そんなによい出来だというわけでもなかったが、確実に勝利し、勝ち点3を得たというのはそれなりに強いということだろう。
1-0でしぶとく勝利した、ということが何よりよかった。
サッカーJ2リーグ第14節、ホーム・アルビレックス新潟対ツエーゲン金沢の一戦。
金沢の怖いFWの2名…大けがでシーズン前に手術した丹羽詩温と、元日本代表の豊田陽平がけがだろうか…が、ベンチ入りもなしというのは、新潟にとってくみしやすさにつながる。
とはいうものの、新潟も、全試合出場してきたボランチの高宇洋と、攻撃の切り札であるMF本間至恩が、ベンチ入りなしの完全休養。
動きが鋭く、チームの攻守に欠かせない存在の2人を欠いて大丈夫かと心配した。
さらに、スターティングメンバーに高木の名前もなかったし。
だが、試合が始まると、今までの他の試合同様に心配は少なくなった。
新潟がボールを支配し、チャンスを多く作っていた。
高の代わりの秋山は、前節の琉球戦ではハーフタイムで交代していたが、この日は交代することなく、攻守にわたって光るプレーを見せていた。
特に、高木の代わりに起用された伊藤涼太郎、右の三戸舜介の2人の動きのよさが光った。
三戸は、試合を通じて、新潟のシュート16本のうち8本と半分を記録していた。(DAZN調べ)
もし、1本でもシュートが決まっていたら、試合のMOMは三戸になっていたかもしれない。
1対0で新潟の勝利となったが、貴重な得点を挙げたのは伊藤だった。
前半29分過ぎ、三戸が自陣からドリブルで右を駆け上がった。
相手に倒されてうずくまったが、ファウルの判定はなく、新潟ボールでプレーは続いた。
中央で、イッペイシノヅカ→伊藤→谷口→伊藤と細かくボールがつながり、伊藤のシュートがゴールネットを揺らした。
待望の先制ゴール!
…ではあったが、右のサイドでは、三戸がうずくまったままだった。
得点が生まれて選手たちは皆喜んでいた。
だが、かわいそうに、三戸は倒れたままだったぞ。
ひょっとすると、相手選手たちは、プレーが止まると思っていたか…??
痛い目にあって転がっていた三戸が、隠れた勝利の立役者か?
後半は、金沢監督ヤンツーさんが気合を入れたのか、選手交代などもあって金沢に押される場面も多くなった。
ただ、両チームとも、連戦なので動きがだんだん大雑把になってきた。
後半の終盤は、負けるわけにいかないと、金沢の方がボールを握る回数が多くなった。
新潟の選手たちは、リードしているので、得点することよりも失点をしないことを選択したようだった。
明らかに疲れが見えた。
それでも、逃げ切って、勝利!
これで、今季ホームは負けなし。
ホーム初戦の山口戦のみ引き分けだったが、その後はホーム戦6連勝。
勝ち点3を積み上げて、他チームの試合を見ると、首位だった横浜FCは熊本に敗れ、2位だった仙台は東京ヴェルディに敗れた。
その結果、新潟は勝ち点で仙台に並んだが、得失点差で上回り、2位に浮上した。
2位は自動昇格圏だ。
そして、首位横浜FCとの勝ち点差は3。
次節新潟が勝ち、横浜が負けると、新潟がトップに躍り出る。
いいねえ。
第14節が終わった。
ちょうどシーズンの3分の1が終わり、新潟は、勝ち点26の2位。
まあ、いいのではないか?
去年の14節終了時勝ち点33に比べたら少ないかもしれないが、今季首位の横浜は29だ。
今季のJ2リーグは、勝ち点の差があまりつかずに大混戦になっている。
前半戦が終わり、これからの中盤戦以降がますます楽しみだ。
可笑しかったのは、本日のMOMの伊藤の場内でのコメントだ。
「いつも笑っていないから、もっと笑ってほしいと言われるので、少し笑ってみた」というようなことを言っていた。
いつも笑わないのは、自身が求めるレベルが高いから。
「まだ何も得ていない」とも言っていた。
向上心がすばらしい。
スタジアム内に掲示される横断幕に、
「10・23 どこに居るかが最重要。止まらず走り抜くぞ。」
というのがあるが、そのとおり。
Visca Albirex !!
