ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

父親賛歌の一つ、「ヒーロー」(ファンキーモンキーベイビーズ)

2021-02-08 22:16:21 | うた
最寄りのTSU…YA書店で、レンタルCDの中古品販売をやっていた。
あまりいいモノはないが、1枚300円で、5枚で1000円だという。
これは、ラッキー!と2枚組や3枚組のベスト物のCDとともに、ファンキーモンキーベイビーズの10周年記念ベスト盤「YELL」も買った。
購入理由は、今度楽天に復帰した田中将大投手の、あのころの登板ソング「あとひとつ」を聴きたくなったからだ。
気持ちよくその歌を聴いていたら、終わって次の曲になった。
そこに入っていたのが、「ヒーロー」という曲である。

最寄り駅の改札抜ければ いつもよりちょっと勇敢なお父さん…

で、1番も2番も3番も始まる歌。
それが、ファンキーモンキーベイビーズが歌った「ヒーロー」という歌。

この歌は、日本中の働くお父さんに贈られるエールのように聞こえる。

1番の詞の中には、こんな文句が続く

昨夜の疲れとアルコールがまだ残った午前6時OH
暗いニュース野菜ジュースで流し込み朝から全力疾走
きっと今日も七転八倒 でも鳴らすな10カウント
家族にとってのヒーローになる為 転んでも立ち上がるんだぜ


別に家族のヒーローになる為ではないが、転んでも立ち上がらないといけない毎日には変わりがない。
ただ、励ましてもらっていることは分かる。


2番の詞は、こんなふうになる。

毎日おんなじ時間に起きてはテレビのニュースを見る父さん
はたから見たって一見そんなに冴えない普通のサラリーマン
だっていつも家族の為 人知れずに一人で戦ってる
照れくさくって言いづらいけど がんばっているのはわかる

これ、ちょっとうれしい。
自分の子どもは、自分のことをさえないサラリーマンと思っているのだろうなあ…と思うお父さんは多いことだろう。
だが、「照れくさくって言いづらいけど がんばっているのはわかってる」なんてことを聞くと、心の中でニコニコしてしまうだろう。

3番になると、

カカア天下のお茶の間 第三のビールで乾杯しよう
明日の見えない日本の夜に それでも陽は昇るんだ


…こんなことを歌われると、見抜かれてる!と思うじゃないか。

さて、歌全体を通して、元気付けられる部分はまだあるけれど、働く父親としては、子ども側からすべてを見抜いてくれて、ありがとう!と言いたい気分になりそうだ。


今まで、父親賛歌のような歌。
浜田省吾は、「I am a Father」という歌で、父親であることの自覚と責任を歌っていたけれども、あれも父親賛歌の一つだと思う。
この歌は、息子が賛美してくれている歌だから、余計にうれしいかもしれない。

働くお父さんだという皆さん、この歌聴いて、元気出していきましょう!
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除雪作業をしながら、春遠からじを実感

2021-02-07 19:46:43 | 自然・季節
立春に雪が降り、まだまだ冬だなあ、と思った。
ただ、その後、雨が降ったり少しは晴れ間があったりもした。
そうしたら、屋根の雪がだいぶとけた。
昨日は、80代の男性が、屋根雪の除雪中に落下して亡くなったというニュースが流れていた。
幸い、この周辺は、屋根の雪下ろしまではせずに、自然の融雪に任せておいてもOKなのは、ありがたい。

屋根雪は、自然に任せるとして、道路や家の庭に積もった雪は、自力で消雪作業をしないと、なかなか消えてなくならない。




外に出て働くようになって2週間、除雪作業は、土日のように休みの日でないと、できない。
なにせ、一部からブラックとも揶揄される仕事なので、朝は7時半から夜も7時半まで勤めているし、多少は家に持ち帰ってまでがんばっているから、朝も夜も時間的な余裕はない。。

そんなわけで、土日は、雪さえ降らなければ格好の雪消し作業日和。
2日間、結構がんばったのであった。
道路わきにたまった雪や、中庭にたまった圧雪を掘り崩し、道路に広げ、長靴で踏んだり広げたりして、とけやすくなるようにした。




