ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

少ないけれども観客の入ったスタジアムで、ホーム戦初勝利!

2020-07-11 23:12:50 | アルビレックス新潟
2020サッカーJ2リーグ第4節。
新潟は、5000人未満とはいえ、観客を入れてのホーム松本山雅戦。
私は、行きたい気持ちを自重し、DAZN観戦。

守備の堅い松本だから、先制点が重要になると思った。
なにしろ、前節は先制しながら5失点もして負けただけに、守備が立て直せるかどうかが大きな問題だ。

新潟のスターティングメンバーを見てビックリ!
前回自らのミスで失点を重ねた若きGK藤田をこの日も起用。
彼が出た直近2試合で8失点もしている。
でも、若手を育てようというのがオルトネダ監督の方針なのだろうか。
そして、前節寄せが甘かったために2失点に絡んだCB田上を、主将の堀米に代えて左のSBで起用したのには、驚いた。
守備の立て直しの意味からは、CBに舞行龍を、ボランチに島田を使ったのは、うなずける。

ビックリは、攻撃面でも。
FWに初出場ペドロ・マンジーを起用し、ファビオとの2トップ。
さらに、本間至恩を先発起用。
渡邉新太とともに、左右から揺さぶろうというわけだ。

さて、試合が始まった。
予想通り松本の守備は堅く、思うような好機はつかめない。
今までの3戦のようなチャンスは多く作れなかった。
注目のペドロ・マンジーも、決定的なシュートを1本は放ったが、ゴールとはならなかった。

逆に松本の方にチャンスを作られながらもしのいでいる、という印象だった。
きわめて危ない場面もあったが、前節よりは守れているかな、と思えた。
藤田の動きも、前節のような惑いはなく、判断が早かった。

不思議なもので、ピンチの後にチャンスあり。
コーナーキックのチャンスから、前節の屈辱を晴らすように田上が先制ゴール。
前半1-0の新潟リードで折り返した。

後半になると、監督から明確な指示が出たのだろうか、新潟のペースが長く続いた。
舞行龍や新井が足をつらせて交代したりもしたが、代わって入った早川が余裕をもってボールを扱っていて、とてもクレバーなプレーをしているなあと感心した。

さすがに終盤になると、守りに回る時間が長くなったが、1点を守り切って、ホーム戦初勝利となった。

今までとは違う観戦、応援マナーが求められたが、やはり観客が入っての試合は選手たちにも、とてもよかったようだ。
試合後、プラネタスワンを持って場内を1周する選手たちが、とてもうれしそうだった。

ホーム戦での勝利。
勝つことが一番。

そして、これからは水曜日も試合が入る。
次節は、アウエー町田戦。
今日も足をつったり、けがをしたりした選手もいた。
これからは、チームの総力をあげての戦いとなる。
一戦一戦、がんばってほしい。
VAMOS NIIGATA!
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イベント人数制限緩和と感染者数の増加

2020-07-10 22:06:12 | 生き方
Covid-19感染が拡大している。
昨日も、224人の感染者数を記録した東京都。
今日の感染者は、東京都では243人で、過去最多。
全国でも430人の感染者増。
再び心配な状況になってきている。

そんな状況下、今日からイベント人数の制限が緩和された。
プロ野球は、5000人を上限とした観客入場を始め、選手のプレーに観客はわいた。
プロスポーツは、見てくれる観客の声援があってこそ盛り上がるのだと思う。
そして、声援によって、選手たちは自分の力をさらに引き出したり高めたりすることができる。
まだ人数制限があるし、応援についても、様々な制約があるので、例えばホーム戦でも声援が十分な後押しとはならないかもしれない。
でも、観客を入れての試合が再開されたことは、素直に喜びたい。

主催する側は、当たり前だが、感染予防策を徹底することが求められていて、本気になって取り組んでいる。
それが伝わってくるのが、ありがたくうれしく思う。

観客の側の私たちが忘れてはいけないことは、主催する側のその思いと行動を無駄にしてはいけないということだ。
試合が見たいからと、自分の体調が悪いのに出かけて行ったり、禁止されていることを守れなかったりすることは、他者に大きな迷惑をかけることにつながる。
そういうことを、しっかり自覚しなくてはいけないということだ。

同様のことは、営業する店を訪れる場合も同じだと考える。
店側は、感染対策に万全を期して営業していることが多い。
ただ、そこを客たちが自制心をもたずに軽い気持ちで利用することが多くなると、よくない結果になるはずだ。
今は、PCR検査を多数受けるようになったから、感染者数も増えているとは言われているが、個人個人が感染予防策、拡大防止策にきちんと取り組んでいるだろうか。
そうでないところがあるから、感染者数が増加しているのではないだろうか。
テレビ等の報道でも、政府や都になんとかしてほしい、と他人まかせの要求を目にすることが結構多い。
その前に、自分はしっかり覚悟を決めて行動しているか、ということを考えていきたい。

