四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

十月のうた

2006-10-30 14:06:06 | 俳句
 「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」 『奥の細道』松尾芭蕉
過ぎ行く月日を旅人になぞらえて、光陰矢の如し、つまりこの世の無常を言っています。緑の黒髪の新入社員の大阪時代もつい先日のように感じられます。
豊かな実りの日々も晩秋に入ります。よき出来事の十一月となりますよう。

♪アベックの前に出にけり月の人  駿
♪雁の声山居倉庫にしたたりぬ   駿
♪恋ふたつの寮売られけり冬桜   駿
コメント (2)