ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

0-2で敗戦も、2戦合計5-2で準決勝に名乗り上げる ~2024ルヴァン杯準々決勝第2戦アウェイ町田戦~

2024-09-08 21:44:49 | アルビレックス新潟

リキさん(松橋監督)は正直だ。

今日の試合、「生きた心地がしなかった」という言葉も使っていた。

今日の町田とのアウェイ戦は、新潟から見て、0-2の負け。

クリーンシートで負けちゃったのは、ちょっとね…という気にもなった。

でもね、これがプロ同士の試合だよ、とも思った。

そうは言っても、このルヴァン杯準々決勝は、2戦合計の得点で勝敗を決する。

2戦合計で、5-2。

アルビレックス新潟の勝利なのだ。

今日の一戦、負けたからといって、下を向きすぎることはないのだ、新潟の選手たち。

そう言って弁護してあげたくなった。

そのくらい、どの試合も勝ちたいんだね、みんな。

自分たちが負けることを許さないその姿に、とても頼もしさを感じた。

 

前半の終わり近くにバタバタと失点をしてしまったけど、それまではある程度町田の攻撃を受けながら新潟のペースだった。

それが最初に失点したから動揺したのか、2点目はシュートなのかクロスなのかわからないような形で、アンラッキーにも失点してしまった。

すると、なんだか簡単に失点しそうな気がしてたまらなくなってしまった。

それは、アルビを応援して見ていた人たちが皆、感じたことじゃないのかなあ。

 

ちょっとした不安は、先発メンバー発表のときからあった。

センターバックに、ベテランがいなかったこと。

舞行龍が脳震盪の疑いで前の試合で退場したから、この試合には出られない。

じゃあ、代わりに誰が入るのか。

結局、前の試合で舞行龍が退場してから代わりに入った遠藤がスタメンに入った。

その代わりに、左サイドにキャプテン堀米を入れたのではないかなと推測した。

遠藤にしてみれば、ここでしっかり守れないと、アルビでのポジション獲得は難しい。

特別指定選手で来季入団予定の稲村が、遠藤に優先して起用されている。

舞行龍のもつ高い技術までいかなくても、遠藤はいい仕事ができる、と監督やサポーターたちに見せたいところだ。

それができないと、「明日(来年)」はないかもしれない。

では、今日はどうだったか?

チームは、前半に2失点してしまった。

ただ、遠藤は相手の決定的なチャンスのときに、ゴール直前で相手とスライディングで競り合って、ボールに一瞬早く触り、相手の得点を許さなかった場面があった。

そこは、プラスに考えたい。

千葉ではなく遠藤を先発で起用したのも、リキさん流に、個人の能力を伸ばしてほしいという期待の表れだったのかもしれない。

 

後半は、3点差になってムードが変わったせいか、町田の攻撃場面が目についた。

アルビの有効な攻撃を目にする場面が減ったように感じた。

そして町田の方がセカンドボールを回収して攻める場面が多くなった。

コーナーキックが連続したときなど、とてもヒヤヒヤした。

だけど、よく守り切った。

後半25分、ダニーロ、長谷川元希、鈴木孝司に代わって、長谷川巧、谷口海斗、小野裕二が出た。

その交代は心強く思った。

小野ゆのリーダーシップは、見ていて頼もしい。

なにせあのいかつい顔つきでチームを鼓舞する姿は、周りに対する説得力がある。

チームメートにも、サポーターにも。

だから、後半37分の相手ボールカットからの、GKとの1対1、小野ゆのシュートには期待したのだけどな。

残念ながら、立て続けに2本打ったシュートはGKに、DFにと防がれてしまった。

 

前回大爆発した長倉は、今日の3回のビッグチャンスをものにすることができなかった。

だけど、彼はよく走る。

攻撃でも守備でも、最後までよく走る姿には感心した。

とにかく、新潟は、後半は守り切り、相手に得点を許さなかった。

それが何より。

攻撃は少し物足りなくなったが、守備はしっかり修正できていたということ。

いろいろ反省点はあるだろうけれど、それはリーグ戦に活かしてもらおう。

 

勝ち進んで、次戦ナビスコ杯準決勝の相手は、甲府に勝った川崎フロンターレとなった。

相手にとって不足はなし。

てっぺん目指しましょう。

 

Visca Albirex !!!

