朝は、各地で結構冷え込んだようだ。
しかしながら、こちらでは昨日のうちに路面が乾いていたせいか、心配していた路上の凍結個所は、そんなに多くなくて、ほっとした。
数日前の冷え込んだ朝には、細い樹木に霧氷がついていて幻想的な風景も見られた。
なので、内心それを期待していたのだが、今朝は、ほとんどそれも見られず残念だった。
その代わりに、冬に太平洋側ではよく見かけるが、新潟では冬はあまり見かけない、珍しい冬のものを見た。
それは、写真のような「霜柱」であった。
太平洋側では、冷え込むと、霜柱ができる。
新潟では、冷えると雪が降ってしまう。
雪が地上に降ると、霜柱はできない。
また、積雪の下ではやはり霜柱はできない。
昨日雪から解けた水が地面の中浅い所にたまったままだったのだろう、今朝は、雪のそば、土があらわになった場所に、霜柱を見ることができた。
子どものようだが、なんだかうれしい。
昔、学生時代、関東にいた頃、冬の公園で霜柱を踏んだ時のことを思い出した。
靴の下の踏みごたえを感じながら、バリバリ、パリパリ音がするのが楽しかった。
今日は、もったいなくて、霜柱を踏むことができなかった。
いい気分で朝が始まり、いい天気、いい青空で1日が終わった。
とはいうものの、わが家の庭、霜柱ができたそばには、まだまだたくさんの積雪がある。
春よ、早く来い。