kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

嵯峨釈迦堂(清涼寺)

2009-11-09 23:08:01 | 京都

                                                                     

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嵯峨釈迦堂(清凉寺)の山門(仁王門)です。

                     

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Img_4034 仁王像

                               

                               

Img_4036 本堂

                                 

                                 

Img_4052 一切経蔵(輪蔵)

                      

一切経がこの中に納めてあり、回すと、すべてのお経を

詠んだことになるといわれる。(手で簡単に回ります)

                             

                              

Img_4056 多宝塔

                            

                                

Img_4055 源融公墓所(みなもとのとおる)

                          

                    

光源氏のモデルとされる、源融のお墓です。

                                  

                           

以前、清凉寺について、書いたことがあります。

                      

http://blog.goo.ne.jp/7u6n4c1h4a9n7/d/20081116

                                   

↑ こちらです。よろしかったら…、

クロコさん、ここになつかしい人からのコメントがありました(T_T)

                     

                            

釈迦堂の山門の隣にお豆腐屋さん「森嘉・もりか」があります。

                   

Img_4031

           

なかなか人気のお豆腐屋さんで、観光の方も買っていかれる

お豆腐屋さんです。(水曜日定休)

                              

こちらは、販売のみでお料理はされていません。

湯豆腐料理は清凉寺境内にある「ゆどうふ・竹仙」で

食べることができます(お昼のみの営業) 

今回、お店の写真は撮って来ませんでした。

                          

このあと、嵐山へ行きました。

                   

                

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島原の太夫さん

2009-11-09 18:37:39 | アート・文化

                           

Img_4042 島原の太夫

                                  

                               

11月8日の夕霧祭で太夫道中をされた太夫さんです。

お名前が分からず、すみません。                             

                        

前で結んだ帯は、「心」という形に結ばれています。

                      

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「太夫」 とは正五位(しょうごい)の位を受け、帝とも謁見する事ができました。

                     

遊宴の席で接待をする女性の最高の位だったのです。

                             

そのために、花街に入ると歌舞音曲の芸、お茶お花、

和歌、俳諧などの教養を身に付けなければなりませんでした。

ですので、自ずと、とても厳しい修行を積むことになるのです。

                     

                      

Img_4048 後ろ姿も美しいです(*^。^*)

                               

                           

                                     

Img_4050 禿(かむろ)              

                                      

                          

禿(かむろ) 7~8才で太夫について、芸事の修行をする童女です。

花街での宴席でも2人、太夫さんに付いています。

修行の中には、太夫の身の回りのお世話をすることもあります。

小さな子供には、辛いこともあったのでしょうね。

                               

                                   

今、「島原」 には、「角屋(すみや)」と、「輪違屋(わちがいや)」

の2つが残っています。

「角屋」 は博物館のように中を見ることが出来ます。

(京都定期観光バスが、夜の観光としてコースに入れる時があります。)

                

「輪違屋」 には入れません。現在も営業をしておられます。

                            

昔、江戸の「吉原」 京都の「島原」 には、違う点がいくつかあったそうです。

                   

島原は、「花街」 「太夫」。  吉原は「遊郭」 「花魁」。

という言葉で表したそうです。

島原は、一般の女性でも出入りの出来る様になっていたそうです。

吉原は、門で閉ざされ遊女たちが逃げるのを防いでいたので、

逃げるため、火を着けることも多く火事がよく起きたそうです。

                            

角屋に定期観光コースで行きますと、「かしの式」

が、見れます。

「かしの式」 とは、云わばお客様と太夫さんのお見合いで、

お客さんが、遊ぶ太夫さんを決めますが、決めるまで何人でも

呼べたそうです。

建物も、なかなか珍しい雰囲気を持っていて、一見の価値があると思います。                               

                           

                                                    

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嵯峨釈迦堂(清凉寺)にて

2009-11-09 02:14:29 | 京都

                                                         

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これは、清凉寺本堂前にある菩提樹です。

                               

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つやのある黒い実がなっていました。

少し落ちていたので頂いてきました。

数珠玉に菩提樹がよく使われますが、

種を使うんですよね。穴がボツボツ空いている種

でしたよね。

                     

この生のままの黒い実が使えたらいいのにな。

                                 

                  

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Img_4060 阿弥陀堂

                                        

                                       

だいぶ紅葉も進んできていました。

                              

                               

                           

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太夫道中(夕霧祭にて)

2009-11-08 19:52:41 | 散策

毎年、11月8日に「夕霧祭」 が嵯峨釈迦堂(清凉寺)にて

行われます。

                                          

江戸初期の遊女で、あらゆる芸に秀でた

「夕霧太夫」 の追善法要として、本殿での舞いの奉納や、

禿(かむろ)と共に境内にて、今年も太夫道中が行われました。

                       

                

                                              