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花もいただいています

2024-09-07 22:02:49 | 草木花

わが家の庭で、今一番たくさん咲いている花が、これ。

これは、少し拡大してある写真だが、花はそれなりに可愛いと思う。

 

庭で咲いている様子は、こんな感じ。

すごくうじゃうじゃ咲いている。

 

ところで、この花、食べられるのだと最近知った。

もっとも、この花を食べようとする人は少ない。

食べるのは、花ではなく茎や細長い葉だからだ。

 

この花の正体、分かる人は分かっていますね。

この細長い葉をよく見ると分かる通り、正解は…

ニラの花なのだ。

わが家の庭には、どういうわけかニラが勝手に生えてくる。

別に畑にしているわけではないが、まるで雑草のごとく生き生きと生えている。

スーパーなどで買わなくても自生しているから、ほしいときは買ってくるのではなく、「刈って」くる。

つい先日は、花のついたままのニラを、焼きそばに入れたり、ニラ玉にしたりして味わった。

別に苦くなったりおいしくなったりはしないが、ちょっと違うのもいいだろう。

完全に花が開き切ったものより、つぼみの方状態でいただく方がいい感じがする。

外で売っているニラには普通花などついていないから、こういうのを味わうのも面白い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西瓜も勝手に発芽・成長していた

2024-09-06 18:15:55 | 草木花

以前、ここでわが家の庭に「勝手に種から発芽して育っているカボチャたち」があるということを話題にした。

あれから3週間ほどたって、どうやらカボチャは食べられるくらいにまでなりそうだ。

すでに1つはつるが枯れてしまったので、収穫してしまった。

ほかのカボチャたちも、あと3つか4つ、食べられるくらいの大きさになりつつあるのは、うれしい。

 

さて、カボチャを漢字で書くと「南瓜」、「南の瓜」である。

今年は、コンポストの土から南瓜同様に、発芽して育ったものがあった。

それが、「西の瓜」である。

「西瓜」つまり「スイカ」なのだ。

カタカナで書くと、JRのカードのような気分になってしまうが、あの夏の代表的な大きな果実のことだ。

そのスイカの発芽を見つけたのは7月だった。

ひょろひょろして細いつるだったから、花が咲いてくれるかな?と、あまり期待はしなかった。

 

だが、最初に雄花を見て、その数日後に雌花が咲いたのはうれしかった。

写真を撮るのを忘れてしまい、もう一度見たら、もう花はすぼんでいたが、それが8月上旬。

実になるといいな…と思って見守ってきた。

 

8月15日には、直径2㎝くらいの、可愛らしいスイカらしくなっていた。

その5日後の8月20日には、ひと回り大きくなって4㎝くらいになったように見えた。

9月に入って、長さは10㎝くらいになっていた。

だが、そこからあまり大きくならずに、外側の色が緑色から少し黄ばんできた。

数日様子を見たが、だんだん色あせていくような感じがして、今日はついに取ることにした。

 

収穫!

気になるのは、食べられるかどうか。

だけど、すぐに切って中を確かめてしまうのはもったいない。

まずは、仏壇にお供えして数日してからだな、切るのは。

ということで、おあずけ!!

 

でも、いつの間にかもう一つ実がなっていた。

これは、直径3㎝くらいに過ぎないから、今からだとあまり大きくはならないだろうな、きっと。

でも、なんか見ているだけで楽しいね。

こういう果実とかって、食べようとするときより、成長を見ているときの方が楽しいものだね。

だから、しばらくこの小さい実を見守って楽しむことにしよう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健診のちRUNしてみたのだが…

2024-09-05 22:28:33 | RUN

 

昨日は、年に一度の健診の日。

おやまあ、と思うところがいくつかあった。

まず身長。

去年は、182㎝台だったのに、今年は181.5㎝。

7㎜ほど縮んだ。

かつては、183㎝を超えていたのに。

体重は、去年の68kg台から、67.6㎏。

またやせた。

最も太っていた時代から、およそ20kg近くやせたことになる。

それはいいとして、

腹囲は、去年の82.0㎝から83.8㎝へ。

腹回りの脂肪が増えた?