感染予防するのは自分、感染拡大を防ぐのは自分。
様々なことを他人ごとにせず、自分ごととしてとらえ、取り組まなくては、感染拡大はおさまらないと思えるのだ。
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今年も美しくタマサボテン咲く

2020-07-09 19:32:09 | 草木花

今年も、わが家一番の美人花、タマサボテンの花が咲いた。
その花の咲き方は、特徴的だ。
数日前から、つぼみを首のように長く伸ばし始める。

サボテン自体の大きさにもよるが、その「首」の長さは、20cmくらいにも及ぶ。

写真では、ものさしを立てておいたので、その異様な長さはオドロキだ。

この花をのぞきこむと、めしべのようなものが1つとおしべのようなものが多数みることができる。

だいたい、花は咲いてからおよそ1日でしぼんでしまう。

ただ、今回のものは、1日半ほど咲いていた。
また、いくつかある鉢植えのサボテンが、例年ほとんどいっせいに咲いていたのだった。


【去年のいっせい開花の様子】

だが、今年は、別々になったようだ。
この花は、今年2つ目の花。
1つ目の花は、残念なことに、6月下旬に埼玉に行っている間に咲き終わっていた。
ほかの鉢植えを見ると、今後育って咲きそうな「つぼみのもと」のような黒いものがついている。

今後また違う鉢のサボテンから、きれいな花が咲くのが楽しみだ。
その日が来るのを心待ちにすることにしよう。
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久々の晴れ間を見て走り出す

2020-07-08 21:44:51 | RUN
九州や岐阜の大雨被害がすごい。
目を覆うばかりだ。
今はスマホで動画が撮れるせいか、すさまじい実態がテレビ画面に映し出される。
新潟も、今朝方まで大雨警報が出ていた。
夜、寝ているときに、何度も強くなる雨音に目が覚めた。

ようやく、午後から天気回復してきた。
くもり空、雲の隙間から陽射しも時折見ることができた。
部屋干しの洗濯物を、急いで2階のベランダに上げ、2,3時間干し直した。

さて、久しぶりに雨が上がった。
こうなると、今いち体調のよくない日々が続いていたとはいえ、少し走ってきたくなった。
COVID-19 のこと、豪雨災害のこと、その他いろいろなこと…。
うっ憤がたまっていた。
それを晴らすためにも、と、5日ぶりに走りに出た。

ただし、体調を考え、少なめの10~11km。
1kmジョギングした後、次の1kmはスピードを上げて走った。
おなじみのガチユル走のガチ走。
3分ほど休んだ後、また次の1kmも速く走る。
さすがにきつくなった。
だけど、ガチ走が終わってもそこで休まずにあと7kmをユルくジョギングする。

このガチユル走が、今年はずいぶんきつくなった。
特に今日は、走り終わった後、ぜえぜえとあえぎ、汗がたくさん出た。
年齢なのか、体調なのか、意欲なのか。
何が問題なのかよくわからないが、まあ走り切れてうっ憤は晴らせたし、達成感もたっぷりあったから、いいことにしよう。
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「銀河」にかかわる歌(40年以上前のものですが…)

2020-07-07 22:10:15 | うた
今日は、七夕。
本来なら、空を見上げて、銀河が横たわる星空をながめたいところだ。
しかし、今年は、星空どころか、雨空。

銀河に思いをはせながら、昔よく聴いた「銀河」にかかわる歌を思い出してみよう。

まずは、小学生のころ。

銀河に浮かべた白い小舟
あなたとたずねた ゆめのふるさと


銀河という言葉を初めて知ったのは、この歌によってではなかったかな、と思う。
これは、当時若い女性たちに絶対的な人気のあった、ザ・タイガーズの歌「銀河のロマンス」。(1968年)

ジュリーこと沢田研二の甘い声に、「シルビー マイラブ」の歌詞の意味がわからなかったけど、私にとっては、女性たちのキャーキャー言う声がついてまわるというイメージがある歌。
今聴いても、ゆったりした感覚がいい。


銀河を歌うなら、一番銀河らしさをうまく生かしていたのは、太田裕美の「銀河急行に乗って」だった。(1975年)