1-0でしぶとく勝利した、ということが何よりよかった。
サッカーJ2リーグ第14節、ホーム・アルビレックス新潟対ツエーゲン金沢の一戦。
金沢の怖いFWの2名…大けがでシーズン前に手術した丹羽詩温と、元日本代表の豊田陽平がけがだろうか…が、ベンチ入りもなしというのは、新潟にとってくみしやすさにつながる。
とはいうものの、新潟も、全試合出場してきたボランチの高宇洋と、攻撃の切り札であるMF本間至恩が、ベンチ入りなしの完全休養。
動きが鋭く、チームの攻守に欠かせない存在の2人を欠いて大丈夫かと心配した。
さらに、スターティングメンバーに高木の名前もなかったし。
だが、試合が始まると、今までの他の試合同様に心配は少なくなった。
新潟がボールを支配し、チャンスを多く作っていた。
高の代わりの秋山は、前節の琉球戦ではハーフタイムで交代していたが、この日は交代することなく、攻守にわたって光るプレーを見せていた。
特に、高木の代わりに起用された伊藤涼太郎、右の三戸舜介の2人の動きのよさが光った。
三戸は、試合を通じて、新潟のシュート16本のうち8本と半分を記録していた。(DAZN調べ)
もし、1本でもシュートが決まっていたら、試合のMOMは三戸になっていたかもしれない。
1対0で新潟の勝利となったが、貴重な得点を挙げたのは伊藤だった。
前半29分過ぎ、三戸が自陣からドリブルで右を駆け上がった。
相手に倒されてうずくまったが、ファウルの判定はなく、新潟ボールでプレーは続いた。
中央で、イッペイシノヅカ→伊藤→谷口→伊藤と細かくボールがつながり、伊藤のシュートがゴールネットを揺らした。
待望の先制ゴール!
…ではあったが、右のサイドでは、三戸がうずくまったままだった。
得点が生まれて選手たちは皆喜んでいた。
だが、かわいそうに、三戸は倒れたままだったぞ。
ひょっとすると、相手選手たちは、プレーが止まると思っていたか…??
痛い目にあって転がっていた三戸が、隠れた勝利の立役者か?
後半は、金沢監督ヤンツーさんが気合を入れたのか、選手交代などもあって金沢に押される場面も多くなった。
ただ、両チームとも、連戦なので動きがだんだん大雑把になってきた。
後半の終盤は、負けるわけにいかないと、金沢の方がボールを握る回数が多くなった。
新潟の選手たちは、リードしているので、得点することよりも失点をしないことを選択したようだった。
明らかに疲れが見えた。
それでも、逃げ切って、勝利!
これで、今季ホームは負けなし。
ホーム初戦の山口戦のみ引き分けだったが、その後はホーム戦6連勝。
勝ち点3を積み上げて、他チームの試合を見ると、首位だった横浜FCは熊本に敗れ、2位だった仙台は東京ヴェルディに敗れた。
その結果、新潟は勝ち点で仙台に並んだが、得失点差で上回り、2位に浮上した。
2位は自動昇格圏だ。
そして、首位横浜FCとの勝ち点差は3。
次節新潟が勝ち、横浜が負けると、新潟がトップに躍り出る。
いいねえ。
第14節が終わった。
ちょうどシーズンの3分の1が終わり、新潟は、勝ち点26の2位。
まあ、いいのではないか?
去年の14節終了時勝ち点33に比べたら少ないかもしれないが、今季首位の横浜は29だ。
今季のJ2リーグは、勝ち点の差があまりつかずに大混戦になっている。
前半戦が終わり、これからの中盤戦以降がますます楽しみだ。
可笑しかったのは、本日のMOMの伊藤の場内でのコメントだ。
「いつも笑っていないから、もっと笑ってほしいと言われるので、少し笑ってみた」というようなことを言っていた。
いつも笑わないのは、自身が求めるレベルが高いから。
「まだ何も得ていない」とも言っていた。
向上心がすばらしい。
スタジアム内に掲示される横断幕に、
「10・23 どこに居るかが最重要。止まらず走り抜くぞ。」
というのがあるが、そのとおり。
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