なんだか、いいことがないなあ。

 

そう思っていたら、血圧が123-90。

家では最近は下が90なんてならないのになあ、と思っていたら、「もう1回計りますね」だって。

すると、今度は、「146-91」だって!?

うっそー!?血圧は家で毎日測っているけれど、いくら高くても130前後。

上が146なんてことは未だかつてなかった!

これは誤っている。

そう思っていたら、目の前の担当者は、なんと記録欄にその数字を書き込んだ。

はあー!?何、これ!?

という異常値で、医者との問診を勧められてしまった。

まあ、医者は、「毎日測ってそこまで高くないなら、いつもと違う環境で緊張したのかもしれませんね」などと言ってくれたから、まあ少しは救われた気がした。

 

健診が終わってから数時間後、元気でいたくて(?)久しぶりに夕方に走ってみた。

走ったのは5kmほどに留めたが、なんだか健診の計測値が気になっていたせいか、いつもより速く走りたくなってしまった。

いつもだと6分30秒/㎞くらいのジョギングなのに、この日は5km走って平均の速さは久々に5分39秒/㎞の速さ。

最近の自分としては、少しだけ速かったつもり。

 

なのに、今日は、血圧の上は低いのだが、下は高かった。

そのせいか、今日は少し動悸がするような、ちょっと立ちくらみしそうになるような、ちょっとした体調不良を感じた。

これは、昨日の健診の後遺症…?

まあ、そんなわけはないな。

あるとすれば、昨夕のRUNが今の体調にしては速過ぎたということかもしれない。

もっとゆっくりのジョギングでないと、体はきついよ、ということを示しているのかもしれないな。

やれやれ………。

加齢とともに、体が変化してきているのかなあ…と、昨日今日と考えこんでしまっている私なのである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5-0で大きな先勝 ~2024ルヴァン杯準々決勝ホーム町田ゼルビア戦~

2024-09-04 22:50:12 | アルビレックス新潟

快勝!

5-0は大きいなあ。

 

試合前は、こんなデジタルポスターもあったのだけど、モデルの小見は不出場。

こっちは、DFの要トーマス・デンがオーストラリア代表に招集され、いない。

だが、相手町田も、日本代表に3人、韓国・オーストラリア代表にそれぞれ1人と5人がいなかった。

チーム力で戦う戦術がしっかり浸透している新潟に比べ、町田は個人の強さに依存するところもある。

そんな違いが出るかもしれないな、と試合前に思っていた。

できれば、この第1戦、ホームで2点くらいの差をつけて、有利な状況で第2戦のアウェイの戦いに臨みたい。

そんな思惑は、監督や選手たちもサポーターたちも思っていたことだろう。

そのためには、まず先制点を挙げたいところだ。

 

16分、それが実現する。相手陣内に攻め込んだダニーロから、ゴール前の長倉に素晴らしいボールが供給されると、長倉はこれをボレーであっさり決めた。

その手前での小野のプレーがファウルだとしてVAR判定。

これがゴールには影響なしという判定で、新潟先制!

 

試合は、6分4分で新潟の選手たちがボールを保持して支配することが多い展開。

早く追加点を取ってほしいという願いで見守っていると、32分相手FW 藤尾がダニーロへの危険なスライディングで一発レッドとなってしまった。

新潟にしてみれば1人多いのは大きなチャンス。

 

ここから先は、パス回しに長けている新潟の攻めまくりシーンが続く。

42分、待望の追加点が生まれた。

攻め込んだ新潟が、谷口から小野に横パスを送ると、小野は利き足と逆の左足で相手GKもさわれないコースにボールを送ると、ポストに当たりながらもボールはゴールネットを揺らした。

小野ゆ、さすが!