もしもあなたがアルタイルなら
離れ離れのわたしはヴェガね

なんていう歌詞もいい。
作詞者は、「木綿のハンカチーフ」と同じく松本隆。
なんてったって、この「銀河急行に乗って」は、「木綿のハンカチーフ」が初めて入ったアルバム「心が風邪をひいた日」に一緒に入っている曲なのだ。

この「心が風邪をひいた日」がまたいいアルバムなのだが、まあそれはおいとこう。
アップテンポで歌われているのと、空をかけるようなアレンジがとてもご機嫌な曲であった。


突拍子もない歌詞で始まるなあと思った歌。

あいつなんかあいつなんか 銀河系まで飛んできゃいいのに

銀河系って、自分たちが住んでいる星のある太陽系も銀河系の一部でなかったっけ?
そう茶化したくなる歌は、梓みちよが歌った「銀河系まで飛んで行け!」。(1978年)

作ったのは、吉田拓郎だった。
拓郎・梓のコンビは、この歌のまえに、「メランコリー」を大ヒットさせている。
たしか、その次の曲としてこの歌を出したのだった。
梓の歌う2年ほど前に、キャンディーズがこの歌をアルバムに入れていたはず。
キャンディーズが歌った歌を梓みちよがカバーするとは、思いもよらなかったが、そこは吉田拓郎つながりが大事かな。


そして、銀河を行くといえば、銀河急行ではなく、銀河鉄道。
松本零士の漫画をもとにしたアニメの主題歌にもなったゴダイゴの「銀河鉄道999」。(1979年)

よくヒットし、当時の「ザ・ベストテン」で何週か連続して1位になったことをよく覚えている。

さあ行くんだ その顔を上げて
新しい風に 心を洗おう
古い夢は 置いて行くがいい
ふたたび始まる ドラマのために

聴いていて、出だしから元気が出る歌だった。
ただ、サビの部分は英語である。

The Galaxy Express 999. Will take you on a journey.
A never ending journey. A journey to the star.


これをためらいなく歌えるかというと、そう簡単ではなかった。
特に、“The Galaxy Express 999. Will take you on a journey.”の部分なんて、リズムに合わせて歌うことは困難であった。
元気は出るけれど、歌えなくて悔しいから、私自身はこの歌をあまり口ずさむことはなかったなあ。

以上、小学校から大学生時代までの歌で、「銀河」といえば、この4曲が浮かんでくるのだ。

来年の七夕は、星空の下で誰もがもっと幸福な思いで迎えられるといいなあ、と願っている…。
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下水溝掃除

2020-07-06 21:45:05 | 生き方
年に一度の下水溝掃除。
今年も、7月の第1日曜日がこの地域の掃除日という連絡が、直前の週に回覧板で回ってきた。
なんでも、自治会長さんが地域の人たちに連絡するのを忘れていたらしく、あわただしい実施となった。
ここのところずっと梅雨空なもので、おまけに急にザッと降ってくることが多い。

空模様を見ながら、
雨が止んだぞ、それっ!
とばかりに、一気に始めた。

まずは、下水溝を覆うコンクリートの重いふたを1枚1枚、機械を使ってはがしていく。
長年の経験で、はがしたものは、あとの作業をしやすくするために、規則正しく並べていった方がよいということで、1枚ずつ交互に場所を変えて置いていく。
毎年やっていると、この機械の使い方もうまくなってきた。


続いて、ふたや側溝についた土や汚れを取っていく。
そこには、ほんの少しのスペースなのにしっかりミミズが住んでいたりするものだから、その生命力に感心したりする。
先日紹介したクレオメのように、発芽して育とうとする草や木もある。

そして、側溝の底にたまったヘドロや砂などを、角型シャベルを使って取り除き、土のう袋に入れていく。
においはあるし、うまく取れない場所もあるが、根気よく取り袋の中に入れていく。


汚れを取り除いたコンクリートのふたや、側溝の底は、ホースを使い勢いよく流水を当てて流す。
上流から下流に向けて、どんどん流していく。
側溝が両壁も底も、みんなきれいになっていくのを見ると、さっぱりした気分になる。
本当に気持ちがいい。



重いコンクリートのふたを、再び機械を使って、1枚1枚戻していく。
こうして、1時間半近くに及んだ下水溝掃除は終わった。

作業を終えて家に入ると、テレビニュースで、九州で大雨による洪水被害の悲惨な様子を次々と映していた。
同じ流水でも、規模が違う。
なのに、継続して大雨特別警報が出ている。
今後もまだまだ油断できない状況が続きそうだ。
被害がこれ以上拡大しないことを心から祈るしだいだ。
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COVID-19 感染の時世の下では、伯母の逝去を十分に悼むことができないのが残念だ