とはいうものの、まだまだ中庭の雪は多い。


今夜は少しずつ雨が雪に変わるという天気予報。
だが、雪は、2週間ほど前に比べて、ずいぶんとけやすくはなってきている。
やはり立春を過ぎたのは、嘘ではない。

雪の中に取り残され、雪のせいでだいぶ枝が折れたロウバイも、つぼみをだいぶふくらませていた。


そして、ネコヤナギも、春近しの姿を見せてくれていた。


雪のとけ方、そしてロウバイ、ネコヤナギ…。
除雪作業に文字通り汗を流しながら、春遠からじと感じた週末であった。
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3試合目の練習試合終了、あと2週間で開幕

2021-02-06 20:27:53 | アルビレックス新潟
2月第2土曜日の今日。
2週間後の第4土曜日には、J2リーグも開幕する。

さて、クラブのホームページによると、今日、アルビレックス新潟は、カマタマーレ讃岐と練習試合を行ったとのこと。
45分×3本の試合時間で行い、その結果は、
アルビレックス新潟 3-0 カマタマーレ讃岐
だったということだ。

内容は、
1本目:1-0 得点者6分 ロメロ フランク
2本目:1-0 得点者6分 鈴木 孝司
3本目:1-0 得点者2分 丸山 嵩大(アルビレックス新潟U-18)

なるほど。
だいたいは、試合開始とともにボールを保持して素早く動かし、相手が慣れないうちに得点をしていた、というところかな?(推測)

これで、JFLの高知、J3の今治、J3の讃岐と、3度のトレーニングマッチを行った。
6-1、0-0、3-0
という結果だ。
いずれもカテゴリーが下の相手との対戦だから、負けないのは、まずは当たり前。
そうは言っても、例年、下のチームに負けたりすることもあるから、今年はいい感じで来ていると言えるのではないかな?
確実に得点し、簡単に失点はしない(まあ、1戦目は1失点したけれど修正している)ということができている。
昨季もいた選手たちに、新戦力の選手たちが加わって、チーム内にほどよい競争が生まれているのではないだろうか。
2試合目の今治戦は新潟日報紙に出ていたので分かるが,どんなメンバーで試合をしたのか、3試合目の讃岐戦のことは、まだよく分からない。
明日の新潟日報紙あたりに載るかな?

負けない試合を行っていて、新戦力もフィットしているようだし、順調なキャンプとなっているようだ。
2021シーズンの開幕まで、すでに2週間しかなくなった。
あと2週間で、体調を万全にして新しいシーズンの開幕を迎えてほしいものだね。
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「忙しい人ほど、時間が多くもてる人である」

2021-02-05 22:25:06 | ひと
「忙しい人ほど、時間が多くもてる人である」

これは、中学校時代の担任が、50年近く前、卒業アルバムの職員の寄せ書きに書いてくれた言葉だ。
なんだか気になって仕方がない言葉だったので、心に残ってしまった。

最近は、心の中に、よくこの言葉が浮かんでくる。
標記の言葉は、アレクサンドル・ビネ(神学者)の「一番多忙な人が一番多くの時間を持つ」と同じ言葉なのかもしれない。

こうして2年近くのブランクを経て、外での仕事に復帰してみると、現場のなんと忙しいことか。
朝、7時半に職場に行ってから、12時間後に帰るまでの、その勤務時間が過ぎていくことのなんと早いことよ。

かつてこの現場にいたから、忙しいのはわかっていたが、今週は、改めて現在の職場がどれほどあわただしく忙しいのかが、いやおうなしに分かる1週間であった。

忙しくても時間をたくさんもてている、…なんて、恩師の書いてくれた言葉を実感するような自覚は全くない。

ただ、やはり家で毎日を送るよりも、日々の生活に起こる変化が大きい。
そこに面白さ、充実感を感じることが多いのも、確かである。

「忙しい人ほど、時間が多くもてる人である」

恩師は、忙しいときほど後で得られる充実感は大きいということを伝えたかったのだろうなあ、と思う今である。
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午前3時半に除雪をしてくれる人がいる

2021-02-04 23:10:30 | ひと
ゴゴゴゴゴ…。
ああ、やっぱり来たか。
昨夜仕事から帰るときには、結構降り積もっていたものなあ…。

そう、この地鳴りを伴うこの音は、除雪車が通る音。
朝早くから、ご苦労様です。
そう思いながら、目を覚ましてみると、まだまだ暗い。

何時だ?
暗闇の中で、スマホのボタンを押すと、
3:30

え?まだ午前3時30分?
…と、驚いた。
午前3時半だよ。
この除雪車を運転し、除雪作業をしてくださる人は、何時に起きているのだろう?
思わずそう考えてしまった。
起きてから、除雪車の置いてある場所(会社?)まで行って、そこから除雪車を運転してここまで来ている。
その距離はどのくらいあるものだろう?
ここに直で来たわけではないだろう。
何時に起きて、どこをどう除雪しながらここまで来て、3時半になったのだろうか。そんなことをと考えたりしていたら、すごいものだと思えてしまった。