 

だが、好事魔多しという言葉がある。

前半アディショナルタイムで、相手FWが空中でヘディングをしようとした舞行龍にレイトチャージでぶつかると、舞行龍はむち打ちのような症状となってグラウンドに倒れた。

守備の要、舞行龍を欠くことになってしまい、後半がちょっと不安視された。

 

その不安を払しょくするのは、追加点しかない。

町田も戦術を整え、後半開始から選手交代で打開を図ろうとした。

しかし、49分、得点したのは新潟だった。

ここでも決めたのは、長倉。

これで、3対0。

 

この後、町田もこのままではいけないと攻めてきたが、新潟も選手交代し、対応。

多少守勢に回る時間も増えたが、87分に相手GKのキックミスを拾った新潟は、前線の長倉にパスを送ると、長倉は、相手GKの動きをよく見て、4点目の追加点。

これで長倉ハットトリック達成!

 

長倉の爆発は、試合終了直前にもおまけ付き。

長谷川元希がゴール前でキープして出したラストパスを、長倉が見事に決めて4点目!!

VAR判定で、得点は有効となり、試合は、ここで終了。

5-0の大勝。

 

難敵と思われた町田に対して、いくら相手が10人になったとはいえ、追加点を重ね、見事に5点のアドバンテージを生み出した。

新潟の選手たちの技術が、町田の個人の力を上回っていた。

退場で1人少なくなったチームは、10人で11人の働きをしないといけなくなる。

町田も、そうしようとした。

だが、10人対11人になると、素早くボールを回す新潟の動きは、町田の選手たちにつけ入る余地を与えなかった。

ボールを正確に蹴る、止める。この技術が新潟の選手たちにはあるから、確実に上回れるのだ。感心した。

相手に守りを固められても、そこを崩す方法を見つけて得点することができていた。

すばらしかった。

 

だけど、4点取ってヒーローとなった長倉は、インタビューになると笑顔を見せなかった。「自分たちができたことだから、次の試合で町田もできるかもしれない」というような内容のことを話し、次戦に向けて油断しないよう気持ちを引き締めていた。

さすが、長倉だ。

 

今日の入場者数は、9,130人と1万人を割っていた。

でも、アルビサポは、みんな満足しただろう。

 

今日の試合、私は、前節のリーグ戦に続いてホーム戦の応援に行かなかった。

でも、家で、しっかりSPOOXと契約して、試合中継を見たのだった。

いやあ~、契約してよかったわあ~。

こんな気持ちよく勝利する試合、なかなか見られないもの。

【Y特派員写真提供】

油断せずに日曜日の第2戦も戦い、準決勝へと勝ち上がろう。

 

Visca Albirex !!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月は野球が気になるシーズン

2024-09-03 22:32:48 | スポーツ

昨日の立教大学体育会応援団を見ていて、六大学野球は、まもなく秋のリーグ戦が始まるのだな、と感じた。

学生時代は、よく母校の応援に行ったものだった。

学年が上がると、私はよく対戦相手にヤジを飛ばしたものだった。

ある時、自分より強烈なヤジを飛ばす奴がいるな、と思ってその方を向くと、よく知っている大学のサークルの後輩だった、なんてことは懐かしい思い出だ。

 

それはともかく、大学野球は、だいたい春季と秋季のリーグ戦の2回覇権を争う。

リーグ戦では、六大学野球だと対戦相手は5校。

1校相手に先に2勝したら、勝ち点をゲットとなる。

対戦相手は5校しかない。

全敗したら、わずか10試合でリーグ戦終了だ。

4年生にとっては、学生時代最後のリーグ戦。

1戦1戦貴重な戦い、がんばってほしいと思う。

 

大学野球だけでなく、9月は野球シーズンだ。

高校野球は、春のセンバツのもとになる県大会の戦いが行われる。

新潟県の大会の組み合わせも先日発表されたが、強豪チームが意外と多く固まったブロックもある。

どこが勝ち上がるか、分からないぞ、と思っている。

どこが優勝してもよいから、10月の北信越大会で好成績を収めて、最近県勢が出場していない春の選抜大会で甲子園に行ってほしいと願っている。

 