                                                      

                                                                                 

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嵐山もみじまつり

2009-11-08 18:00:00 | 京都

11月8日、嵐山渡月橋上流、大堰川に龍頭鷁首(りゅうとうげきす)の船を浮かべ

その船上舞台で、嵐山ゆかりの史跡や文化芸能が披露されました。

                               

「嵐山もみじまつり」は、昭和22年、嵯峨風土研究会が中心に始めて以来、

毎年11月の第2日曜日に行われています。

                            

天下の名勝と謳われる嵐山 小倉山のもみじの美しさを讃え、

辺り一帯を守護する嵐山蔵王権現に感謝する行事です。

                          

                        

また、清凉寺で夕霧太夫の追善供養を終えた、島原の現役の太夫さんが、

ここでも、太夫道中や、お茶のお手前を披露されます。    

                             

                    

                              

                        

水戸黄門様も、”目に入ら…入りました”

                          

太秦映画村からの出演です。

                               

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猿ケ辻

2009-11-08 01:34:52 | 京都

京都御所の築地塀の北東角に不思議なものがあります。

                         

ここは築地塀の角が内側に切れ込んでいます。

                        

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この左の屋根の下を見ますと、烏帽子をかぶりご幣を持った

猿がいます。

                    

                        

Img_3919

                      

                        

この位置、御所の北東で表鬼門にあたり、鬼が入ってくるのを

比叡山の地主神、日吉大社から来て守っているそうです。

                     

で、なぜ金網で閉じ込めてあるかといいますと、

この猿君、暴れん坊で夜になると塀から抜け出し

いたずらをするので閉じ込められたそうです。

            

修学院の赤山禪院のお猿さんと対応していっしょに

京都御所から難が去るように(さるように)とがんばっているのだとか。 (^_^;)

また、築地塀の北東角が内側に入り込んでいるのは、

鬼門である所の角をなくし、鬼が入れないようにしているそうです。

                 

Img_3925_2              

そして、御所のこの辺りを「猿ケ辻」 

と呼びます。

            

               

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自転車のわだち

2009-11-08 00:24:10 | 京都

京都御苑は、歩くところは砂利が敷かれています。

その上を歩いたり走ったりするのは、結構キツイです。

学生の頃、クラブの練習でランニングをしましたが、

足を取られて走りにくいといったらそれはもう、倍の脚力が要りました。

                 

自転車で走る時もそうです。それで…、

          

Img_3927 自転車のわだち

                       

             

長い間に、自然と砂利道にわだちが出来てしまっています。

こんなに広いのに楽に走れる所を選ぶので消えることは

無いのですね。

細いわだちですが、みんな上手くこの上を走っていきます。

ほら、向こうの方から、走ってきています。

           

でも今回歩いて思ったのですが、昔は砂利がもっとたくさん

敷いてあった様に思います。

自然に減るとは思いますが、もう前の量位にまで補充する事はないのかもしれません。しばらくしてまた行って、

チェックしてみようかな(^_^;)

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御所特別公開の展示物

2009-11-07 19:35:58 | 京都

御所の特別公開にあたり、様々な展示物がありました。

                      

                     

Img_3849_3 五節舞(ごせちのまい)

                              

この舞いは天武天皇が吉野宮で琴を弾いた時に天女が舞い降り、

その袖を五回ひるがえしたという故事にちなんだものです。

大嘗祭(天皇即位後、初めての新嘗祭)の折、舞われます。

                            

                  

Img_3701 桧皮葺(ひわだぶき)屋根の模型

                        

                      

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日像とう旙(にっしょうとうばん)と月像とう旙(げっしょうとうばん)

                             

昭和天皇の即位の礼で、庭に立てられた大旗です。

金色の太陽、銀色の月の刺繍が施されています。

                      

                           

Img_3857 帽額(もこう)

                           

即位式の折、紫宸殿の南面の長押上にかける幕です。

大正天皇、昭和天皇の即位の礼の時、使用されました。                    

                     

                            

Img_3703 威儀物(いぎもの)

                 

楯(たて)・桙(ほこ)・やなぐい・弓・太刀

今の天皇の即位の礼に際し、威儀を整えるため庭上で、捧持されたものです。

                         

                               

Img_3704 鉦(しょう)・鼓(こ)

                     

昭和天皇、今の天皇の即位の礼の時、庭に置き使用されました。

                         

                             

Img_3860 内侍臨東檻(ないしとうかんにのぞむ)

                   

紫宸殿の東縁南側で、節会の内侍(女官)が檜扇をかざして、大臣の昇殿の合図を送っている模様です。

                     

                      

Img_3711_2 西階進御膳(せいかいよりおものをすすむ)

                 

紫宸殿の西廂は御膳宿(おものやどり)といい、 節会の時は

采女(うねめ)と呼ばれる女官が紫宸殿の母屋へ御膳を運びます。

                              

