kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

地震殿

2009-11-06 12:54:10 | 京都

内裏といえども、当然自然災害は避けてはくれず、

御常御殿(おつねごてん)や、皇后宮常御殿(こうごうぐうつねごてん)のそばには

「地寝殿」 という、「地震の際の避難所」 が設けられているのです。

                    

Img_3758_2 地寝殿(じしんでん)

                           

御常御殿東側の御内庭(ごないてい)の中にあります。

                          

                            

Img_3888 地震殿

                                   

こちらは北側の皇后宮常御殿のそばにある地寝殿です。

どちらも、御殿から少し離れたお庭の中にありました。

                       

                       

実際、地震による災害というのはさほど無かったようで、

それよりも、火災による被害が幾度となく繰り返され、

再建され、今日に至っています。

火災の原因にはいろいろあり、

御清所(台所)から出た火、公家の家、町民の家から類焼、

また昭和29年には、鴨川の花火の火が移ったというのもあったそうです。

                             

天明の大火の時、時の老中松平定信が、焼失した内裏を

平安朝の古制に従って復興させました。

                              

                         

( 「冷泉家」 は和歌で有名な現存する公家ですが、

こちらの邸宅は御苑の北の今出川通りを挟んで北側にあります。

江戸時代の公家の住宅の様式を完全に残す唯一の家です。)

                            

                            

                             

当然のことながら、今のように消防自動車もなにもなく、

「火勢」はほぼ「風」まかせだったようです(^_^;)\(ーー゛)

                             

                   

そんな中、お庭というのは消防用貯水池の役目もあったのかな?

と思いました。

ま、化学消防車は必要無かったとは思いますが…?

                          

                             

                          

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色と光の空間

2009-11-06 10:34:24 | 京都

                      

                   

御所の荘厳な御殿とは、打って変わった雰囲気ですが、

ここも京都御苑内です。

「中立売展示ホール」 に立ち寄りました。

ここは中立売御門からすぐの所にあります。

                           

                    

Img_3791_3

                 

京都御苑の四季折々の行事や花、木、草の写真の

光のパネルが展示されています。

                           

                  

Img_3785_2 きのこ、とてもかわいいなと思いました。                             

                       

                                 

                                

色と光の空間は、御苑の中でまるで別世界でした。

そして、隣には「中立売休憩所」 があります。

中央には、

                   

Img_3792 薪ストーブ、これで冬も暖か

                                

                                 

ここはおうどん等が食べられるようになっています。

きつねうどん、おいしかったです。

冷たい雨でかじかんだ手に、とっても温かかったです。

           

                  

                        

                       

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小御所・御池庭・蹴鞠庭・御学問所

2009-11-04 22:51:42 | 京都

清涼殿から紫宸殿の裏(北側)を通り、

「小御所(こごしょ)」 「蹴鞠の庭」 「御学問所(おがくもんしょ)

と進みますが、それらの正面に「御池庭(おいけにわ)」 が

広がります。

                        

                    

Img_3734 御池庭

                        

                                  

見事な回遊式庭園です。

いくつかの橋、州浜、舟着への飛び石、樹木、野鳥も多く中にはサギなども生息するとのことです。

                           

                       

Img_3730_2 御池庭にかかる欅橋

                     

                    

その向こうにかかる虹の橋 (*^^)v 

                        

                          

                           

見学者はこの橋は渡ることはできません。

                            

                           

虹の橋は?  あなたの気合い次第です (^_^;)

                                  

                       

                           

                             

Img_3738 小御所

               

                        

平安内裏にはありませんでした。1251年に造営されています。

鴨川の花火の火が移り焼失し現在のは1958年に再建されました。

                                       

「御元服御殿」 とも言われ立体子の儀式などに用いられました。

また、将軍や諸侯と対面される場所にもなりました。

1867年、「王政復古の大号令」 の際の「小御所会議」 の行われた所でもあります。

                                     

            

※※※平安時代の寝殿造りから室町時代の書院造りへの移行時期のもので、

両方の建築様式の融合した御殿です※※※

                              

                             

Img_3740 蹴鞠の庭です。

                          

正方形に近いですが、大きさはフットサル場の半分?やっぱり分かりませんm(__)m

                          

向かって左に「小御所」 右に「御学問所」 があります。

白壁の所は回廊です。

御学問所には、特別に宮中の装束が、展示してありました。

                       

                       

Img_3741 威儀の者(いぎのもの)

                                   

威儀の者とは、天皇即位の礼の時紫宸殿の庭上両側に並び、警備の任に当る武官で、

剣、弓を持っています。            

               

                               

Img_3742 捧持者(ほうじしゃ)

                     

捧持者とは、即位の礼で儀式の威儀を整えるため

庭上に並び、威儀の物(太刀、弓、)を持つ者です。

                          

                                

Img_3751_2 紅葉は?

