ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「御衣黄」を見て来たよ

2022-05-03 20:11:20 | 草木花
「御衣黄」
① この漢字3文字を、正しく読めるかな?


② また、読めたとしても、何のことか分かるかな?

③ そして、その意味・由来は分かるかな?


まあ、そんなことを偉そうに言っていても、実は、近年まで私もよく知らなかったのだ…(^^;)ゞ



【解答】
① これは、「ぎょいこう」と読む。

② 何のことかというと、桜の種類の一つである。
オオシマザクラをもとにして生まれた日本原産の栽培品種のサクラなのだ。
この名前は、江戸時代の中期から見られるとのこと。

③ 「御衣黄」の言葉の由来は、その花の色が貴族の衣服の萌黄色に近いためだとか。


この御衣黄の花を見てきた。
場所は、1年に1,2回行く、新発田市の桜公園。

今は、桜のシーズンも終わりに近いが、八重桜はまだ咲いていた。
それもまもなく終わろうとしている時期ではあったが、十分に見るにたえるものではあった。

御衣黄のサクラは、平らな場所ではなく、多少斜面になる隅っこにあった。



この花がそこに咲いているのを教えてくれたのは、公園で何らかの作業を行うために来ていた方だった。

ちょうど満開だった。


緑色がかった花びらに、赤い筋が入っていて、花だけ見ていると本当にサクラなのかな?と思ってしまうが、葉は確かにサクラだ。


不思議な花だ。



鬱金(ウコン)や松月(しょうげつ)、梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけざくら)ほか数種類のサクラの花が咲いていたが、インパクトの強さは御衣黄が一番だった。
コメント
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