NPB日本のプロ野球も、9月に優勝が決まることが多い。

パ・リーグは、ソフトバンクの優勝だろうが、セ・リーグは、まだ分からない。

広島と巨人が首位争いをしているが、まだまだ阪神もDeNAも、優勝を狙えないことはない。

まとまりと勢いがある広島、メンツがあって負けられない巨人、アレンパ目指す阪神、打撃が好調なDeNA、どこが抜け出すだろうか。

私は、強いのか弱いのか分からない阪神を応援する。

投手力はそれなりによいのだが、今季は致命的なエラーが目立つのが気がかりだ。

去年より打線につながりがなく怖さがないけれども、接戦は多い。

守備ではエラーを出さず、攻撃ではタイムリーヒットを打って、そういう試合をものにできればよいのだが…。

期待して見守ろう。

 

期待して見守るといえば、なんといっても、メジャーリーグ、ドジャースの大谷。

ホームラン王にばかり関心が集まっていたら、いつの間にかすごい勢いで盗塁数を伸ばしてきた。

「40-40」達成から、今度は前人未踏の「43-43」そして「44-44」まできた。

こうなったら、やはり「50-50」という、夢のような数字の達成を望んでしまう。

今や「44-46」で、盗塁数は大丈夫だろうから、ホームラン数が届くかどうか、というところまで来ている。

今の勢いなら、あっさりやってくれるのではないか!?

毎打席毎打席、期待がふくらんでいる。

 

こんなふうに、9月は、毎日毎日いろいろなジャンルの野球の結果が気になる月になりそうだ。

どれも真剣勝負。

その行方を楽しませてもらおうと思っている。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立教大学体育会応援団成果発表会

2024-09-02 22:20:31 | お出かけ

今夜は、この場所で、このような催しがあった。

母校立教大学の体育会応援団が成果発表会を行うというのだ。

立教大学体育会応援団は、8月下旬から8泊9日の予定で、新発田市の月岡温泉で合宿を行っているのだ。

今日は、その「中間発表会」のような性格であった。

 

受付では、一般客と大学のOB・OG客に分かれていた。

と言っても、後者の場合、卒業年度と氏名・住所を書くというものにすぎなかったのだが、堂々と(?)書いてきた。

受付で渡されたのは、2つ。

今日の成果発表会の内容を簡単に紹介するようなチラシと、

ボール紙にスクールカラーの紫で印刷された扇子形のこんなもの。

これは、組み立てると、こんなメガホンになるのですな。

チラシに書いてあったように、演舞中は写真が撮れないということで、舞台だけ写真におさめた。

 

最初に、応援団長のあいさつがあった。

団長は、「もちづきあおい」さんという女性。

女性が応援団長とは、小学校の運動会じゃあるまいし、と思ったりもしたのだが、それは古い人の感覚。

その後登場する応援団員は、男性よりも女性の方が人数が多かったことにびっくりだった。

 

発表会は、3部構成。

第1部は、チアリーディング部のステージ。

こんな衣装に身を包んだ女性たちが、およそ60人、ステージに上がって2つのルーティンを披露した。

1つ目のフェスルーティンは、フィンガーファイブの「学園天国」のメロディーに乗ってのもの。

2つ目のバイブルーティンは、クイーンの「DoN'T Stop Me Now」を軽快に踊っていた。

大勢なので、舞台が狭く見えた。

 

第2部は、吹奏楽部の出番。

最初の構成は、3人同じ楽器によるアンサンブルを3つ。

・「金属製ひん曲がり尺八」を演奏する3人でユーミンの「ひこうき雲」。

ちなみに、「金属製ひん曲がり尺八」とは、戦時中敵性国語として使えなかった「サックス」の和名なのだとか。

・「トランペット吹きの休日」をトランペット吹きの3人が演奏。

・フルートの三重奏を奏でたのは「22センチトリオ」という足の大きさが22センチの女子3人。

曲は、「ハナミズキ」。

3人のアンサンブルは、どの楽器も「3人らしさ」をたっぷり出して、楽しく気持ちよく聴けるように工夫されていた。

よくできました。パチパチパチ…。

 