                

Img_3735 軟障(ぜじょう)

                  

即位の礼についで、大嘗祭が終わると大響の儀(宴)が行われますが、

その時、両陛下の玉座の後ろにかけられる幔幕です。

千年松の墨画。

                 

                        

Img_3904_4 十二単と束帯姿

                     

Img_3906

                       

                       

Img_3907_3 二階厨子(にかいずし) 

              

蒔絵や螺鈿を施した棚で、二段になっており、下段には両開きの扉が

あります。清涼殿で使用された調度品です。 

                              

                    

これらの他にも各御殿では、素晴らしい屏風絵や襖絵も見る事が出来ました。

伝統工芸の粋を集めた非常に貴重な品々を見せて頂きました。                         

                     

                           

                      

                       

                  

                        

                        

              

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皇后宮・若宮・姫宮・の御殿と藤壺

2009-11-07 17:11:45 | 京都

皇后宮常御殿(こうごうみやつねごてん)、

若宮姫宮御殿、

飛香舎(ひぎょうしゃ)(…藤壺とも呼ぶ)

                     

先日見忘れた御所の北に位置する御殿を、5日見てきました。

2日の急な冷え込みのおかげか、紅葉も進んできていました。

                

                

                           

                                 

Img_3879

この辺りには山吹など、低木でやさしい雰囲気の木が沢山植えてあり、

何となく女性的なやさしい感じの庭で始まりました。

                             

                                

Img_3887_2 皇后宮常御殿(こうごうみやつねごてん)                         

                                

                        

                                 

Img_3885

                       

                          

                                   

Img_3884_2 皇后宮常御殿

畳のヘリの色が赤いです。(@_@)

                        

                           

Img_3892 玄輝門(げんきもん)

                            

女御入内の儀式の際用いられました

                          

                              

Img_3893 朔平門(さくへいもん)

                     

京都御所の最も北にある門で、南の建礼門に対峙しています。

こちらも玄輝門と同様、女御入内の儀式の際に用いられました。

                      

                         

Img_3900_2

                                     

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Img_3895_2 飛香舎(ひぎょうしゃ)

              

平安京内裏の様式を伝える桧皮葺寝殿造りです。

女御入内の儀式に用いられましたが、元来女御が日常過ごした所です。

                     

中庭に藤が植えてあるので「藤壺」 とも呼ばれました。

                       

              

”いづれの御時にか 女御・更衣あまたさぶらい給いけるなかに、

いと、やむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり”

で始まる「源氏物語」 の舞台になった所なのでしょうか…、                               

                               

                               

Img_3896 飛香舎

                          

                             

Img_3898 若宮・姫宮御殿

                       

皇子、皇女の御殿です。

                              

                  

Img_3899 若宮・姫宮御殿 

                            

                     

これで、京都御所の特別公開の所、すべて見る事ができました。m(__)m

                                   

紅葉し始めた木々のあでやかさも添えられてか、女性の住まわれた御所の辺りは

そこはかとなく雅びな香りが漂う様で、粗忽、がさつな私もしばししとやかさが

にじみ出てきた様な……、ナイナイナイ

                          

                        

                                 

                  

                            

                      

                             

                          

                           

                          

                           

                       

                              

                               

                       

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御常御殿・御涼所

2009-11-06 23:03:44 | 京都

                                                                     

Img_3872 御常御殿(おつねごてん)東側

Img_3873_2 上に同じ

                              

                                         

室町時代以降、天皇が日常生活の場とされた所で、御所の中でもっとも広く

内部は15部屋からなる入母屋造り桧皮葺(いりもやづくりひわだぶき)の書院造の建物です。

この御殿より北側は奥向きの御殿といわれています。 

                                   

                                    

Img_3752_3 御内庭(ごないてい)

                               

                           

曲折した遣り水を流し、土橋や石橋を配してあります。

                            

                                   

                          

                             

Img_3760迎春と 御涼所(おすすみしょ)

                           

                    

御常御殿の北側の御殿です。

手前: 名前の通り、迎春は新年を寿ぐ御殿です。

右奥: 御涼所は夏の暑さを凌ぐための御殿です。

もし、間違っていたらごめんなさい。m(__)m

この辺まで来ると、とにかくよく似た形でもう分からなくなってきました。(T_T)

                          

                                

Img_3876 南から見た御常御殿

                     

                                    

例年の一般公開範囲はここまでです。

今年は天皇御即位20年記念として、

北側にある皇后、姫宮、若宮の殿舎も

見る事が出来ました。

                              

去る2日、北の御所をうっかり見落とした私は、

20年に1度かもしれない、この好機を見逃す手はないと

5日、またもや出掛けたのでした。(^_^;)         

                             つづく

                                           

                                                         

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