未明からこういうことをしてくれる人がいる。
だから、私たちは、朝、家の前の除雪をして、出勤したり生活したりすることができる。
心から、感謝したい。
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立春だというのに…

2021-02-03 21:42:12 | 自然・季節
2021年の立春。
それが今日だった。
春になるぞ、という気分を盛り上げたいところだった。

ところが、朝、窓を開けると、
…雪!


せっかく2日前までの雨で、だいぶ雪が解けたというのに、また雪だ。
こんなふうに降ると天気予報で言っていたっけ?


まあ、新潟では、1月末から2月の初旬までの期間が、最厳寒期なのだから、仕方がない。
今日は、朝から夜まで雪が止むことも、晴れ間が見えたりすることもなく、1日中ずっと雪が降っていた。
不幸中の幸いなのは、雪が降り続いたが、1月の豪雪の時ほど量が増えていないこと。

それでも、きっと明朝は家の前の道路に除雪車が通って、朝から除雪しなくてはいけないだろうなあ。
立春も行くというのに、出勤前の除雪、がんばらなくてはいけませんな。
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今日は節分、豆まきをした

2021-02-02 22:11:41 | 自然・季節
今日は、節分。
例年より1日早いかな?
もともと「節分」は、「季節の分かれ目」の意味のはず。
だけど、やはり春を迎える「立春」前の節分が、次の季節を迎える喜びが最も大きいから、暦に残ったのだろうか?
などと考えた。

今夜は、仕事から帰ると、時間がないので夕食を食べる前に豆まきをした。
「鬼は外 鬼は外 鬼は外」と、「鬼は外」を3回叫んで、玄関から外に豆をまく。
そしてその後、「福は内 福は内 福は内」と3回叫んで、家の中に豆をまく。
あとは、家の部屋のあちこちに足を運んで、そこから「鬼は外」「福は内」を叫びながら、豆をまく。

昔々、父親から教わったとおりに豆まきをした。
あ、豆まきの前に神棚に、豆を入れた桝をお供えもしたのだった。

よく、「あなたの追い出したい鬼は何?」などと聞かれる。
今日の私なら、「もの忘れ鬼」ですな。

今日、帰ろうかと思ったら、カバンがない!
どこだ?どこだ?
…と、職場内を一人で何往復したことだろう。

見つけるまでに30分近くもかかってしまった。
見つかって、やれやれ。

え?
それは、もの忘れ鬼のしわざではないって?

そうか、たんなる認知症の進展か!?
うーむ…。
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2月になると思い出す詩「ある日」

2021-02-01 21:48:22 | 生き方
2月になった。
2月は、母が亡くなった月である。
父、そして母を失って、親がいなくなった。

それから、2年くらいして、2月にこんな詩に出合った。
自分の心にしみてくる内容があった。


   ある日
         関 洋子

ある日わたしは
自分を戒め
引きずっても
高めてくれる
親がいいとおもった

ある日わたしは
自分をなぐさめ
ふところに抱き
眠らせてくれる
親がいいとおもった

ある日わたしは
自分のそばにいて
なにもせずに
こたつねこのように
ねむりくらす
親がいいとおもった

ある日わたしは
もうどうでもよく
ただひたすら
わたしの親であり
いるだけでいいと
親を思うようになった

そのときは
もう
いなかった



5連で成る詩だが、子どもの頃からの親に対する思いの変遷が、4連までに表されている。

3連の、「なにもせずに こたつねこのように ねむりくらす 親がいいとおもった」

「こたつねこのようにねむりくらす」…これは、まさに母が癌に侵されて、危篤状態に陥ったときの姿そのものだった。
その時期が、今と同じ時期、2月の初めだった。
そして4連のように「もうどうでもよく ただひたすら わたしの親であり いるだけでいい」という思いも抱いたのであった。

やがて、最後の5連の「そのときは もう いなかった」につながってしまった。

「ある日」という詩。
2月になると思い出す詩である。
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