「万葉集」を編纂した歌人、大伴家持(おおとものやかもち)の三首をどうぞ。
彼は転勤族で、今の富山県高岡市に赴任しております。
うぐいすが鳴き出しましたが、夕方は孤独を感じますよね。春愁の歌です。
♪春の野に霞(かすみ)たなびきうら悲しこの夕影にうぐひす鳴くも
♪我がやどのい笹(ささ)むら竹吹く風の音のかそけきこの夕べかも
♪うらうらに照れる春日(はるひ)にひばり上がり心悲しもひとりし思へば
彼は転勤族で、今の富山県高岡市に赴任しております。
うぐいすが鳴き出しましたが、夕方は孤独を感じますよね。春愁の歌です。
♪春の野に霞(かすみ)たなびきうら悲しこの夕影にうぐひす鳴くも
♪我がやどのい笹(ささ)むら竹吹く風の音のかそけきこの夕べかも
♪うらうらに照れる春日(はるひ)にひばり上がり心悲しもひとりし思へば