ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

Jリーグ村井チェアマンの姿が頼もしい

2020-07-21 22:09:07 | ひと
Jリーグの村井チェアマンの判断の的確さと素早さに感心する。
2月にJリーグの中断を決意した時も、その後同じプロスポーツだからと、プロ野球NPBと足並みをそろえると発表した時も、そう思った。
再開を決めた時期や方法も、感染の勢いがいったん収まったときであり、正しいと思った。
対策をしっかりしながら、無観客の試合を経て、5000人を超えない範囲での観客動員から進めたことについても、順を追って確実にやっていると感心した。

今回の発表にも、感心だった。
Jリーグは、まもなく8月1日から入場者をスタジアムの半分まで認めるという措置が始まるというところだった。

つい先日、アルビレックス新潟からも、改めて「収容率50%制限下におけるシーズンパス利用方法のご案内」と明記された封筒で、新しいシーズンパスが送られてきたところだった。


8月からは、ホーム戦でシーズンパス(年間チケット)が利用できるようになる、ということを喜んでいたが、実は感染再拡大で不安感があった。

ところが、Jリーグは、COVID-19 の感染再拡大の様相を見て、の予定だったものを10日まで延期する措置を発表した。
村井チェアマンは、現状について「まだまだ予断を許さない状況が続いている」としてうえで、「今後もしっかり状況を見極めながら、前に進んでいきたいというのがクラブの総意であると、ご理解いただきたい」と呼びかけた。

その延期は残念ではある。
ただ、この判断は正しいと思う。

以前、今回の感染症騒ぎによってつぶれてしまうクラブは絶対出さない、という決意を示した言葉を聞いたときも、頼もしいと思った。

きっと各クラブが、感染症の流行に伴う観客の入場制限や対策にかかる費用などで経営が厳しくなっているはずだ。
アルビレックス新潟だって、シーズンパスなどは、2月に一度発送済みなのである。
もう一度別なものを送るための手間や準備には、相当たくさんの費用を必要としたことだろう。

それでも、選手やクラブだけでなく、観客の身の安全も考えての措置が、ずっと続いている。
今後のJリーグの試合が無事に進むことを願っている。
頼りがいのあるリーダーシップをとっている村井チェアマンや運営に取り組むJリーグ関係者の姿に拍手を送るとともに、これからも期待をしていきたい。
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梅雨が長いから、ひまわりの花が青空をバックに咲けなかった

2020-07-20 21:19:36 | 自然・季節
今日は、奄美地方で梅雨が明けたとの報道があった。
平年に比べて21日遅く、記録を取り始めた昭和26年以降で、最も遅かったとのこと。
それだけでなく、梅雨の期間も71日間と、記録を取り始めてから最も長く続いたそうだ。
今年は、各地での豪雨被害の発生が相次いだ。
今まで、梅雨前線がこれほど長期にわたって停滞したことはなかった。

新潟にも梅雨の時期はあるが、ここまで晴れが少ない年はなかなかなかったと思う。
だから、わが家で、ふとん干しが1か月以上というか、6週間もできなかったことはなかなかない。
まあ、家庭の事情でふとん干しができない日があったとしても、だ。

梅雨が長く続いたために、青空をバックに咲くのが最も似合うあの夏の花が、もう散ってしまい、青空の下では咲けなかった。
「青空をバックに咲くのが最も似合う夏の花」といえば、もちろんひまわりの花。

例年、種をまくのが少し遅いせいか、9月ごろになってからひまわりの花の盛りを迎えていたわが家。
今年は、いつもよりも少し早く種まきをしたら、梅雨の最中に咲き始めてしまった。

おまけに、梅雨がいつになく長く続いたものだから、花盛りの時期は雨が毎日降っていた。
結局、青空が広がる日はほとんどなく、花びらはもうほとんど散ってしまった。

わが家の庭、ひまわりの花は、もう終わってしまった。
残念。

昨日今日、気温は30℃前後まで上がり、いよいよ暑くなってきた。
だけど、今季豪雨被害をもたらした梅雨が、全国的に明けるのはまだのようだ。
酷暑も嫌だが、梅雨が長いのも困ったものだ。