次に、吹奏楽部おそらく全員の30名余りによる、「日本を勇気付けるメドレー」の演奏。

私が聴いたところによると、「愛は勝つ」「どんなときも」「明日があるさ」「負けないで」「全力少年」「ら・ら・ら」「それが大事」「栄光の架橋」などが、次々と奏でられた。

さすがに大勢で、次々に曲が変わっていくというのは聴き応えがあった。

ここでも、30名余りの吹奏楽部員のうち、男性は8名にすぎなかった。

おっと、男性女性の数にこだわるのはよくないな。

 

さて、「応援団」と聞くと、「嗚呼!!花の応援団」を思い出す。

あの学ランに身をくるんだ応援団員、つまりリーダー部の団員を想像するのだが、ここまでの展開であまり登場していない。

いよいよこの後、登場し始める。

1人や2人で登場し、くだらないギャグを連発し始めたのが楽しいやら寒い風が吹くやら。

「てんとう虫の演技やります!」と言って、やったのは、「うっ、まぶしい!」

…どうやら「点灯」虫だったらしい。

「カエル飼いたいんだって。買ってもいい?」「買わず(蛙)!」

「穴の開いたトレーナー、やります!」「このトレーナー、完全に穴開いちゃったなあ…」「ポカリスエット!」

…などなど、「…やります。よろしくお願いします!」と大げさに大声を出して、落ちのある(白ける?)演技をするのだから、バカバカしいが会場は笑いに包まれていた。

 

その場つなぎのようなものが終わると、真打ち(か?)リーダー部登場。

最初は、大きな団旗を持ち上げる演技。

この力のいる技も、女性団員が行っていた。

いちいち解説を交えながら進行をする団員も女性でありながら、かつて見た男性団員と同じ仕草や語りをする。

そこに、出てきた団員を毎回「○○学部●●科〇年、●●県私立〇〇女子高校出身●●●●」などと、学部学科や出身高校まで付けて名前を紹介するのも、可笑しい。

 

そして、この後は盛り上がる。

リーダー部、チアリーディング部、吹奏楽部、三部一体となってのステージだ。

あの神宮の六大学野球でかつて何度も聴いた応援歌が続いた。

まず、何といっても第1応援歌。

このイントロが流れると、「イノキボンバイエ」同様に、体に元気が湧いてくる。

懐かしくて、声を出して久々に歌ってしまった。

 

そして、第2応援歌「セントポール」

セントポール、シャイン、トゥナイトを繰り返す、あの名曲。

これまた懐かしい。

 

3つ目が「立教アトム」。

4つ目が「チャンスパターン・メドレー」。

ここには、「ポパイ・ザ・セーラーマン」なども入っていた。

やっぱり、母校の応援歌、元気出るわ~。

もう、配布されて組み立てたメガホン、振りまくり。

 

そして、神宮でよく聞いた、「学生注目!」の叫び。

団員の叫びに、「そうだ~!」と皆で声を合わせて叫ぶのが懐かしい。

 

最後は、立教大学校歌「栄光の立教」。

芙蓉の高嶺を 雲居に望み

紫匂える 武蔵野原に

いかしくそばだつ われらが母校

見よ見よ立教 自由の学府

これも、声を出して歌っちゃったよ。

2番、3番は、長年の経過で一部歌詞が出てこなかった⤵。

 

最後は、団長が「フレー、フレー、立教」というのだが、その後に付け足して、「フレー、フレー、しばた」という文句も付け足していた。

さすが、ご当地に恩義を感じていますね。

もっとも、「まだ5日までいますので、差し入れ期待しています」みたいなことも言っていたけどね。

 

あ~、後半になるにつれ楽しかった。

大学時代、よく六大学野球を見に行ったから、応援団ががんばっているのはよく見ていた。

今は、女性の方が多い応援団だけど、「秋のリーグ戦、優勝を目指します。そのために、私たちもがんばって応援します。」と決意を口にしていた。

 