                              

Img_3752 ほんの少し、

                           

                      

京都の町中は、11月半ば以降から後半がきれいになります。

北山など、京都市の北部はそれより少し早いです。

                                   

2日の日の木枯らし一番が連れて来た突然の冷え込みに、

紅葉にも拍車がかかるかもしれません。

                             

同時にインフルエンザの襲撃も…、  皆さま御自愛を。

                              

                            

                                   

                       

                       

                   

                  

                           

                  

 

                         

                         

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京都御所・清涼殿

2009-11-04 17:59:23 | 京都

                                     

                                             

最も格式の高い正殿である「紫宸殿」を見て、次に

「清涼殿」 のある所に進んできました。

                 

すると、”なんということでしょう!” 

(劇的ビフォーアフター風に読んで頂けるとうれしいです(^_^;))

                      

                      

Img_3724_2

                           

                           

北東あたりの方角に虹が出ていました。

しかも、虹の二段重ねです。

にじとにじで、よ…、自粛します…m(__)m

                     

見学されている他の皆さんも大騒ぎでした。

               

外国の方も、『Rainbow…double…*?+$”?#?…!』

と話されているようです(^_^;)

                          

             

Img_3716 清涼殿の蔀戸(しとみど)

                               

清涼殿といえば、白黒のコントラストの美しい蔀戸(しとみど)が見どころだと思います。

平安時代には天皇の日常の生活の場とされた御殿です。

                               

                                      

                        

                                 

Img_3713_3 清涼殿

                                 

                              

入母屋桧皮葺(いりもやひわだぶき)の「寝殿造り」です。

現在の御殿は、平安時代と場所も違い小さくなっていますが、

1855年に再建されたものです。

                       

                          

Img_3714 昼御座(ひるのおまし)

                               

清涼殿の中央奥に玉座が見えますが、御休息の御帳台(みちょうだい)で、

その手前に厚畳の御座「昼御座」(ひるのおまし)があります。

                        

                                 

Img_3712 清涼殿(南から見てます)

                                       

                                       

今の清涼殿は、平安時代のものではありませんが、

古式にのっとった寝殿造りの御殿です。

                

「源氏物語に書かれた出来事は、ここで展開したのだなあ」

と、思ってしまうような雰囲気です。

                              

名前の通り清涼殿からは清々しさを感じます。

それで…、夏は涼しく過ごしやすそうですが、

冬の寒さは耐えがたいものがあったのでは?

と要らぬ心配をしてしまいました(^_^;)

                      

                        

紫宸殿のどっしりとした男性的で厳かな風格に対し、

やはり清涼殿は繊細な女性的な魅力を感じます。

                                        

                                        

「十二単姿になって、ちょっと清涼殿に座ってみたいな。」

などと、あらぬことを考えながら次へと進みました(^_^;)

相変わらず、雨は降ったり止んだりです(>_<)

                         

                        

                               

                    

                            

                   

                       

                                       

                        

                            

                        

                                 

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京都御所

2009-11-03 16:13:53 | ブログ

きのう見てきました御所をなるべく参観順路に沿って

写真を並べてみました。

          

Img_3677 御車寄(おくるまよせ)

                           

昇殿を許された者が正式に参内する時の玄関であり、諸大夫の間や清涼殿等とつながっています。

                              

                             

Img_3679

Img_3680

                                 

鶴の図                    桜の図               

Img_3682  ※諸大夫の間(しょだいぶのま)

             

正式に参内した者の控えの間で、身分の上下により異なった部屋に控えました。

 

              

虎の図                       

                              

                  

位の高い順に                                   

一、虎の間: 虎の図(岸岱・がんたい筆の襖絵)

二、鶴の間: 鶴の図(狩野永岳・かのうえいがく筆の襖絵)

三、桜の間: 桜の図(原在照・はらざいしょう筆の襖絵)

                        

                         

Img_3685 新御車寄(しんみくるまよせ)

                         

                   

大正天皇の即位礼に際し、建てられたもので大正以後の天皇皇后両陛下の玄関です。

                             

                         

Img_3687 新御車寄の横には朱塗りの回廊に囲まれた

紫宸殿の屋根が見えます。

                           

                        

Img_3693 建礼門(けんれいもん)

                       

                      

京都御所を囲む築地塀(ついぢべい)の真南側の門で、それを内側から見た所

                           

                      

Img_3695_2 紫宸殿を囲む回廊

                                  

そこには、各華道の生花が置かれていました。

                              

             

Img_3697 Img_3698

Img_3700

                                      

                