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2戦連続で追いついてのドロー

2020-07-19 22:22:58 | アルビレックス新潟
モンテディオ山形をホームに迎えての、2020サッカーJ2リーグ第6節。

勝ち点1はあげた。
しかし、ホーム戦でもあったのだから、本当に必要だったのは、勝ち点3だったはず。
前節、山形はザスパ草津群馬に、2-3で敗れている。
新潟が圧勝した群馬に負けた山形相手だからと、勝利を期待していたのに。
うまくはいかない。

ボール支配率が6割近くで相手を上回ってはいたが、一番大事なのは、スコア。
1-1。
2試合続けて相手に先制され、結果的に追いつくだけで精一杯になってしまった。
以前は、確かに若いGK藤田に失点の原因があったが、今はそうではない。
藤田は、今日も絶対的なピンチでのナイスセーブが2本あった。
ただし、失点は、DF陣が相手FWの点取り屋を誰もマークしていなかったからのもの。
右サイドのボールばかりを見ていて、ゴール前の危険人物から目を離すようじゃ、パスが通った時点で勝負あった。

それでも、これまでの試合を見ていると、毎試合3得点近い得点力のある新潟だから、絶対大丈夫と信じてはいたのだが。
後半になって登場した、本間至恩、渡邉新太、大本らの活躍によって、攻撃が活性化した。
62分、交代出場したばかりの大本からのボールを、FWファビオがすばらしい胸トラップからのシュートで同点に追いついた。
ここからが、新潟の攻撃…と期待し、それなりにチャンスも作った。
だが、山形の方が攻勢は強かった。
FKやCKを与えるたびに、ひやひやした。
特に、去年まで新潟に在籍していた渡邉凌磨に「恩返し」されないかと…。
彼には、技術と決定力があるからね。

結局、勝ち越しゴールは奪えず、試合終了。
J1昇格を目指す他の有力チームが勝ち点3を積み上げる中、もったいない引き分けが多すぎる。
次の試合もホーム戦。
そして、1週間ある。
なんとか守備を修正して、勝ち点3を連続して獲得できるチームになってほしいものだ。
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海を見に行く

2020-07-18 21:02:56 | お出かけ
生まれ育ったのが、海のある集落だった。
自分の家は海のすぐ近くではなかったけれども、夜になると潮騒の音がよく聞こえたりした。
そして、夕凪の時間があり、一日の中で無風となる時間があったっけ。
少しでも海に近づくと、そちらからは潮風が吹いてきて、潮の香りがしてくる。
そんなことを覚えている。

学生時代には、出かけた先で東京湾の海を見たことがあった。
海はきれいではなかったが、潮の香りがぷんぷんしていた。
それを嗅いで、なんだかとてもうれしくなった。
久しぶりに包まれたその香りに、自分はやはり海の近くで育った人間なのだなと思ったことを思い出す。

そんなせいか、しばらく海を見ていないと、時々見に行きたくなる。
久々に雨が降らない日となったこともあって、くもり空の下ではあったが、海を見に行った。

行先は、新発田市藤塚浜の海岸。
例年なら、いつも何台か泊っているはずのオートキャンプ場は、まだ閉鎖してあった。
それでも、磯釣りをしている人の姿もちらほらあり、釣り船なのか漁師の舟なのかわからないが、すぐ近くの沖に何そうかの小型船が出ていた。

その向こうには、佐渡島や粟島の島影も見ることができた。


そう、2つの島が海の向こうに遠くに見えるのは、幼いころから知っている懐かしい風景。

こんなに海を懐かしがってはいるが、私は泳ぐのは得意ではない。
小学1年生以降5年生になるまでの4年間、持病の都合で医者から海に入るのを止められていた。
その間に級友たちはみんなカッパになっていた。
なのに、私は、高学年なのに、浮き輪が必要だった。
泳げないものだから、同級生だけでなく下級生からも馬鹿にされた。
それは、つらい思い出だ。

くしくも、遠くの浜茶屋の前の海では、何人か人が集まっていた。

きっと、これは海開きの行事を行っているに違いない。
そう思っていたら、確かに海開きであった。
感染症流行のこのご時世だが、今夏、どうか、事故や事件がありませんように。

浜辺の花も期待していたのだが、この時期はハマナスもとっくに終わっており、めぼしいものはなかったのが残念。

唯一コマツヨイグサが、今こそ自分の天下とばかり、たくさんの花を咲かせていた。


潮の香りをもう1回吸い込んで、海にサヨナラした。
また来るよ…。
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「なんでわざわざ中年体育」(角田光代;文藝春秋)を読む