行ってよかった。

学生時代は、1980年に終えたのだから、六大学野球を見に行っていたのは45年も前になってしまうのか。

立教大学の野球をはじめとするスポーツと、体育会応援団の健闘を期待することにしよう。

今日はありがとう、立教大学体育会応援団の皆さん!!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8年前にしていた話

2024-09-01 21:35:13 | 「育」業

今日は、9月1日日曜日。

今は、8月下旬に夏休みを終えて学校がすでに始まっている所も多いことだろう。

でも、昔と変わらずに8月いっぱいまで夏休みとした学校は、明日9月2日の月曜日から再開となる。

 

今から8年前は、定年退職前最後の1年だった。

何を子どもたちに話していたのかな、と調べてみたら、原稿が見付かった。

今年はパリ五輪だったが、あの夏にはリオデジャネイロ五輪があったのだった。

こんな話をしていた。

 

 今日から2学期が始まります。

 みんなが、今日元気に学校に来てくれたことが一番うれしいです。

 1学期の終業式に、「夏休み中に、生きていなさいよ。死ぬんじゃないぞ。」と、話しましたが、その約束を守ってくれて、本当にありがとう。

 それと、家の人のために、毎日家のお仕事はしましたか?

 夏休みには、みなさんにはいろいろな思い出ができたことでしょう。私は、どこへも旅行に出たりはしませんでした。だから、テレビでリオデジャネイロ五輪を見たことが、一番の思い出になります。日本選手ががんばって、たくさんのメダルを取ったことは大きな喜びでしたが、メダルを取るような人は、ただその種目のスポーツの技だけでなく、心もすばらしいことをたくさん見せてもらいました。

 例えば、柔道では、男子73キロ級で優勝した日本の大野選手です。優勝した後も、大野選手は叫んだりガッツポーズをしたりすることなく、静かに一礼をして会場を去りました。

 「相手を敬おうと思っていた。冷静にきれいな礼もできた。日本の心を見せられる場でもあるので、よく気持ちを抑えられたと思う。」と言っています。つまり、優勝したからと自分だけ喜んで騒ぐのではなく、一緒に戦った相手の負けた気持ちも考え、きちんとお辞儀をしたという訳です。

 もう1つは、体操の個人総合で優勝した内村選手と2位になったオレグ選手のことです。最後の鉄棒の種目で、内村選手は難しい技を次々に決めて、逆転しました。2位になったウクライナという国のオレグ選手は、ほんの少しの差で、内村選手に負けてしまいました。

 その後、他の国の取材をする人からのインタビューで、「内村選手は、審判にひいきされているのじゃないか。」という質問がありました。その質問に、2位になったオレグ選手は、「審判が点数をつけるということは、フェアで神聖なものだとみんなが知っています。内村選手は、いつも高い点数を取ってきています。彼は世界で一番かっこいい人物だと思います。僕はこれからも一緒に内村選手と競技をしていきたい」と答えています。内村選手は、「今日はとてもすごい戦いを見せられたと思う。次に戦ったら、オレグ選手にはかなわないかもしれない。でも、これからも一緒に体操の面白さ・すごさを伝えていきたい。」と話しています。

 こんなふうに、一流のすごい技や戦いぶりを見せられる選手たちは、自分だけでなく一緒に戦う相手の人をも大切にできるのだな、と感心しました。

 皆さんにも、行事でも、勉強でも、ふだんの生活でも、自分のめあてに向かって、あきらめずにがんばって、自分の力を高めていってほしいと思います。そして、周りの人や他の人たちをも大切にして、お互いの力を高めていってほしいと思います。2学期は、学習発表会や児童会祭りなど、自分ががんばり周りのみんなと取り組むことがたくさん予定されています。

 自分も、他の人も大切にして、力を合わせてがんばり、楽しく力をつけていく2学期にしましょう。

 

…こんな話をしていたようだ。

夏休みが終わると、学校に行きたくない子が増える、ということを扱うワイドショーなども多い。

どうか再開した学校生活が楽しい毎日でありますように。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする