四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

山居倉庫

2006-10-28 05:19:18 | 俳句
 ♪五六滴山居倉庫に雁の声   駿

かりがね、かりは古来和歌にうたわれてきました。

「初雁(はつかり)のはつかに声を聞きしより中空(なかぞら)にのみものを思ふかな」

古今集の凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)で、恋の歌です。カリの鳴き声はさびしいですものね。
 ケヤキもみぢのまにまに棹の雁が見えて感動しました。秋の山居倉庫は裏側が絶景です。稲荷神社のしめ縄はもちろん「今年藁」、「新藁」です。
コメント