーンをよく見るようになった。
両サイドバックは、川口、渡邉泰基の若い二人に積極性が出て不安がなくなった。
ボランチは、カウエ、加藤大で攻守に安定している。
サイドハーフは、戸嶋、渡邉新太の大学出新人が運動量を見せている。
そして、前からの守備もできる田中達也と河田。
しかし、控えメンバーを見ると、頼れそうなのはFW矢野くらいで、あとはMF高木が出るだろうか。
ところで、控えには、前節決勝ゴールを決めた、2種登録の本間至恩の名前もあった。
U-18の試合に出場せず、トップチームの試合に向けて調整したようだ。
前節見せたあの決定力、出番はあるかもしれない。
期待感が高まった。
試合は、ほぼ互角の展開で進んだ。
なかなかシュートに結びつかない。
前半41分、水戸の強烈なシュートはポストに嫌われた。
対するに、その直後の42分、新潟加藤大のシュートは、バーを直撃。
どちらも惜しい場面が1つずつあったが、前半0-0で終わった。
後半になると、ホームだけに、水戸の攻勢が続いた。
決定的な場面も2度あったが、新潟は、GKムラーリャの美技で見事に防いだ。
危険な水戸の攻勢の時間帯を防いだ新潟。
80分に、後半途中出場した矢野が、ゴール前からシュートを決めた。
一瞬オフサイドかと思ったが、ゴールが認められ、新潟先制!。
直後に、3人目の交替は、本間至恩ではなく、守備固めの意味からDFにアジア大会帰りの原を入れた新潟。
なのに、出てまもなく、頭でボールを処理しようとしたところをスパイクで蹴られ、治療を要した。
そんな困難もありながら、相手に同点を許さず、5分以上のアディショナルタイムをしのぎきった。
勝利!!
新潟3連勝!
3連勝は、去年の終盤にJ1で鳥栖、甲府、清水、セレッソ大阪と4連勝してから久しぶりだった。
しかし、さすがに3連勝でも、今、J2の6位のチームとは勝ち点で18も離されているから、J1への昇格プレーオフに進出するのは無理だろう。
ただ、負け癖を一掃し、新潟の戦いはこういうものだったということを完全に築いておいて、来季につなげてほしい。
そうはいっても、今から昇格をあきらめた戦い方はしてほしくないが…。
そのためにも、戦うたびにしぶとく勝ち点3を積み上げていってほしいと思うのだ。
今日も勝利で、アウエーながら、試合後のバンザイの前に、「ハルヲスウィング」を歌い、体を揺らしているサポーターたちを見て、勝つっていいな、と思った。
「ハルヲスウィング」は、新潟県出身の三波春夫が歌っていた「世界の国からこんにちは 」の替え歌である。
新潟 新潟 ララララ ララララ
新潟 新潟 ララララ ララララ
俺たちの誇り オー新潟
新潟 新潟 勝利をつかめ
そう。
次戦も勝って、「ハルヲスウィング」を続けていきたいものだ。
①9月20日
伊藤優汰選手(26)は、9月12日(水)のトレーニング中に負傷し、診察の結果、下記のように診断されましたので、お知らせいたします。
■診断名 左ハムストリングス肉離れ
■全治 約6週間の見込み
②9月22日
小川佳純選手(34)は、9月19日(水)のトレーニング中に負傷し、診察の結果、下記のように診断されましたので、お知らせいたします。
■診断名 左下腿三頭筋損傷
■全治 約4週間の見込み
③9月22日
柳育崇選手(24)は、かねてから痛めていた左内踝(ないか)について、診察した結果、下記のように診断されましたので、お知らせいたします。
■診断名 左内踝疲労骨折
■全治 約4週間の見込み
こうして、主力級が次々とリタイアしてしまうチーム事情をかかえてしまった。
バックアップメンバーの選手層は薄くなるし、ハードワークが求められる戦い方をするチームとしては、つらいものがある。
せっかくここ3試合、引き分け・勝利・勝利と、負けなしの新潟だったのだから、戦力ダウンで元の木阿弥とならないでほしいと思っていた。
J2リーグ第34節は、アウエー水戸ホーリーホック戦。
アウエーにもかかわらず、水戸には新潟から1,500人のサポーターが押し寄せたらしい。
ゴール裏だけでなく、メインスタンドやバックスタンドにも、オレンジ色のサポーターがたくさんつめかけていた。
新潟の先発メンバーは、ようやく固定されるようになった。
センターバックの廣瀬、大武が安定感を見せるようになったのが大きい。
ゴールキーパーのムラーリャも、絶対的なピンチを防ぐシーンをよく見るようになった。
両サイドバックは、川口、渡邉泰基の若い二人に積極性が出て不安がなくなった。
ボランチは、カウエ、加藤大で攻守に安定している。
サイドハーフは、戸嶋、渡邉新太の大学出新人が運動量を見せている。
そして、前からの守備もできる田中達也と河田。
しかし、控えメンバーを見ると、頼れそうなのはFW矢野くらいで、あとはMF高木が出るだろうか。
ところで、控えには、前節決勝ゴールを決めた、2種登録の本間至恩の名前もあった。
U-18の試合に出場せず、トップチームの試合に向けて調整したようだ。
前節見せたあの決定力、出番はあるかもしれない。
期待感が高まった。
試合は、ほぼ互角の展開で進んだ。
なかなかシュートに結びつかない。
前半41分、水戸の強烈なシュートはポストに嫌われた。
対するに、その直後の42分、新潟加藤大のシュートは、バーを直撃。
どちらも惜しい場面が1つずつあったが、前半0-0で終わった。
後半になると、ホームだけに、水戸の攻勢が続いた。
決定的な場面も2度あったが、新潟は、GKムラーリャの美技で見事に防いだ。
危険な水戸の攻勢の時間帯を防いだ新潟。
80分に、後半途中出場した矢野が、ゴール前からシュートを決めた。
一瞬オフサイドかと思ったが、ゴールが認められ、新潟先制!。
直後に、3人目の交替は、本間至恩ではなく、守備固めの意味からDFにアジア大会帰りの原を入れた新潟。
なのに、出てまもなく、頭でボールを処理しようとしたところをスパイクで蹴られ、治療を要した。
そんな困難もありながら、相手に同点を許さず、5分以上のアディショナルタイムをしのぎきった。
勝利!!
新潟3連勝!
3連勝は、去年の終盤にJ1で鳥栖、甲府、清水、セレッソ大阪と4連勝してから久しぶりだった。
しかし、さすがに3連勝でも、今、J2の6位のチームとは勝ち点で18も離されているから、J1への昇格プレーオフに進出するのは無理だろう。
ただ、負け癖を一掃し、新潟の戦いはこういうものだったということを完全に築いておいて、来季につなげてほしい。
そうはいっても、今から昇格をあきらめた戦い方はしてほしくないが…。
そのためにも、戦うたびにしぶとく勝ち点3を積み上げていってほしいと思うのだ。
今日も勝利で、アウエーながら、試合後のバンザイの前に、「ハルヲスウィング」を歌い、体を揺らしているサポーターたちを見て、勝つっていいな、と思った。
「ハルヲスウィング」は、新潟県出身の三波春夫が歌っていた「世界の国からこんにちは 」の替え歌である。
新潟 新潟 ララララ ララララ
新潟 新潟 ララララ ララララ
俺たちの誇り オー新潟
新潟 新潟 勝利をつかめ
そう。
次戦も勝って、「ハルヲスウィング」を続けていきたいものだ。