2020-07-05 20:33:10 | 生き方
母は1男9女の末っ子だったから、上には8人の姉と1人兄がいた。
そのうちの一人の伯母が、つい先日亡くなった。
105歳の大往生であった。

優しく世話好きであった伯母の逝去を、とても悲しくさびしく感じる。
私が若い頃、伯母には大変お世話になった。
一番に思い出されるのが、新潟を離れて大学生活を始めた頃のことだ。
私を心配して故郷から訪ねてきたうちの母ともども、伯母にはとても親切にしてもらった。
姉妹とはいえ、うちの母と伯母は十歳くらい歳が離れていたが、母の伯母に対する態度を見ていると、とても気性がよく合っているのを感じた。
遠慮なく話をしている様子から、母にとって伯母は、姉として信頼している存在なのがよく分かった。
そのせいもあって、私にとっても、伯母は信頼できる存在であった。
独特の早口の口調で、「困ったときには、いつでも来なよ。」と、よく声をかけてくれた。
また、生活費の足しにとお金をくださったりしたことも忘れられない。
「困ったときには、お世話になれる」そう思うことが、心の中で支えにもなった。
伯母が、「あたしゃ、病み上手の死に下手だからね、長生きするんだよ。」とよく言っていたことを思い出す。
その言葉のように、と言っては大変失礼なのだが、一世紀を超えて生き、本当に大往生だったと思う。

お世話になったことを考えると、しっかりと最期のお別れをしたかったのだが、この感染症騒ぎで自由な往来が制限されたり、在りし日をしのぶための十分な時間がもてなかったりしたのがとても残念だ。
そのために、伯母の葬儀は盛大に行うわけにはいかなかった。
このご時世だから、葬儀関係も身内で済ますということになってしまった。
そして、別にお別れをする会として、今日親類一同でのご焼香の会をわざわざ設けたのだが、焼香だけの実施で、飲食を伴う会はできなかった。
私も遠距離の移動となるので、その会は欠席させていただいた。
行われた会では、十分に偲ぶことができず、寂しい感じのする会になってしまったと聞いた。
COVID-19 の騒ぎさえなかったら、みんなで盛大に別れの会を行うことができただろう。
私も、多少無理をしてでも駆け付けたに違いない。

母のきょうだいは、これで1男1女の2人だけとなってしまった。
自分にかかわりのある人たちがいなくなってしまうのは、本当にさびしく悲しい。
私にとって、親の世代の方々が元気でいるということは、それだけで自分たちの生きる力になる。

いつまでもお元気でいてほしいのだ…。
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リモートマッチのホーム初戦、ミスミス5失点で惨敗…

2020-07-04 20:38:52 | アルビレックス新潟
あーあ。
ホーム初戦なのに、なんで5点も取られて、負けなくちゃいけないんだ。

第3節にしてホーム初戦は、北陸勢対決のツエーゲン金沢戦。
リモートマッチとはいえ、ホームなのだから、しっかり得点を挙げて勝ちたいアルビレックス新潟。

最初は、さすがの攻撃力だと思ったのだよ。
前半5分にして、ファビオの先制ゴール。
よくパスはつながるし、ちゃんと得点したし、今日はホーム戦だし勝てるだろう、と思ったのだ。

ところがその後がいけない。
3分後に同点ゴールを決められてしまった。
圧倒的にボールを支配しているのだが、金沢はカウンター攻撃に活路を見出していた。
ボール支配率は、新潟が65%だというのだが、金沢は、攻めに転じたとき、必ずシュートまで持って行った。
そして、18分に逆転弾を食らう。
新潟の守備陣の寄せが今一つ甘いから、シュートを打たれた時防ぎに行っても、足や体に不十分に当たったために、そのボールがゴールに吸い込まれていった。
寄せが甘いから、24分にコーナーキックからヘディングでゴールを決められてしまう。

2点差となって、焦ってしまったこともあり、若いGK藤田がボールの処理を誤り、相手FWにボールが渡り、4点目を決められてしまった。
攻撃力のあるチームといっても、3点差は苦しい。
それでも、36分にファビオのゴールで、2点差に差を詰めた。

後半は、先に得点を決めたチームに流れが行くと思われた。
両チームとも選手を交代させた。
新潟は、DFの田上に代えて、攻撃力のある本間至恩を投入。
それが当たって、新潟の攻撃は迫力を増した。
ところが、絶対のチャンスを決めきれないで時間は過ぎていった。
ようやく72分に、高木が倒されてPK獲得。
シルビーニョがこれを決めて、3-4となり、1点差。
さあ、まだわからないぞ、と期待感が高まった。