Img_3692 回廊にある承明門の向こうに紫宸殿が見えます。

                                    

                                   

Img_3707 紫宸殿

                                 

                         

紫宸殿は即位の礼など、重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿である。

中央には天皇の御座「高御座・たかみくら」とその東に皇后の「御帳台・みちょうだい」が、置かれている。

                                

                           

Img_3708

                                

                             

Img_3709 紫宸殿前の「右近の橘」

                       

向こう側に見えるのが「左近の桜」

                              

                         

下手な写真ばかりで、これならパンフレットの写真のスキャンの方がよかったかなと思ってます。(^_^;)

お見苦しい点、お許しくださいm(__)m

                          

さて、次は私の一番好きな「清涼殿」へと、進みます。

                       

                            

                     

                             

                              

                     

                         

                                

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京都御所特別公開2009秋

2009-11-03 13:54:00 | 京都

すこし、ご案内を、

                       

京都御所では11月1日~10日

午前9時~3時30分 の日程で

(但し、最終退出時刻は午後4時30分です)

             

「天皇陛下御即位20年記念」として、特別公開が行われています。

                   

※※※ 今回は例年の公開範囲に加えて

北側の殿舎・門も公開されています。※※※

              

                         

こちらは、「皇后宮常御殿」 「若宮・姫宮御殿」 「飛香舎」 「朔平門」 です。

あと残り一週間の公開に行かれる方がありましたら、

ぜひ、北側も漏らさずご覧になられますように…。

                 

そういう私は、昨日行ったものの、       

「北側の殿舎・門」 の公開に気付きませんでした。(>_<)

残念でなりません。

でも、パンフレットだけはきちんと頂いてきました(^_^;)

                  

Img

                      

                        

北側の殿舎をやはり見たくて、

なんとかもう一度行けないものかと目論んでいます(^_^;)

おそらくその日は、雨となることでしょうね(ーー;)

                

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木枯らし一番

2009-11-03 12:31:15 | 散策

昨日、午後からは朝と打って変わって、

突風が吹き荒れ、雨も降りだし、気温はぐっと下がり、

まるで晩夏から冬、のような変りようでした。

                

               

駅のホームで電車を待っていた私は、風の強さと

吹き込む雨で、息がしにくいわ、よろけそうになるわ、

髪はクチャクチャやわ、手は冷たいわ…、(>_<)

                      

ホームの鉄柱25㎝幅に顔を隠し、柱に軽くつかまり、

風を防いでいました。

                       

いや、『そんなオーバーな~』 と思われるかも知れませんが

本当なんです。

               

(ちょっと調べてみますと、

強風~疾強風 風速にして、10mから20mです。

私の体感的には、傘はさせない、風に向かって

歩きにくい。そんな感じです。)

                         

              

                            

家を出る時は、まだそんなでもなく、突然の変化に

どうしようもなく、傘も持たずに外出する羽目になりました。

やはり雨女のようです(T_T)

         

                  

                     

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道には強い風も手伝ってか、まだあおいどんぐりや、

枯れ葉がいっぱい落ちていましたし…、

                       

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ショッピングセンターには、イルミネーションが灯っていました。

                        

               

突然の「木枯らし一番」 に

冬の到来を、

身にも心にもがっちりと受け止めた一日でした。                

                           

                      

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ぷっちょ東京限定

2009-11-01 16:45:16 | 食・レシピ

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ぷっちょ・おもて           ぷっちょ・うら

                              

                                   

所用で東京に行った会社の仲間のおみやげです。

          

「東京限定・ぷっちょ・バナナ」

           

白いぷっちょの中に、黄色いグミがポツポツ、

                 

全体からほのかにバナナの風味がしました。

                  

去る9月25日には、同じく会社の仲間に頂いたのは、

               

「北海道限定・ぷっちょ・夕張メロン&ヨーグルト」

                    

               

                     

「ぷっちょ」は全国すべてのバージョンがあるのでしょうか?

                                        

                       

                 

                                 

                     

                                   

                                  

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あかり

2009-11-01 15:49:44 | 散策

きのう、K駅周辺で『まちあかり・はなあかり・ゆめあかり』

               

というイベントが催されました。

                     

町のあちこちを灯りで飾り、

                 

音楽のイベントや物つくりのコーナー、食事コーナーを

                 

展開していました。

              

               

夕方になっても、冷え込む事も無く雨も降らず、

                

大勢の人出でした。 私もちょっと見てきました(^_^;)

              

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↑ 「堺の刃物」 から職人さんが来られて鉄を打つためコークスを燃やして火をおこしていました。

                           

                    

                           

                       

「まちづくりNPO」主宰のこのイベントも、

人口増加も手伝い、年ごとに盛大になってきていました。  

                     

                                

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