桜の咲く頃はあわただしい。私でさえ朝の桜は、夕方の花はどうなっている、あそこに咲く山桜は如何と、心が騒ぐものです。
美男子の誉れ高い、在原業平(ありはらのなりひら)の歌に、
♪世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 古今集
本居宣長の歌
♪しきしまのやまと心を人問はば朝日に匂ふ山桜花
芭蕉翁
♪さまざまの事思ひ出す桜かな
富安風生
♪まさをなる空より枝垂桜かな
美男子の誉れ高い、在原業平(ありはらのなりひら)の歌に、
♪世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 古今集
本居宣長の歌
♪しきしまのやまと心を人問はば朝日に匂ふ山桜花
芭蕉翁
♪さまざまの事思ひ出す桜かな
富安風生
♪まさをなる空より枝垂桜かな