2020-07-17 22:20:26 | 読む

この本を読んでみたかったのは、スポーツ誌「Number Do!」にかつて連載されていたエッセーをまとめたものだと知っていたからだった。
誌上で率直な文章が、非常に読みやすかった。
単行本としてまとまったものがあるなら、ぜひ読んでみたいと思ったのだった。

筆者の角田光代氏は、運動嫌いと自ら書いている。
走ることも嫌いだと主張している。
その彼女が、運動嫌い、走るの嫌いと言いながら、東京マラソンをはじめ国内外でいくつものフルマラソンを走ったりしているのだから、たくましい。
本書ではマラソンが中心だが、そればかりではなく、トレイルラン、ヨガ、ボルダリング、登山などについてもチャレンジしたときのことが、書かれている。

彼女は、なぜ運動するのか?
これは、体力作りでもダイエットのためでもないのだから、面白い。
自分が「中年になってもできるかどうか」に、一番興味を引かれるからだそうだ。
そのせいか、読んでいて思うのは、行動力がすごい。
まずは、依頼があったものについては、やってみるということ。
あちこちに出かけて行きながら、運動体験を重ねている。
運動嫌いと言いながら、初めて体験した諸々の運動では、だいたいそれなりに面白さを見つけている。
そして、その時その時の、自分が見た情景、味わったもの、その時の偽らざる気持ちなどが、正直に表現されている。
そのあたりは、さすが物書きのエッセーだ。
マラソンの歩いてしまう時のことなどは、同様の体験をした私には特によく伝わってくる。
感じたことをありのままにわかりやすく書けるその筆力に、しみじみ感心してしまう。
23のエッセーを楽しく読んだ。

ところで、私はもはや中年ではない。
中高年といったら、その枠に入れてもらえるのかもしれない。

この本の締めくくりには、「中年体育心得8カ条」が書かれている。
・中年だと自覚する
・高い志を持たない
・ごうつくばらない
・やめたくなったら、やめる前に高価な道具をそろえる
・イベント性をもたせる
・褒美を与える
・他人と競わない
・活動的な(年少の)友人を作る


経験を通してシンプルに書かれているので、私も経験を通してうなずいてしまう。

「中年体育」の刺激を受けて、私も「中高年体育」を細々と続けていくことにしよう。
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アサガオの花が、咲き始めた

2020-07-16 22:34:15 | 草木花
一昨年の12月にもらってきたアサガオの種。
去年の夏、暑くなる前にまいた。

そして、きちんと花が咲いた。

しっかりと種を取った。
その種の数は、もらったときよりも、多くなった。
そして、今年もまいた。
きちんと芽を出し、ぐんぐん育った。
今年は、プランターに植え替え、窓の外につるをはわせた。
梅雨ということもあってか、毎日毎日よく伸びる。


そして、いよいよ先週から花が咲き始めた。

今のところ、咲いているのは、淡いピンクの涼しげなアサガオだけ。

でも、もらった種から今年もアサガオを咲かせることができたことに、ホッとする。
「きっと ずっと なんどでも 心つなぐから…」が、閉校の際の合言葉だったから。

そして、アサガオを見ていると、2年前に、当時の1年生たちが一生懸命水をやって育てただろうなということを考えたりしてしまう。
その子どもたちも、この感染症拡大の世情の中でがんばって生きていることだろう。
花を見ながら、改めて子どもたちの今とこれからの幸せを祈っている。
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2度も追いついて負けないというのは確かにすごいのだが…~アウエー町田戦~

2020-07-15 22:28:10 | アルビレックス新潟
0-2となった時点で、普通なら、今日は負けだ、と思うところだ。
ところが、今季のアルビレックス新潟は、
いや、このままおめおめと負けることはないだろう。
何とか追いついてくれるんじゃないかな?
というそんな気持ちになれる。

そして、その気持ちが真実になるのだから、面白い。
まあ、応援する側からすれば、本当に面白いのは、チームが勝つことなのだけれども。


今日の試合は、J2リーグ第5節、アウエー町田戦。
アウエーで入場制限があるから、応援する新潟サポーターは入場できない。
そして、雨の中での一戦だったので、試合開始から非常にスリッピー。
ボールが止まることはなかったが、足元が滑って転ぶ選手が続出した。
アクシデントから点が入ることもありうるな、と思っていたら、案の定だった。
開始2分にもならないうちに相手にフリーキックを与え、そのボールを足が滑ってうまくクリアできなかったボールを、ゴールに蹴り込まれ先制された。

その後は、新潟が攻勢に出ることは多くなったのだが、相手の速攻から思い切りよく放たれたボールが、ポストに当たってゴール。
前半で0-2の劣勢となってしまった。

後半開始から、攻撃的なペドロ・マンジーや秋山を入れた新潟は、ボールのまわりがよくなった。
53分、田上のフリーキックで1点を返す。
75分には、コーナーキックのチャンスから、舞行龍が蹴り込み、同点に追いついた。

期待の本間至恩を入れ、勝ち越しをねらう新潟だったが、84分にコーナーキックから想定していなかったパスをゴール前に出され、後ろから駆け込んだ選手に勝ち越しゴールを奪われてしまった。
2-3。
残り時間が少なくなったが、このまま負けてしまうはずがない、と信じることにした。

先の失点は、自分のミスがからんでいる、と自覚した本間至恩は、奮起した。
何とか取り返そう、自分が決めようと、89分には素晴らしいボレーシュートをゴールに叩き込んだ。
ボールは、バーに当たったのだが、気持ちが入ったボールは、力強くゴール内の芝生にはねた。
新潟は、3-3の同点に追いついた。
そして、試合はまもなく終わりを迎えた。


…勝ってほしいところだったが、しぶとく追いつけるところに、今年のチームの力強さがある。
5試合で13得点は、リーグ2位のすばらしい得点力だ。
反面、5試合で11失点は、20,21位の山口、群馬と同じく、リーグワーストである。

攻撃は、見ていて本当に楽しい。
ただ、毎試合のように3点取っても勝てない試合があるということは、最上位を目指すチームとしては修正すべき大事なポイントだ。
試合は、待ってはくれない。
次の日曜日にも、中3日でホーム山形戦がある。
厳しい日程となるが、不安な部分を修正・解消し、勝利してほしいと願っている。

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「タスキメシ 箱根」(額賀澪著;小学館)を読む

2020-07-14 22:09:24 | 読む


書名の後ろに、「箱根」とあるように、「タスキメシ」の続編。
主人公は、前編と同じく眞家早馬。

前編「タスキメシ」でも、箱根駅伝の場面が入る話ではあった。
しかし、主人公が選手として箱根駅伝を走ることはなかった。
今回は、箱根駅伝の出場を目指す大学が、早馬の活躍する舞台となる。
だが彼は、もう25歳であり、選手としての話ではない。

箱根駅伝。
大学。
「馬」の名が付く長距離走者の兄弟。
…こんな設定を読むと、私には、東洋大学で活躍した、服部勇馬・弾馬兄弟のことが連想される。
彼らは、新潟県出身だから、なおさらだ。
兄の勇馬は、昨年9月、見事にMGCで2位に入って、東京五輪のマラソンの出場権を獲得している。
この小説では、兄より弟の方が素質があるという設定になっている。
きっと、作者はあえてそうしたのだと思う。

大学卒業とともに選手として走るのをやめ、管理栄養士として働いていた早馬。
大学院で学ぶために入った大学は、箱根駅伝の出場を目指していた。
管理栄養士兼コーチアシスタントとして、その駅伝部の部員たちを支えて活躍するストーリー。

前作の「タスキメシ」よりも、個人的には面白かった。
箱根駅伝を目指す大学を描いた小説は、ほかにもあった。
ただ、「タスキメシ」の名の通り、「メシ」こと食の面にもアプローチするという点で、他にはないユニークさがある。
そして、単純にすべてハッピーエンドではないところが、面白さを高めてくれる。

努力は裏切る。
ここぞってところで裏切る。


この言葉が、一番印象に残る。
だが、読後感は爽快だ。

残念なのは、エピローグ。
「競歩王」もそうだったが、この話も、最後の場面が「2020年8月」になっているのだ。
本来なら、それによって物語は完結するのだろうが、興ざめになってしまうのは、なんとももったいないなあ。
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久しぶり、息子と16kmRUN