ところが、86分に逆にPKを献上。
ここで、3-5。
万事休した。

守備のわずかなミスが失点につながり、攻撃ですばらしさをみせていたが最後の精度が足らず、負けを招いてしまった。
23本もシュートを放ち、そのうち16本が枠内に行っていた。
ボール支配率は69%にも達していた。
なのに、3-5。
惨敗である。

攻める姿は、見ていて楽しい。
迫力がある。
しかし、守備があまりにももろい。
毎試合3点取っても勝てないサッカーなんて、ちとひどすぎる。
後半交代出場したDF舞行龍の先発復帰をはじめとした守備の安定があれば、と思ってしまう。

次節もホーム戦で、松本山雅と対戦する。
今度は、5,000人の観客が入れるそうだから、少しはサポーターの力も借りられることだろう。

引き分けに持ち込まれた前節。
つまらんミスから失点を重ねた今節。
監督も選手たちも変わっているのだから、いい加減「潟る」試合は見たくない。

試合中、負けてはいても生き生きとプレーする堀米、高木、本間たちの顔つきがとても頼もしいと思った。
次節は、頼もしいだけでなく、勝利の笑顔もみたいものだ。
今日の敗戦を糧にしよう。
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「タスキメシ」(額賀澪著;小学館)を読む

2020-07-03 22:11:49 | 読む


数か月前に読んだ「競歩王」が面白かったので、作者の額賀澪さんがスポーツ青春小説を得意にしているのではないかと思った。
そう思って、調べてみたら、「タスキメシ」という名の本があることを知り、今回読んでみた。
主人公の年齢が、高校生から大学生なので、私にとっては自分の若い頃から40、50年もたってしまっている。
そういう主人公に心情を同化するにはいささか時間がたちすぎているなあ…と思いながら読んでいた。
ただ、登場人物たちの、若い頃特有の悩みや挫折の経験がよく描かれている。
読み始めると、一気に読んでしまった。
そういえば、自分もそんな思いをしたこともあったっけ…と思うこともあった。
挫折にぶつかって、悩みまくったこともあった。
そんなことは、人生から比べたら本当に短い間でしかないのだが、その当時は真剣に悩んだものだった。
その感覚を思い出せて、楽しかった。

そして、それ以外に、友情や愛情、思いやりなどが絡みながら、ストーリーが展開される。

ただ、読む前には、「タスキメシ」というからには、駅伝と食事のこと、食べ物と走ることのかかわりがもう少し詳しく描かれるのかと思ったが、そういうわけではなかった。
まあ、それでも食べることは登場人物に深いかかわりがあったので、まあこだわらないことにする。

けがをして、自分が好きだったスポーツから離れなくてはいけなくなるという心理は、自分でも経験したことがあるから、少しはわかる。
学生時代に、自分も卓球の公式戦の試合でけがをしてしまったことがあった。
そのことが、それから先の人生を変える契機の一つになったことは、間違いのないことなのだ。
だから、けがをしてあきらめるか、けがをしても復活に向けて努力するかによって、未来が大きく変わるということは十分あることなのだ。

また、小説特有の、個性的な個々の人物の描き方があった。
そんな個性的な人と人とのかかわりが、ストーリーをふくらませていた。

読後感、さわやかだった。
額賀澪さんの作品は、もう2,3冊読んでみてもいいな、と思った。
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「ど根性クレオメ」

2020-07-02 22:02:30 | 草木花
「置かれた場所で咲きなさい」

たしか、そんな名前の本があったような気がする。

まさしく置かれた場所で咲いてしまったのが、わが家の入り口の2本のクレオメ。

1本は、これ。

コンクリートの割れ目の隙間から芽を出し、しっかり花を咲かせた。

背丈はもう、20cm以上になった。

もう一つは、これ。

こちらの方は、割れ目もない隙間から出たもの。
やっと花を咲かせるまでになったが、強風で倒れてしまった。

しかし、それでも負けるもんか、と生きようとしている。

いずれも、かわいそうだから、よくがんばっているから、と抜いたりしないでおいたら、ここまで育って花を咲かせた。
2本のクレオメ、両方ともすばらしい生命力だ。

このように、土もないところに育ったり咲いたりしたものを、よく
「ど根性○○」
と表現することがある。

この花たちのことも、立派な「ど根性クレオメ」と呼べそうだ。



その姿から、力をもらおう。
私たちも、今置かれている状況を嘆くことなくありのままに受け止め、明日に向かって生きていきたいものだ。


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