四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

東京駅丸の内口

2005-10-26 22:41:13 | 生かされて今日
 旧国鉄本社の跡が左の高層ビルに変わっています。変化のスピードに着いてゆくのが大変な時代となった。後生大事・不動の信ではなく、「浮動」のやわらかな心眼が要る。
硬く一点を見つめると閉塞する。車を運転する時のように左右のミラー、バックミラーをバランスよく見る調和が大切だ。はかない動くものに執着、とらわれるのは危険を招く。
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地図の泰斗

2005-10-26 11:31:52 | 生かされて今日
 中学時代、温顔の寺園先生の地理の授業は大好きでした。いまでも詰まっている内容にくらべて地図は安価だと確信します。怨念の歴史を刻む現場ですもの。
「伊能図」は現代の科学が調査した地図とほとんど誤差が無いそうですし、家督をゆずって50歳から天文学に打ち込まれた向学心、一歩一歩奄美大島から北海道まで気が遠くなる現地調査を18年間なされた高く尊い志に合掌しました。写真左すみに彼が天文学を学んだ高橋至時(よしとき)の墓、写真には無いが江戸初期の侠客・幡随院長兵衛の墓が並んでいるのも摩訶不思議。
東上野の源空寺です。源空は法然上人のお名前。
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