2020-07-13 22:10:16 | RUN
久々に午前中から晴れ間が見えた。
晴れると、洗濯物の乾きが違う、干した後のにおいが違う。
気持ちよく過ごし始めたら、今日が休みの息子が、珍しく
「今日、一緒に走らない?」
と言ってきた。
わが家では、息子もRUNNERなのだが、親子で一緒に走って練習することは、年に1,2回あるかどうかである。
すぐに「いいよ」と答え、どこを走るか、どのくらい走るかを話した。
「20km走る?」にも、最初はうなずいたものの、最近の私は、今いちの体調が続いたので、10km前後しか走っていなかった。
だから、少し長く走りたくて、最終的に15,16kmくらいのコースを選んだ。

今日の走りは、5分40秒~6分くらいのジョギング。
ジョギングと言っても、近ごろは、5分40秒は苦しい。
5分50秒~6分くらいが走りやすいペースかな、と思った。
最も、ペース配分を伴う走りは苦手で、体が走りたいように走ることが多い私である。
息子の方は、ペースを守るなら守る、というのは得意なようだ。


走り出して、斜め前を行く息子の後を追いかけるようにして走った。
走り方は、息子はストライド走法中心、私はピッチ走法中心。
若いから,脚のバネをいかして走れる息子がうらやましくもある。
時折陽射しが雲間から出てくると、暑い。

今日走ったのはサイクリングロード。
道端には、ところどころでヤブカンゾウの花らしきものが、さわやかな顔をして(?)咲いていてくれた。

暑い中、癒やされる気がした。

とはいうものの、陽ざしをさえぎるものは、もともと少ないが、途中からまったくなくなる。
陽がかげっても、足元の舗道からムンムンとした熱気が上がってくる気がする。
少しずつつらくなってきた。
息子が気をつかって、様子を見てくれたり、「折り返す?」と聞いてくれたりしたが、予定通り8km走ったところで、折り返すことにした。


私は暑かったので、持って行ったスポーツドリンクのボトルから時々水分を取っていたが、息子は、「20kmまでは、水分を取らなくても大丈夫」と言いながら走っていた。

近ごろは走っていなかった16km。
13kmあたりからつらくなったが、前を行く息子についていこうとしたおかげで、16kmを最後まで走り切ることができた。

走り終わって、日陰に座り込んだ私のそばで、30代の息子は腰を下ろすこともなく、さすがにまだまだ余力が感じられた。
最近は、週に1度、娘と短い距離をジョギングするようになった。
今回は、息子と長い距離を走ることができた。
20数年前、彼らが小学生のころは、春から秋まで毎朝のように一緒に走ったものだった。
いくつになっても、親子で一緒に走って汗を流すことができるのは、いいものだと思った。
今日のように疲れてしまうようにもなってきたけれど、まだまだしばらく一緒に走れるようでありたいものだ。


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よみがえって咲く花々が心を和ましてくれる

2020-07-12 22:26:26 | 草木花

季節に応じて咲く花々が、わが家の庭を華やかにしてくれる。
わざわざ買ってきたり、もらってきたりしたわけではない。
なのに、わが家の庭でしっかり育ち、毎年咲く花々を見ると、うれしくなる。
枯らしたくないので、少し世話をしたらよみがえった花々が、いくつもある。
今年も、5月から今まで、様々な花が咲き、心を和ませてくれた。

紫陽花。

せっかく育っていたものが、一部折れてしまった。
折れたものをさし木にしてみたら、根付いて、大きく育った。

オトギリソウ。

道路のわずかにたまった土に1本だけ咲いていた。
水分が少なくなりしおれていたので、家に持ち帰った。
その1本だけ植えたら、今や増えすぎて困ってしまうくらいである。

キリンソウ。

道端に生えていたのに、刈払機で一斉に刈られてしまっていた。
かわいそうなので、水を入れたガラス瓶に入れて飾っておいたら、やがて根を出した。

ランタナ。


職場に咲いていたが、不運なアクシデントで枝が折られてしまった。
その枝をさし木にしてみたら、毎年花を咲かせるようになった。

ミヤコワスレ。

子どもが持ってきた花を、花瓶に刺したままにして置いたら、いつの間にか根が伸びていた。
鉢植えにしても、地植えにしても、株を増やしている。

植物たちは、強い。
なんとか生きようとする。
少しサポートしただけだったのに、何年たっても生き延びて、毎年きれいな花を咲かせてくれている。

人間にとっては、厳しいパンデミックの時代だが、このような植物たちのように、たくましく生きたいものだ。
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